そうは言ってもやはり和食。京都には超有名な料亭がいくつもある。さすがに超高級店には気軽には行けないが、気楽に(?)京料理を楽しめる店もいくつもある。露庵菊乃井もその一店。『菊乃井本店に比べてカウンターで気軽に本格的な料理が楽しめる』とガイドブックに書いてあったので予約してみると「本日は座敷も空いておりますので、よろしければご用意できます」と言ってくれたのでありがたく座敷にしてもらう。場所は四条から木屋町通りを下がったところ。入り口も仰々しくなく、いい感じ。なにせ気軽と言われればGパンにTシャツ。通された座敷は10畳は有にある部屋で、大きな黒塗りの机に掛け軸。なんともりっぱ。もう少しちゃんとしたカッコで来れば良かったと思う。気軽な服装でと言われたら、ネクタイは要りませんということで、Gパンはラフということか。
料理は久留美豆腐にデラウエアから始まって、かますの焼き目寿司や酢だち釜などの入った虫篭の八寸、明石鯛、車海老などの向付、鱧と松茸の碗、焼き物、鴨ロース、などなど最後のご飯は雲丹ご飯、そしてデザート。細かく書けばきりがないので主なものにしましたが、充分な質と量にご飯はギブアップでした。さすがに京都のお店は料理が丁寧な気がします。懐石っていいなっと最近おもうようになった。