スパイラルテーピングの歴史

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    スパイラルテーピングの歴史は30年と言われています。
大阪 大東市で整骨院を営む 田中信孝先生の発案 から生まれたものです。そもそも スパイラルテーピングは,捻挫やケガをした患者さんたちに,巻いていく包帯の向き(方向性)から発案されたもので,包帯の技術よりも,巻く方向性によって  "痛みや腫れ"  のひき方に大きな差が生じる というものでした。

元々鍼灸師であった田中会長は,素門霊枢,難行,鍼道発秘などから田中式理論をテーピング療法に取り込むことに成功しました。スパイラルはらせんという意味ですが,単にラセンということではなく,からだの持ち得る幾多のバランスの取り方を研究した結果,多くの症例を通じて,解剖学 と 東洋医学 そして 力学 などの理論を組み立て
                統計的に有効度の高いスパイラルテーピングを今尚発表され続けております。

平成4年にスパイラルテーピング協会が発足し,昨年20周年記念シンポジウムも行われ,学術団体としても進化が見られるスパイラルテーピングです。
スパイラルテーピングは,スポーツ選手にとどまらず,お子さんからご年配の方々にも,日々体調管理やケガのお手当てに用いられるほか,姿勢を維持するしくみに対しても,
是非是非ご活用していただきたいと考えています。



   札幌医科大学付属病院リハビリテーション部(石井清一元教授)・理学療法士 大畠純一 研究グループは
       「脊髄小脳変性症」患者にスパイラルテープを初めて適用。 姿勢バランス・歩行改善が見られたという。
                    肺活量増加した症例    姿勢バランス改善した症例
           外部リンク   紀要論文データベース 792  脊髄小脳変性症(SCD)3症例へのspiral tapingによる立位バランスの効果
           外部リンク   J-STAGE 792  成人中枢性疾患 (791・792掲載の右側です)

   英生会野幌病院リハビリテーション科 大畠純一グループ・札幌医大医学部 生理学第1講座 當瀬規嗣教授
       らは、男女腰痛症77症例にスパイラルテーピングの処置をし,VAS法により疼痛を FFD変法で可動域を
       評価し、改善・有効を示した。
           外部リンク   紀要論文データベース 400  男女腰痛症77症例に対するスパイラルテーピングの処置とその評価
           外部リンク   J-STAGE 400  骨・関節系理学療法 19

   大阪市立大学 羽間鋭雄元教授(当時助教授)研究グループによる体力医学会において
       「スパイラルテーピングの効果に関する一考察」を発表。 皮膚温が上昇した症例        皮膚温が下降した症例
           外部リンク   紀要論文データベース 189.テーピング(スパイラルテーピング)の効果に関する1考察
           外部リンク 
  CINII論文PDFオープンアクセス  【リハビリ・運動療法】189.

   NATA(全米アスレチックトレーナーズ協会)の公認プロバイダーとして認定されており、
       トレーナーの継続教育のカリキュラムに導入されています。
           外部リンク NATA(全米アスレティックトレーナーズ協会)

   ブラジル連邦共和国のP・T(理学療法士)のカリキュラムにスパイラルテーピングが登場。
           外部リンク スパイラルテープブラジル協会


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