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バネ指(弾発指)・腱鞘炎・手根管症候群


バネ指と腱鞘炎、手根管症候群の症例を紹介するページです。詳細については専門医のサイトや先生が詳しいのでそちらをご項は覧ください。このページはどの症状も医師の診断があった方を対象にしています。




ケース 1 
20歳代 女性 右親指の腱鞘炎

育児中に右手の親指に痛みが出て、整形外科を受診。シップと塗り薬、サポーターをもらい様子をみることに。しかし痛みが引かず、夜中に疼くような痛みが発生しその痛みからか親指が伸ばせなくなり当院へ。

通院当初は週に二回。症状の緩和に伴い週に一回となった。お子さんを抱えながらの通院であったが、非常にまじめに通院いただきました。ご主人のサポートも心強くあったようで、順調に回復されました。

ケース 2 
60歳代 男性 手根管症候群

左手の手根管症候群と診断され手術を受けられましたが、その後も痛みが引かず当院へ。

左手のひら全体がしびれている状態で治療を開始する。手根管症候群の場合、しびれがスパッととれることは稀で、徐々にシビレのある範囲が縮小していくことがほとんどです。このケースでは手術をされていながらしびれが残存しているので、困難なケースでした。

途中は省きますが、一番最後の治療の際には、左手の手のひら全体にあったしびれは、親指のつけ根周辺だけとなり、治療を終了した。

患者さんの粘り勝ちです。本当に頑張っていただきました。患者さんながら頭が下がります。

ケース 3 
70歳代 女性 右人差し指が曲がらない

使いすぎから右人差し指が曲げられなくなり当院へ。

激しい痛みがあり、親指と人差し指でOKサインをできない状態であった。「病院では使い痛みだから休めてください」とのこと。

当初は週に二回の通院で少しずつ曲げられるようになり、4か月を経過した時に、人差し指を曲げて包丁を握れるようになられた。「車のハンドルが指を立てずに握れる」と喜んでおられました。
更にに一か月が経過して、痛みは完全になくなり、生活に支障はない状態となられたので治療を終了した。
おそらく使い痛みではなかったのでしょう。


ケース 4 
20歳代 女性 バネ指

両手の中指と薬指のバネ指で来院。リウマチなどは検査で異常なし。

治療直後から指が引っかからず伸ばせる日、やや引っかかる日など変化に富み、なかなか安定しなかったが、指を使いすぎなければほとんど引っかからない状態にまで回復されましたので治療を終了した。

ケース 5 
50歳代 女性 両母指痛

両方の親指に痛みがあり、痛みでペットボトルの蓋が開けられない、ドアノブを回すのも痛いとのこと。「イヤだ〜〜〜〜〜と思いながら仕事をすると余計に痛くなる」そうです。

ご本人はご自身への性格分析を終えている方ですから、ご自身の欠点に気が付いておられます。「協調性がないからね〜」と仰ってますが、何故か私とウマが合い、治療はスムーズに進み、痛みは消失。
それから時折、治療に来られます。愚痴をこぼしに・・・。今の時代はそんな場所も必要ですね。私でよければ、お話を伺いますよ。



ケース 6 
50歳代 女性 左中指バネ指

三ケ月前から左手の中指が引っかかりだし、ひっかかって伸びるのが面白くてカクカクしていたら伸ばせなくなったとのことで来院。
気持ちはわかります。なぜかしてしまうんですよね。が、仕事ですから、カクカクと引っかからないように指を使っていただくことを条件に治療を開始。4週間ぐらいで引っかかりは消失した。


ケース 7 
50歳代 女性 右手首の痛みと骨折後のしびれ

手首を骨折され、リハビリを終えられ1年が経過。その頃から手のしびれが始まり、病院では原因不明とのこと。

当院の患者さんからの紹介で来院いただきました。骨折後にしびれが出ることはあります。しかし一年経過してからでるのは正直、原因不明です。しかし原因不明であっても鍼治療をすると徐々にしびれは消失していくことがあります。4か月ほどかかりましたが、最後はしびれもなく、落ちていた握力も強くなっておれらました。



ケース 8 
70歳代 女性 手根管症候群

手根管症候群の手術を受けられましたが、残念ながらしびれは取れず、当院の患者さんに紹介されて来院。

治療を開始するも全く変化せず、一体何が邪魔をしているのだろうと無い知恵を絞りました。その方は草引きをされる際に滑り止めのついた軍手をされていました。そこでピンと来て「どうもそれが怪しいかも」と事情をはなし、普通の軍手に変えていただきました。すると2週間ぐらいでしびれは消え始めました。

昔、同じようなことがあったんです。病院のあらゆる検査は正常なのに足裏のしびれると来院された方の殆どがボツボツのついた健康サンダルを履いておられたことが。それを止めていただいたら足裏のしびれが無くなったのです。

これは皮膚を強く圧迫したり、擦過しすぎたりすることで、感覚が鈍くなる現象で、それが過ぎるとしびれと認識するようになるようです。

知っていれば、対処できる。知らなければ延々と無意味な治療をし続けることになりますね。難しいですね体って。今時はパソコンがあればほぼ無限に情報を得ることができます。しかし実際に研修に行けばネットに乗らない情報が山のようにあります。毎年、しっかり研修に参加していないと……ですね。



ケース 9 
60歳代 女性 右手首の痛みと腫れ

リウマチと診断された方です。右手のみ異常に腫れていてほとんど動かせない状態。

安静にできている時は、ある程度腫れも引き、左手と変わらないくらい動かせるのですが、「貧乏症やで働かんと落ち着かん」と仰るほど元来の働き者気質。多忙になるとボンと腫れて来院されます。なかなか安定しないケースで、今後、更に検討する必要を感じる。



当院コメント

指の病気は専門性が高く、困難を極めます。
特に女性に多いようです。女性の場合、腰が痛くても炊事は何とかこなせますが、利き手だと包丁も持てません。たった一本の指が痛むだけで患者さんの生活の質は大幅に低下し、ご家族にも負担が及びます。栄養状態が悪くなって他の病気になる可能性もありながら、それが遠い話に聞こえてしまうことも難点ですね。

今回は1〜3回ぐらいでよくなった方は割愛いさせていただきました。ただ本当に悪くなった場合、病院と当院には早めに受診されることをお勧めします。


更新日2015.9.15


ケース 10 60歳代 男性 バネ指

 ゴルフを週に1回、毎日1時間歩くのを実践されている馬力型の方。

 バネ指で近所の接骨院に通院していたが、変化が無く当院へ。4回の治療で引っかかりは無くなり終了。

 「暇は人をダメにする」が座右の銘の方。確かにそうですね。肝に銘じておきます。


ケース 11 70歳代 女性 手根管症候群 

 手根管症候群にて手術を受けられましたが、数か月経ってもシビレが全く取れないとのこと。

 息子さんの紹介で当院へ。親指のシビレが特にひどく、次いで手のひら、中指、人差し指の順に痺れる。
 長期戦となるも、現在は手のひらのシビレは無くなり、親指の先にシビレが残るところまで改善している。


ケース 12 20歳代 女性 母指痛

 出産後、右手の親指に痛みが出て、子供を抱っこできない。当院の患者さんからの紹介で来院されました。

 5回の施術で痛みは無くなり、安堵の表情を浮かべておられた。お子さんもスクスクと成長中だそうで、大事に大事に育てられておられるご様子。


ケース 13 40歳代 女性 母指痛 

 仕事を変えられてから手をよく使われるようになり、痛みが出だしたとのこと。

 初診時は、右の親指は腫れて曲げられない状態であった。10回の施術で強い痛みと腫れは引いたが、多忙になると再び痛みが出てくる。もう少し時間がかかるかなと思うケース


ケース 14 60歳代 女性 両手の母指痛

 ストレスを感じやすい方の様で、嫌なことや嫌な人に会うと、あちこちが痛くなる方。

 時折、言葉が洪水のようになられますが「話を聞いてもらってスッキリしたわ〜ごめんなさね。息子より優しいからつい・・・」と患者さん。
 「息子ですか?昔は孫より優しいっていわれたんですけど、えらい出世しました!!」と私。
 「息子よりは大きいか」と患者さん
 「じゃ、結婚して10年ぐらい経った配偶者より優しいっていいますわ」と私。
 その会話を聞いていた他の患者さんは、声出して笑っていけないと思われたようで「クククッ」肩を震わせておられました。

 完全に脱線しました。指の痛みですが、嫌なことが無ければ大丈夫な状態です。東洋医学の世界ではストレスを受けると指を痛めることがあるのはよく知られた話です。特に右手は痛めやすいようで、痛めると長いので発症後は早めの通院が望ましいです。


                                          加筆日2016.2.24



2016年1月から(お盆明けまでを前期)

ケース 15 30歳代 女性 母指痛と手の平の痛み 

家事に育児に汗を流す方。無理をされ過ぎたのか両方の親指と手の平にも痛みが出て当院へ来院となった。
症状の出かたや諸種の検査から手の平の痛みは手根管症候群とは考えにくいと判断し、治療を開始。
 
現在は、よほどの無理をしない限り、痛みは出ない状態。


ケース 16 50歳代 男性 薬指が曲がらない 

原因は不明です。スマホを薬指で引っかけるように使っているからかなとのこと。
当初、指を曲げていただくと、手の平につかなかったが、現在はしっかりつくようになっている。
力の入り具合は70%ぐらいかなとのこと。

ケース 17 50歳代 女性 薬指の痛み 

大きな鍋や手桶を持つ際に「グリっ」てなった気がするとのこと。こういうことは結構あるんですよ。
指の関節も捻挫のように痛めることがあります。
すぐ良くなるとはいえ、指の使い方には十分気をつけてくださいね。

ケース 18 40歳代 男性 母指痛 

親指に痛みが出て他院に1カ月以上通院するも、痛みが変わらず、当院へ。
腱鞘炎かと思い検査しましたが、親指ではなく、手首の関節を痛めておられたようです。場所が違えばいくらいい治療をしても効果は無いですね。1か月経つ前に良好となりました。
 
あまり色々気にしても仕方ないですよ。安逸過多(あんいつかた)といって大事にし過ぎで改善しない場合もありますから。


                                               前期 了








岸本はり灸院ビルダークリニック

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