MMSSTV 受信・送信画像の調整(サウンドカードのクロック補正)

5.つぎに、送信画像の調整をします。
  ストック画像に画像があればいいのですが、なければ「テストパターン」を画面に貼り付けます。
  「送信」状態にして、画面の中央にカーソルを持っていき右クリックするとメニューが出ます。
  中ほどの「テストパターン」を選ぶとテストパターンが画面に張り付きます。

1.画像を受・送信するにはパソコンのサウンドカードの調整をしなければ綺麗な画像の受・送信が
  出来ません。最初に受信画像を調整してからつぎに送信画像を調整します。
  7.033MHzか144.425MHz等で綺麗なSSTV画像を受信して調整する方法がありますが、
  HF無線機でBPMまたはFAX等を受信して調整すれば正確に調整することが出来ます。
  MMSSTVの「オプション」から「MMSSTV設定画面」の「その他」でClock内の「Adj」をクリックする。

これで受信・送信画像は綺麗になるはずです。

受信画像の調整で7.030MHzか144.425MHz等で綺麗なSSTV画像を受信して調整する
方法は、「8.」受信 「9.」で「ニコニコマーク」をクリックし「記憶」を押せばClockが記憶されて
綺麗な画像が受信できます。

この調整はMMTTY・MMVARI (文字通信)でも同じです。
「オプション」から「MMSSTV設定画面」の「その他」内左下の「 Clock 」と「 Tx offset 」(Hz)
をそれぞれに同じ数値(Hz)で設定すれば文字化けが少なくなります。

最後に、「送信」のループバック設定を「外部(衛星通信用)又は内部」から「OFF」に
必ず戻してください

3.しばらく受信しますとこの様な画像を受信します(当局の場合、下側が左に寄っている)
  この画像を調整し「OK」で閉じます。


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4.「その他」の「Clock」の数値が変更されています。これで受信画像は綺麗に受信するはずです、
   「OK」で閉じてください。

2.サンプリング周波数の調整画面が開き、BPMまたはFAXを受信します。

 

6.ループバック送信の設定をします。
  「MMSSTV設定」の「送信」でループバックを「外部(衛星通信用)又は内部」にします。
7.画面を「送信」状態にして、ループバック送信ではTX Modeは「Martin 1」モードにし
  「TX」で送信します。(通常は「Scottie 1」か「Scottie 2」で送信します)
8.ループバック送信が終わり「受信」画面を見ると傾斜しています。(当局の場合)
9.「同期」タブをクリックし、画面下部中程の「ニコニコマーク」をクリックすると傾斜がなくなります。
  この状態を保存します、画面下部右の「TX」ボタンを押せばTx offset に記憶されます。
  傾斜が大きい場合はループバック送信を数回行って調整してください。