北近江夢幻塾のホームページにようこそ!

−懲りない奴らのとまらない50分−
 今までに、いろんなことをやってきた。いろんな所にも行った。満足したような、そうでもなかったような。出会いと別れ、行き違い、また出会い・・でも、舞台制作から離れようとはしなかった。それは・・懲りない? この言葉だった。
2003年は、活動拠点のリュートに腰をすえての四季公演を敢行中です。決して、昨年の東京公演の赤字で劇団の台所が火の車だからではありません。新たな挑戦のための準備期間〜芝居を制作する知恵と体力の強化合宿中なのです。だから、夏の暑さにも、冬の寒さにも負けない強い身体と不屈の精神力で乗り切ります。
 初夏公演も、完成しない台本=演出家は留守多し〜だから役者が言葉を操り、弾け、しなやかな動きです。インプレ的に言葉(=日本語)のもつ言葉の妙と力を夢幻塾なりに実験しています。キャスト4人、スタッフ6人。制作費は5万円足らずで、その半分はケータリング??それでも舞台がつくれました。
 ―2003年6月22日午後6時 記すー

あらすじ

 ある医院の待合室で出会った三人の男女が、来ない医者を待ちながら、留守番の少年と繰り広げる滑稽で、どこか悲しい会話の数々。
 2003年公演は劇団の拠点リュートプラザに腰を据えて四季公演。その第2弾となる初夏公演も、稽古場で役者が<旬>の言葉(台詞)を紡ぎだす<台本のない>舞台制作を実験中。夜空の星をたよりに海図のない航海・・遭難?でも、これが役者が正面から観客と向かい合う2003年の夢幻塾スタイル。
またまた懲りない奴らが 初夏のリュートに集まりました

キャスト

 倉岡 京滋    劇団1期生。岡山県倉敷市の隣町出身。芸名は〜倉敷・岡山・京都・滋賀?苦手な夏に、汗まみれに奮闘します!

 小林 理恵    劇団3期生。山越え谷越えの10代後半から、遂に4月から定職?につきました。今回、たった一人の女性として奮闘します!

 神宮寺 拳    劇団9期生(ただ一人の新人)。西東京市出身。奈良で学生生活をおくり、何故か、県北端の町の郵便局に勤務。芸名は座長直々          で命名。伴侶(=養子もOK)が見つかれば北近江に永住予定。

 森  文平    湖北町出身の小学校5年生。マルチタレント??で、稽古のスケジュール管理が大変でした。オジさん、オバさんに混じって大奮闘しますよ。

スタッフ

 演 出   かぜ わたる        音響・効果  中嶌 正人
 照 明   尾崎 耕介  辻本 長   広   報  小林 理恵
 サポータ  小川 孝子  川村 ひろみ 中島 佳昭  福嶋 佐智子
 音楽    福永 博子


アンケートから

「遠い空」初夏公演
☆今回が夢幻塾公演は初めての方からです。

・意外な展開が素晴らしかった。とても素人さんには思えない。又、次回みたいです。
彦根市・20代女性)

・初めてですが、とても感動しました。一人ひとりが光って見えました。これからも頑張って続けてください。舞台を支えるスタッフの力も大変でしょうが、チームワークも大変でしょうが、皆さんの成長を楽しみに再度おとずれたいと思います。仕事と舞台の両立をいつまでも。
(彦根市・50代女性)

・言葉がはっきりしていて、楽しく見せて頂きました。現代の実情が見えるようでした。
(長浜市・50代女性)

・良い言葉や台詞が多くあったので、いろいろ考えながら、もう少しゆっくり観たかったです。
(びわ町・20代女性)

☆遠い空」早春公演に引き続きの方からです。

・今回、良い意味で期待を裏切られました。前回とは大きく変わっていて、2回目でも十分と言うか、更に楽しめました。台詞の一つひとつが、とても深い。どこから引っ張ってきたのか気になるトコロです。楽しいひと時をありがとうございました。また、来ます。テレビを使った部分が非常にいい。ああいった新しい試みを、もっとやってください。(八日市市・20代男性)

・詩人が金子みすずの詩を読む時、バックのガラスに合わせ鏡のように何重にも映っている様子は、よくこのホワイエをここまで使っているなあと思いました。ラストの盛り上がりもよかったです。とにかく、この場所をよく使えていると思いました。他の場面も。人も台本も変わり、でもシチュエーションは同じというのも面白かったです。  (山東町・30代男性)

・身近で切実な題材だと思った。小学生が、どこまで理解できたかな?展開に引き込まれて、時間があっという間に経った。一人ひとりの存在感があった。  (木之本町・20代男性)・ 大変よかったです。表現の仕方が上手だと思いました。テレビを使った時の台詞を合わせたりするのは大変だろうに、あんなに綺麗に合っているのはすごいと思いました。すばらしい演出、有難うございました。(山東町・10代女性)

・ 一つ前の劇も観たけど、やっぱりすごいと思った。四人でしていて、すごいと思いました。最初のダンスが面白かったです。(ある意味、不気味!)(山東町・10代女性)

・初夏の夕暮れのバックが、舞台を一層ひきたてていた。ねぐらに帰るカラスが、まるで演出したように横切るなど。前回もそうだが、舞台が、本当によい場所に恵まれて、それを良く活かした演出だった。(彦根市・60代女性)

・前回とは、また違う感じの内容で面白かったです。ステージとは違った場所というのもいいですね。(米原町・20代女性)

楽しかったです。春よりも良かったと思います。(びわ町・30代女性)

☆ いつも有難うございます!の方です。

・いろんな話題が盛り込まれていて良かった。元気なお芝居を、又、見せてください。回を重ねるごとに上手になっていかれますね!(彦根市・50代女性)

・文平君を楽しみに来ました。とっても良かったです。今回は、ちょっと笑う所がなくてさみしかったです。前回CDを買って何回も聞きました。みんなで歌われたのも良かったです。次回も楽しみにしています。(湖北町・30代女性)

・3人の生き様から人生、何をすべきか漠然としていることが馬鹿らしく思えた。自分の生き方、人生におき直してみて、一生懸命頑張ることを学べた。(びわ町・20代男性)

・たった4人の構成で、何が言いたいか、良く分かったような気がします。私自身も悪くなった時があるので、今は前向きに生きています。やはり、聞いてもらう事は少しでも楽になります。又、話したい事も、いろんな面で聞いてもらえる友人がつくれたことです。自分自身で切り拓いていくことです。(米原町・40代女性)