体調   バランス   最新 2011/08/24    寒熱   ツボ   不具合

季節の情報 〜スパイラルテーピング〜 


  皮膚には皮膚血管,温・冷受容器,あるいは汗腺など体温調節にとって重要な器官が存在しています。
血液は,体の中で発生した熱を移動し,皮膚血管の働きによって体の表面から放散(放熱)する熱量を調整し,体温を調節しています。
運動をして発生する熱の量が増えたり,暑い環境に居るだけで体温は上昇し熱放散の必要性が増します。
多くの動物は発汗により,水分蒸発を盛んにして体温を下げる働きをします。汗でぬれた皮膚から蒸発する熱量は,体温や発汗量,あるいは
環境気温,湿度,風(気流)などの環境条件によって左右しますが,100gの汗で約1℃体温を低下させると言われています。
汗は体温を調節するうえで,重要な役割を持っています。発汗能力は動物によって大きく異なりますが,人がもっとも良く発達しています。
人が砂漠などの暑い地域でも生活できるのは優れた発汗機能のおかげなのです。
          
  1.  運動する環境場所を考えること  熱中症の発生には気温・湿度・風速・直射日光などが関係するので場所を選んで活動しましょう。
    同じ気温でも湿度が高い,風がない条件で危険性は高くなります。  WBGT指標を参考にしましょう。    独立環境衛生所による熱中症予防情報です。    独立行政法人 独立環境衛生所
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  3.  休息を早めにとること  夏の炎天下,だるさを感じたり,やたら生あくびが出たり,頭が痛い,気持ちが悪いなど熱中症の初期症状の可能性あります。  
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  5.  水分ミネラル糖アミノ酸など補給をおこなうこと  毎朝起床時に体重を計ると疲労の回復状態や体調のチェックに役立ちます。また,運動前後に体重を計り失われた水分量を求めましょう。運動による体重減少が2%をこえないように水分を補給!
  BCAA(Branched Chain Amino Acids:分岐鎖アミノ酸;バリン、ロイシン、イソロイシン)を運動後に補給してスポーツ後の筋肉痛,体力低下.肩こり等を予防しよう。

    筋肉は熱環境により力を発揮できなくなり,適度に冷やすことで復元するようです。
冷やし過ぎは柔軟性や弾力性を低下させ,損傷断裂を起こしやすくするので注意が必要です。(注)


スパイラルテーピング療法では,寒熱判定をおこないます。
      場合により,『熱中症の予防:スパイラルテーピング』 『寒熱:体調管理』をおこないます。
                        ケガや障害予防にもこの時期大切です。



――――  外部リンク 大塚製薬による熱中症予防情報です。  熱中症 予防 《 大塚製薬 》   ――――


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