【シリアル書き込み器の製作】

 AVRシリーズは5V単一電源で書き込みができます。3ビットの出力ポートと1ビットの入力ポート
があれば書き込みは簡単にできるので、自作してみました。最初はパラレルポート直結で
やっていましたが、PCによっては書き込みができないことがありましたので、74HCT541でバッファ
するのが良いです。541にはEnable端子があるので書き込む時以外は電気的に切り離せるので
使い勝手も良いです。

 以下が、その回路です。一応パラレルポートはTTLレベルのようですので、バッファICは74HCT
タイプを指定しています。しかし普通、パラレルポートのHレベルは3.5V以上あるようですので、
74HCタイプでも大丈夫と思います。

                                 【AVR書き込み器の回路図】



       【完成図】



【書き込みソフトについて】
書き込みソフトはこれ→avrwr.lzh です。

 AT90S1200
 AT90S2313
 AT90S4433
 AT90S8515
 AT90S8535
 ATmega168
 ATmega8
 ATiny26

の書き込み実績があります。他はわかりません。上記以外でもサポートしているデバイスもありますが
確かめていません。またサポートしていないデバイスもあります。サポートするかどうかはパラメータ
テーブルに書くかどうかなので、もし「これもサポートしてちょ」という要望があれば追加します。しかし
実際に書き込みがちゃんとできるかはわかりません。

またEEPROMへの書き込みはサポートしていません。プログラムフラッシュROMのみに
書き込めます。(今までにEEPROMに書き込もうという用途がなかったので。手抜きです。)

書き込むHEXファイルは、C:\AVRTOOLS\AVR.HEX のみです。(ファイルを指定することはできません。
手抜きであるとも言えますが、ファイルを指定しなくて良いので、"Write"ボタンワンクリックで書き込めて
便利かなぁと...わははは)

おそらく書き込み器はプラスティックケースなども含めても1000円以下で作ることができますので
よろしければ使ってみて下さい。


戻る