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2002.11審判講習メモ

球審編

@『整列』させ、『Aチーム対Bチームの試合を開始します』と言って、ルールの説明。双方キャプテンに握手をさせ、『礼!』と声をかけて全員に礼をさせ守備につかせる。

A投手の投球練習は、初回7球、その後は4球。投球練習中は守備側のベンチ寄り、ファウルグラウンドに立つ。『残り4球』などというように声を掛けてやってもよい。プレイ後は捕手の真後ろに立ち、投手がセットすると同時に腰を低くする。但し、膝をつくことはボールをかわす動作に支障が出るので避ける。

Bストライクの判定は『バッターの後方の足の膝を通過した球』までが低めである。生駒では、『より低め』をとる審判が多いので注意して欲しい。よほど緩い球で無い限り、ワンバウンドの球がストライクになることはない、と考えられる。高めはベルトと肩の中間となる。ユニフォームのロゴにかすればボールと判定すればよい。

C左右のストライクゾーンについては、球とベースの間に隙間が見えればボールである。少しでもベースをかすめればストライクとなる。バッターの姿勢は立ったときの姿勢ではなく、球を打ちに行ったときの姿勢が基準となる。

D内野フライは球審が判定する。判定が困難な場合は、必要な塁審を指差し、判定するように促す。本塁への突入がない場合は、フェアグラウンド内に入って判定するよう心がける。

E外野フライがあがった場合は、その方向の塁、1塁もしくは3塁の判定を行うよう、その塁側のファウルグラウンドで1/4程度まで進む。特に3塁ランナーのタッチアップを判定するときは、3塁とフライの捕球を同時に視野に入れることが出来る位置にまで速やかに移動する。

Fボークの判定:現在は、1回目のボークに対しては警告・注意にとどめ、次回からボークをとる旨を伝えるようにしている。一応このように対応して欲しい。

Gインフィールドフライはあまり宣告しないほうがよい。故意ではない落球の可能性が高いため。もちろん状況(満塁など)によっては宣告してよい。

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