カナダ、アメリカもキャンプ場はとても充実しています。公営キャンプ場は1サイトが10ＵＳドル前後で、カナダではファイアー用の薪が自由に使えたりもします。私営のキャンプ場は公営の倍くらいの費用はかかりますが、シャワーやランドリーの設備が整っています。公営のキャンプ場は大自然の中にあることが多いので、そのためルールはとても厳しいです。排水の場所、ファイアーの時間制限や炎の高さまで細かく決められており、もし守らなければ、すぐにレンジャーがやって来て厳しく注意されます。
しかし、カナディアンロッキーやアラスカの氷河を一人占めしようとするなら、やはりキャンプです。キャンプ生活がこの旅をいっそう楽しいものにしました。　
そこで独断と偏見のもとでキャンプ場ベスト５をご紹介いたします。

Elk Island 国立公園の中にある。この公園は野生動物の宝庫で、バイソン、エルク、キツネ、地リス、ポーキュパインなどが次々現れる。キャンプサイトにも地リスの巣があり、すぐ近くに寄ってくる。

アラスカハイウェイの中でもっとも標高が高くて、夏でも肌寒いが湖畔でキャンプができる。湖に映る月を見ながら眠れる。
水道がないのがつらかった。

カナダ・ブリティッシュコロンビア州
個人的な評価ですが、40度を超える猛暑の不毛地帯を走ったあとにたどりついたそのキャンプ場にはなんとプールがあった。

アラスカ・ポーテージ氷河
３８サイトと少ないが、背景には青く輝く氷河がそびえる。自然遊歩道は氷河へと続き、気持ちのよい散歩ができす。涙ぐむ程美しいキャンプ場。