前置きインタークーラ、インジェクター５５５ｃｃ、Ｚ３２エアフロ他取り付け！

なんだかんだで取り付けてしまいました。
ずーっと前から欲しかった品物だけに、金額も結構なものになりましたが今の所満足です。（セッティングまだだけど…）

シルビア（Ｓ１４）はブースト０．９ｋでインジェクターが１００％噴いてる状態で空燃比が薄くなってくるので、サーキットとかではブーストを下げる必要があります。
そんなんじゃぁダメっしょ？（等長エキマニもセットした事だし）
で、思い切ってチューニングです。

前置きインタークーラを初め、燃料不足を補う５５５ｃｃ/ｍｉｎインジェクター、Ｚ３２用燃料フィルター等です。（それから以前購入していたＮＡ用ビックスロットルもです）
燃料フィルターは保険のために交換する事が進められます。
結構金額がはりますが、いままでこつこつ貯めていたものをドバッと使いましょう(^^ゞ


＜前置きインタークーラ装着＞

まず、部品関係です。

その他、グラインダーは必要です。

↑うーん。美しい。うっとり（はぁと）

取り付けに関しては、付属の説明書をよーく、じっくり読んでから作業しましょう。
特に難しい点はなさそうですが、大変な作業が多いです。バッテリーの底板にΦ８０くらいの大穴を開ける必要があるし、純正で開いている穴にインタークーラへ入る配管を通そうとすると、穴が楕円になっていたので、やすりで穴を大きくしたり…
微妙な作業が必要です。
あとは根気です。（結構時間必要です）
取り外す部品が結構ありますね。
フロントバンパーから、ヘッドライト、純正パイピングやインタークーラ等々…（要領書も参考にしてください）
バンパーを何度か取り外した事のある人なら問題なく脱着容易ですが、初めての人はとまどうと思います。
あと、少しとまどったのが、ウォッシャータンクの位置がえです。
位置がえと言っても、取り付け方向が変わるだけですが、取説に詳しく書いていなかったので少々悩みました。
あと、私の車はＨＩＣＡＳ付き車で、ＨＩＣＡＳ付きの車は中途半端なＯＩＬ冷却管みたいなのがウォッシャータンクの横にあります。（下の画像のインタークーラの左側のコの字の配管です）
これがまともに前置きインタークーラの配管に干渉して…
適当によけて対応しましたが、いったいこれは意味あるのかな…？
それと、フロントバンパーをとめているバンパーフェーシアブラケットを相当加工しないとダメです。
これにはサンダー（ディスクグラインダー）が必要不可欠です。
かなり火花とばしながらやってましたから…（ご近所さんすんません）
それから、フロントバンパーの切削も結構多いです。
なんだかんだで、結構ボリュームのある作業だと思います。
一番気を使ったのが、前置きＩＣの配管です。無理にこじった状態にならないように気をつけましょう。
全ての作業を終えるのに２日ほどかかったでしょうか？余裕を持った作業が望ましいです。

↑純正のインタークーラとトラストのインタークーラの比較です。すっごでかい！
（てか、すっごいちっちゃい）
注）決して遠近法ではありません
　

↑こんな感じです。りりしい。

＜インジェクター装着＞

↑やっぱ新品はいいよねー（高いけど）。堂々の５５５ｃｃ/miniだぁ

↑コネクターです。
Ｓ１４はフューエルデリバリーに直接レギュレターは付けれません。(スペースの関係上）
ですから、純正のレギュレターをこれに交換して、配管をレギュレターまでひっぱります。

↑で、これが燃圧調整用のレギュレター。
５５５ｃｃのインジェクターなのでイニシャル３．１ｋｇ／ｃｍ２程度にセットだよ。
で、取り付けブラケットが変な角度で付いているので、取り付けステーを自作
（変な角度なので作るのに苦労したよ…）

↑左がS14ノーマル燃料フィルター、右がZ32用です。めちゃでかい。

ＳＲの場合インジェクターの交換は、インマニの上半分（サージタンク）を外さないとダメです。
これが結構やっかいで、たくさん配管を外さないといけません。
スロットルにも水やらエア配管があるし、サージタンクにもエア配管や配線が絡まってます。
マジック等でどこの配管か忘れないようにマーキングが必要ですね。（マーキングしていても１本配管忘れてましたから…（汗））
はじめは、インマニをずらして作業しようと思ったのですが、インジェクターが抜けにくそうだったので、取り外す事にしました。
インマニ内部はきれいな状態で、ブローバイ等はほとんど無く、よい状態のエンジンだなー。と感心。
（オイルキャッチタンクの意味なしなし）
　

↑取り外したサージタンクの裏側です。普段ではめったに見れないので記念に撮影

それから念願のインジェクター交換です。
横に見える紫のインジェクターが純正の３７０ｃｃ
で、５５５ｃｃ（黄色）を装着です。（下の画像）
当然はじめにする事は…そうですね。燃圧除去です。
要領書ではフューエルデリバリーごと外して、それからインジェクターを押し出すように記載されていますが、ｎｉｓｍｏショップに電話で聞いたところインジェクター単体で取り出せるとの事でしたので、その方向でやってみました。
取り外しは、少し硬いですがプライヤでインジェクターの頭を回しながらひっぱります。
すぽんっと抜けます。ガソリンが多少飛散しますので、ウエス等で囲います。
取り付けは簡単です。
新品のＯリングをインジェクターにはめ、エンジンＯＩＬを塗り、すべりと密着性を確保してから挿入します。
無理に押し込んでも入らないので、インジェクターホルダーを付け、ネジでしめこんでいくうちに自然と入ってゆきます。
こじったりしないように、丁寧に、慎重に、やさしく…（はぁと）
　

↑エアコンプレッサーがあれば、事前にエアブローして付近の粉塵を飛ばしましょう。

そんな作業を４回繰り返し完了です。

それからついでではありませんが、燃圧設定の為にフューエルレギュレターの取り付けをします。
純正配管をうまく利用して配管すると目立ちません。
プレッシャーレギュレータは右ストラト脇に付ける事にしました。（みなさん何処につけてます？）
適当に無理の無いように配管してゆきます。
フューエルフィルターも忘れず交換。（案外大変）

＜Ｚ３２エアフロ装着＞

エアフロはヤフオクでＧｅｔです。
でも普通だとこんなに安くは手に入らないかも？
エアフロをＺ３２に交換すると、純正のサクションもＳ１４に付いていたエアクリーナも使えません。
どうしようかなー。と悩んでいると、やっぱりあるんですね。隙間産業みたいな品物が…（いえ、トラストは立派なブランドですが…）
ＨＫＳとかのサクションキットはとっても高いですが、トラストのＳ１４用サクションキットはＺ３２エアフロ用なのでＺ３２用のカプラーも付いてきます。
これで￥１５，０００はお得でしょう。
ちなみに定価はもっと高いですが、通販より安い個人売買ルートを見つけたので、この値段です。前置きＩＣも一番安い通販よりも安いと思いますよ(^_^)v

↑いわずと知れたＺ３２ターボ用エアフロです。

↑トラスト　サクションキット
うーん。これだけそろって、この値段はかなりお得でしょう。

取り付け作業は、いたって簡単です。
付属の取り扱い説明書を見て楽勝です。
エアフロの電気配線は半田づけで対応です。
私はあまり半田づけはしないほうですが、こればっかりは半田をおすすめします。
トラブルを未然に防ぐためにね。

↑Ｚ３２エアフロ（左）とＳ１４純正のエアフロ（右）です。
これでもか！ というくらい穴径が違いますね〜。
相変わらず比較の好きな私です。

↑取り付け後です。
うんうん。いいかんじ。

＜作業後記＞
なんだかんだでトータル日数１週間ほどでしょうか？
なかなか手の込んだ作業になりましたが、今のところ概ね（オオムネ）良好です。
でも、取り付け作業もさることながら、これからのＥＣＵセッティングが肝になってきますね〜。
ＥＣＵのセッティング次第で、交換した部品が生きるか死ぬか… エンジン死んだら困るけど(^^ゞ
それではＥＣＵのセッティングに移りましょう。

↑こんな感じ〜。いいねー。