ウォームアップすることによって,心拍数,呼吸数,そして血圧などが増加してきます。心臓から押し出される血液量,拍出量は
安静時1分間に5800ml程度ですが,
軽い運動をするうちに下記のように増加します。
安 静 | 軽い運動 | |||
拍出量(ml/分) | 5800 | 9500 | ||
@筋肉 | 1200 | 4500 | ||
A心臓 | 250 | 350 | ||
B脳 | 750 | 750 | ||
C皮膚 | 500 | 1500 | ||
D腎臓 | 1100 | 900 | ||
E内臓 | 1400 | 1100 | ||
Fその他 | 600 | 400 |
ウォームアップにより,皮膚や筋肉への血流量が増え,最大の利益である体温の上昇を生じる
ということなのです。
この体温の上昇の次に、重要な利益は,外傷や障害の発生の防止に役立つということです。これは、ウォームアップによって筋中の血流量が増加します。それによってより筋肉の柔軟にすることができるのです。
これとは逆に,筋肉が冷えると柔軟性や弾力性が悪くなり,損傷や断裂を起こしやすくなります。(注)
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