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自律神経・自律神経失調症とは-大阪府鍼灸師会会員

ご予約・お問い合わせはTEL.06-7504-3269

大阪市西淀川区柏里2-1-10(JR塚本駅西口から1分)

大阪市西淀川区と淀川区の境、JR塚本駅徒歩1分、自律神経失調症治療の鍼灸院です。

 自律神経と自律神経失調症

  • はじめに

    自律神経の失調を疑う、または自律神経失調症と診断されたものの、自律神経、自律神経失調症がよく分からない人が多いです。そこで『自律神経とは何か』から順次お話していきます。
    1.自律神経とは、どのような神経?
    2.身体を診る診療科と自律神経失調症
    3.精神を診る診療科と自律神経失調症
    4.自律神経失調症の原因・症状・治療
    5.自律神経失調症の鍼灸治療

    1.自律神経とは、どのような神経?

    運動をすると呼吸や脈拍が上がり、運動を止めると呼吸や脈拍が元に戻ります。それは恒常性の働きによるものです。恒常性とは、生体が置かれている外的・内的環境の絶え間ない変化に応じ、生体の機能性を安定した状態に保持する(回復させる)機能です。恒常性は、自律神経、知覚神経、内分泌、免疫、諸器官、精神などの協調から営まれていますが、その主動的役割を担っているのが自律神経と考えられています。
    自律神経は、アクセルとなる交感神経(活動系)と、ブレーキとなる副交感神経(休息系)から成り、それがシーソーの様にバランスを保つことで体内環境を制御しています。

    2.身体を診る診療科と自律神経失調症

    内科など身体を診る診療科では、患者の訴える身体の自覚症状に見合う検査が行われますが、異常が認められないことがあります。現在の検査技術では自律神経のバランスを客観的に調べる検査法はありませんが、検査から臓器、器官、腺、血液成分などに異常がない場合、消去法的に自律神経が失調した状態と捉えることができます。
    よって、その際に付ける暫定診断名が自律神経失調症です。とは言え、検査をしても異常が認められないことから近年は「特に異常は認められない」と告げられる傾向があります。ただ、特定症状から別の診断名が告げられることがあります。例としては、緊張型頭痛、片頭痛、過敏性腸症候群などが挙げられます。つまり、それらも検査結果(異常)から診断されるものではなく、問診(特定症状)から診断されるものです。

    3.精神を診る診療科と自律神経失調症

    身体を診る検査から異常が認められない場合、精神科学では患者の訴える自覚症状が心理的・精神的な影響から現れた症状と捉えることができます。よって、心療内科や精神科では問診票や問診から精神疾患の診断基準と照らしますが、精神疾患とは断定できないことがあります。その際に前項でお話した自律神経失調症を流用し、暫定的に付ける診断名が自律神経失調症です。
    とは言え、現代社会はとかくストレスの溜まりやすい社会で、ストレスがない人はなく、内科など身体を診る診療科が「特に異常は認められない」と告げる傾向も重なり、心療内科や精神科が精神疾患の1つとして自律神経失調症を用いるケースが多いです。一般に自律神経失調症がストレス性(こころの病)とされるのはそのためです。尚、うつ病、抑うつ神経症、不安神経症、パニック障害、適応障害などと併せて診断された場合は、その精神疾患が疑われていると考えれば良いでしょう。

    4.自律神経失調症の原因・症状・治療

    何かと効率を求める現代社会、スマホやパソコンの欠かせない現代社会は、とかく余裕のない生活になりがちで、身も心も疲れやすく、各々の体質や性格、加齢、生活環境や仕事、習慣(寝食の不摂生)などが複雑に絡み、恒常性(自律神経など)が変調し、自律神経失調症と呼ばれる様な状態が起こると考えられています。よって、客観的に明確に原因を述べることはできません。パソコンに例えると、フリーズみたいなもので、心当たりがあることがあれば、ないこともあります。
    その症状は十人十色で、特有症状はありませんが、その人にとって弱い部分に現れやすいです。体質的に頭痛、肩こり、胃腸障害などを起こしやすい人はその症状、性格的に些細なことでも気を揉む人は、精神症状が現れやすいと言えます。ただ、『健全なる精神は健全なる身体に宿る』と言うように、身体が病めば、やがて精神が病み、逆に精神が病めば、やがて身体も病みます。よって、心身は相関します。よって、その治療は心身の両面からの治療が大切です。
    しかし、その治療は精神薬の処方と経過観察です。それは、先にお話した通り、内科など身体を診る診療科が「特に異常は認められない」と告げる傾向も重なり、心療内科や精神科が精神疾患の1つとして自律神経失調症を用いるケースが多いためです。
    自律神経失調症と呼ばれる状態は心身の両面からの治療が大切です。よって、漫然と精神薬を服用しても諸症状が軽減できない場合は、鍼灸治療をご活用(ご併用)下さい。
    また、「薬も過ぎると毒となる」と言うように、多剤多種の薬の服用では副作用が懸念され、精神薬は脳中枢に作用する薬のため、長期服用ではその依存性が指摘されています。その観点からも鍼灸治療を活用(併用)してはいかがでしょうか。

    5.自律神経失調症の鍼灸治療

    鍼灸治療とは、ツボに鍼や灸による刺激を与え、それによって起こる効果的な生体反応を利用し、恒常性機能の変調を矯正する医術です。古代中国を発祥とする伝統医学ですが、現代医学(西洋医学)からも注目され、薬の代替医療や、薬だけでは対応に苦慮する症候への補完医療として活用されています。
    当院は以下を目的とした総合施術を行います。
    1.恒常性(自律神経)の矯正
    2.身体症状の軽減・回復
    3.精神症状の軽減・回復
    4.治療について

    5-1.恒常性(自律神経)の矯正

    恒常性とは、生体が置かれている外的・内的環境の絶え間ない変化に応じ、生体の機能性を安定した状態に保持する(回復させる)機能です。よって、恒常性機能が変調すると症状は長引きます。その恒常性を主動するものが自律神経(活動系の交感神経と休息系の副交感神経)で、中国医学では経脈(活動系の陽の経脈と休息系の陰の経脈)がそれにあたります。よって、陽の経脈と陰の経脈の調和(変調の矯正)を計る治療を行います。当院では種々の文献を参考に臨床経験から考案した独自の全身調整法を行います。
    尚、恒常性は、自律神経、知覚神経、内分泌、免疫、諸器官、精神なども関与します。鍼灸治療はそれらに関わる様々な機能に作用する治療法(ホリステック医療)です。

    5-2.身体症状の軽減・回復

    身体症状は多彩かつ十人十色のために1つ1つの症状を語ることができませんが、鍼灸治療は古来より現代に至るまで連綿と続く医術で、先人が積み重ねてきた治療経験則の集積があり、様々な身体症状に対応できます。『健全なる精神は健全なる身体に宿る』と言うように、身体の不調が続けば、誰でも憂鬱感や不安感がつのり精神(こころ)が病んでいきます。よって、心身両面への治療が大切です。とは言え、精神薬に加え、身体症状毎にその薬まで服用すると、多剤多種の薬の服用による副作用が懸念されますが、鍼灸治療は副作用のない非薬物療法です。

    5-3.精神症状の軽減・回復

    中国医学での心(こころ)は五臓:心・肝・脾・肺・腎の臓に宿り、その各々に神、魂、意、魄、志という心(こころ)が宿ります。それは精神、精魂、意思、気魄、意志などの言葉からも分かると思います。そして、それらは経脈を介して結びつき、その調和から感情を制御しており、経脈の働きが乱れると感情の制御が難しくなります。よって、経脈の調和を計る治療を行います。西洋医学の視点による鍼灸治療の研究では、リラックス状態で現れる脳波のアルファ波が活性化される報告や、多幸感をもたらす脳内物質(神経物質)のエンドルフィンが活性化される報告などがあります。

    5-4.治療について

    自律神経失調症の状態は、各々の体質や性格、加齢、生活環境や仕事、習慣(寝食の不摂生)が関与し、症状の発症、経過、程度や数は十人十色です。よって、症状は1回の治療で劇的に回復することがれば、幾度かの治療が必要な場合もあります。その場合でも週に1回(~2回)の治療効果の積み重ねから症状は軽減・回復していきます。症状の回復状況から徐々に治療間隔を空けていけば良いでしょう。
    そして、病気の多くは突発的ではなく健康から未病(病気に向かう状態)を経て病気に移行し、心身の不調は各々の体質や性格、加齢、生活環境・仕事・習慣(寝食の不摂生)が関与し、その人にとって弱い部分に現れやすいです。よって、何かおかしいなと思ったら鍼灸治療を行うことが自律神経失調症の予防、ひいては健康増進に繋がります。

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    尚、鍼は痛くない? 灸は熱くない等のご質問は『鍼灸Q&A』、鍼灸治療とはどういう治療?の詳細は『鍼灸とは』、JR塚本駅から当院までの地図は『アクセス』をご覧下さい。

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