WindowsXP高速化

最近のパソコンはCPUも早くなってWindowsXPでもある程度快適に動作するようになりましたが、設定を自分で変える事によりもっともっと快適にすることが出来ます。ただしレジストリを変更するので必ず操作する前にはレジストリのバックアップをとってから実行するようにしてください。
レジストリの変更は自己責任でお願いします。変更によるいかなる障害もこちらでは責任を負いませんのでご了承ください。

レジストリの表記は基本的には16進数ですが下記の説明での値は分かりやすいように10進数表記になってます。入力するときはレジストリの表記を10進数に変える等して間違わないように注意して下さい。

I/Oバッファメモリサイズ変更 ※メモリが512MB以上ある場合は有効でしょう。
HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Control\SessionManager\MemoryManagement
IoPageLockLimitを新規作成(DWORD値)して8000000(10進数)にします。
カーネルメモリー常駐 ※メモリが256MB以上ある場合は有効でしょう。
HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Control\SessionManager\MemoryManagement
DisablePagingExecutiveを1にします。

窓の手2004 or Win高速化PC+を使うとレジストリエディタを使用しないで安全に変更できます。
仮想メモリー設定 マイコン、プロパティ、詳細設定、パフォーマンス、詳細設定、仮想メモリ、変更
カスタムサイズにして初期サイズと最大サイズを推奨で表示されている値に変更します。
同じサイズにするのはディスクの断片化を防ぐためです。
Cドライブ以外に高速ドライブがあるならページングファイルをCドライブ以外に設定するのがいいです。
ショートカット追跡機能オフ HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer
NoResolveTrackを新規作成(DWORD値)して1にします。
NoResolveSearchを新規作成(DWORD値)して1にします。
アイコンキャッシュ増加 HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer
MaxCachedIconsを新規作成(文字列値)して2048にします。

設定後はアイコンキャッシュ再構築のため画面色を今の設定以外にして適用、そして元の色にしてOKして下さい。
ワトソン博士を停止 [スタート]、[ファイル名を指定して実行]、[drwtsn32]と入力し[OK]。
[ワトソン博士] が起動したら[オプション]項目のチェックをすべて外し[OK]。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\AeDebug
Autoを0にします。
メモリダンプを無効 [スタート]、[マイコンピュータ]右クリック、[プロパティ]、[詳細設定]タブ[起動と回復]欄から[設定]をクリック。
[デバッグ情報の書き込み]欄のプルダウンメニューから[(なし)]を選択し[OK}。
デスクトップクリーンアップウィザード停止 デスクトップ上で右クリック、[プロパティ]、[画面のプロパティ]、[デスクトップ]タブ、[デスクトップのカスタマイズ]ボタンをクリック。
[全般]タブ、[60日ごとにデスクトップ クリーンアップ ウィザードを実行する]のチェックを外して[OK}。
リモートアシスタンスを無効 コントロールパネル[パフォーマンスとメンテナンス]、[システム]、[リモート]タブを開く。
[このコンピュータからリモートアシスタンスの招待を送信することを許可する]のチェックを外す。
同時接続可能数を増やす HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings
MaxConnectionsPer1_0Serverを新規作成(DWORD値)して32にします。
MaxConnectionsPerServerを新規作成(DWORD値)して18にします。
自動デフラグを無効にする HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\OptimalLayout
EnableAutoLayoutを新規作成(DWORD値)して0にします。
不要なサービスを無効 [スタート]、[ファイル名を指定して実行]、[msconfig] と入力し[OK]。
[システム構成ユーティリティー]ウィンドウの[サービス]タブを選択。
WindowsXPと同時起動させたくないプログラムのチェックを[サービス]項目から外す。

不要であればチェックを外しても構わない項目
・Error Reporting Service ・・・ エラー発生時にマイクロソフトへ報告をする
・Fast User switching Compatibility ・・・ ユーザーの簡易切り替えができる
・Fax ・・・ Fax の送受信ができる
・Human Interface Device Access ・・・ マウスやキーボードの特殊機能を追加する(Professionalのみ)
・Net Logon ・・・ ドメインへのログオン、認証をする
・Remote Registry ・・・ リモート操作でレジストリの設定変更ができる(Professionalのみ)
・Secondary Logon ・・・ 別のユーザーとしてコンピューターにログオンできる
・Server ・・・ ネットワークでファイルやプリンターの共有ができる
・Task Scheduler ・・・ タスクスケジュールを実行する
・Terminal Services ・・・ 複数のユーザーがリモートコンピューターに接続できる
・Web Client ・・・ Windows ベースのプログラムで Web ファイルを管理できる
・Wireless Zero Configuration ・・・ 無線LAN の自動構成をする