共鳴しちゃった




久々です、姿月あさとさんプロデュースの「THE PRAYER」
なんちゅうても、おいらをここまでずっぽり姿月ファンにさせたのは「THE PRAYER」の輪舞編ですからね、
通常の3倍の期待感を胸に
ワクテカで六本木に出向きました。
座席は相変わらず後ろの方の、これまた隅っこでしたが、今回は小さな会場だったので裸眼でもバッチリ!麗しのお姿が拝めました。しかも、途中で何回か、その狭い会場内を姿月さんがまわって歌ってくれたので、これまでそんなに近くで見たことのなかったお顔の造作の細部まで穴が空きそうなほどジーーーッと見つめちゃいました。
で、思った。やっぱキレイ。特に肌のきめ! 化粧が上手いのかな? よくわかんないけど、とにかく、
美しすぎるー! おいら、肌触りフェチ(服にしろモノは触って買う/笑)でもあるんですが、すっべすべなんだろうにゃ〜と思わずうっとりしちゃいました。あの白磁のごとき美肌、触りてーーーっ!(って、もちろんダメですよねー/苦笑)
ガンプク、ガンプク、と目の保養をさせていただきました。

MCも面白かった。
歌との落差! あの、突然、全身の骨が砕け散ったかのような、ふにゃふにゃ感もいいっすね。たまらんっ。あーゆーときの姿月さんはぷにぷにしてそう。。。触りてーーーっ!(笑)
「THE PRAYER」とゆーと姿月先生の歌のご指導があるのも恒例ですが、
今回はイタリア民謡の「フニクリ・フニクラ」。の「鬼のパンツ」バージョン。おに〜のパンツはいいパンツ、つよいぞ〜つよいぞ〜♪って、アレですね。「おかあさんといっしょ」でも歌われた有名な歌。
おいらが行った回には有閑マダムではなく「有閑倶楽部」の悠理並みに
勇敢な幼稚園の先生がいらして、にゃんと「鬼パン」振り付きでお歌いに。それをご覧になった姿月さん、ぶはっ!と吹いて崩れた。で、とーっても気にいったんでしょうなぁ、鬼パン先生に「特別に自分の横で踊る権利を与える」とか申されてステージに呼びあげて歌われたんですが、鬼パン先生は姿月さんの横でも何ら物怖じすることなく踊られて、それどころかアドリブなんかも入れちゃったりなんかして、すげーよ、鬼パン先生! 姿月さん、歌の途中で「絶対に見るもんかー!」と叫んでたけど、きっと目の端におもろい光景がチラチラ映って辛抱たまらんかったに違いない。会場全体も笑いの渦に包まれた楽しい一時でございました。
幼稚園の先生、貴殿には
勇者の称号を与えよう。グッジョブ!

さてさて。見た目の美しさ、お話されるときのおもしろさも格別ですが、もちろん姿月さんの
本領は歌です、歌。素晴らしい歌声!
今回は、途中の休憩を挟んだ第二部が秀逸でありました。
Queenの「We Are The Champions」は前にも聴いたことあるけど、今回の方が断然よかった。聴いてるうちに
胸が詰まって涙がこぼれた。Queenの本歌は歌い上げてる部分が聴いてて実に気持ちいいんだけど、まさかこの曲で涙するとは思わなんだ。。。いい歌だ〜〜〜!
で、さらに涙だったのが、ミュージカル「ファントム」からの一曲とゆー「You Are My Own」。ファントムのお母さんとして歌うって言って歌ったんですけど、愛しさだとか慈しみだとか悲しみだとか、いろんなものがじわ〜っと伝わってきて、胸がぐーっと苦しくなって嗚咽しそうになった。
ずん生ミュージカルも観てみたいと思いました。
ぐわーーーっと来たと言えば、童謡の「ヤシの実」も。今回の音楽監督もしてらしたピアノの榊原大さんのアレンジだそうですが、なんちゅうか、変幻自在? でいて、なにやら切なさも込み上げる、、、てな感じの歌でございましたよ。こーゆーの、いいなぁ。。。歌うのは超大変なんだろうけど。リズムも音もとりにくそうな曲になってたし。。。もちろん、そんなことは微塵も感じさせない姿月さんの歌声高まるピアノ・ギター・パーカッションとの丁々発止の掛け合い
増幅されるテンション。これぞ「魂の共鳴!」と熱くなりました。
そして、前に聴いてずっと歌い続けてほしいと思った「Libertango」。歌ってくれました。
圧倒されました。スンバらしかった! もはや持ち歌と言っていいでしょう。
でもって、持ち歌といえば「THE PRAYER」には欠かせない曲「祈り」。アンコールで歌ってくれましたが、今回はピアノ伴奏だけのシンプルなアレンジでしたが、
やっぱり涙がこぼれました。この歌は偉大だ。。。なんちゅーか魂を持って行かれちゃうんですよねぃ。。。だから、かもしれませんが、その後の曲で盛り上がって終わるぜー!って構成だったんだろうと思うんだけど、いまいち気持ちが乗れなかったデス。こころ、ここにあらず、で(苦笑)「祈り」はいちばん最後の曲かもしれん。。。と思いました。

今回、いちばん感じて、いちばん思ったのは、
歌はこころ、とゆーこと。当たり前といえば当たり前なんだけど、改めて実感しました。
第一部の最初の方のジャジーな曲は曲で素敵で、こ洒落た雰囲気を醸し出してはいましたが、そーゆーのは「ステキね(はーと)」で終わっちゃって、そこまでって気がしました。まぁ、はじまったばかりだし、軽ーく行っとく?って感じなんだろうと思いますが、おいら的にはいまいちでござんした。魂持ってかれる気がぜんぜんしなかったし。
姿月さんの歌の技は超難度クラスだと思いますが、どんな超絶技法を駆使しようと、
こころが震えていないと伝わんないし、こっちも共鳴しにくいのだなぁ。。。と思いました。共鳴ってのは、ある物体の振動エネルギーが別の物体に伝わることだけど、こと姿月さんの歌に関して言えば、振動エネルギーとはこころ、魂である、と言い切ってもいいかもしれんね。。。と。おいらが感動して涙した歌は、姿月さんも惚れ込んで歌ってた気がするし、小手先じゃない、こころそのものを感じました(なんて思い込みかな? それとも好みの問題?)
とにかく、
姿月さん自身のこころが魂が震えるような歌を、これからもずーっと歌い続けてほしい、と願います。そうすっと、おのずと聴いてる人の魂も震えるのでわにゃーか。。。と思うのでありますっ!

あっと、そうだ。最後に、いっこだけ、姿月さんにお願い。
今後、あーゆー狭い会場をまわって歌っていただける機会があるのでしたら、
麗しの天使の羽が「ありがたや〜」と拝めるような、背中が大きくあいた衣装でよろしくお願いしまーす(平伏)
カッチリしたパンツスーツも十分にオットコ前で素敵ではありますが、天使の羽が拝める拝めないは骨フェチには重要なポイントなんすぅ。
次は、ぜひとも
背中のあいた執事服(なぜに執事?/笑)で。


追伸:

日本武道館での「グレート・ヴォーカリスト」ってコンサートにも行く予定でチケットとっていたんですが、体調絶不調で行けなかった、、、
漏れ聞くところによると、井上くんと「闇が広がる」を歌われたそーですね。やっぱし!って感じ。。。だからチケットをとったのにぃ(悲)あと、スメタナの交響詩「我が祖国」から「モルダウ」も歌われたそうで。。。
くぅぅぅぅ、聴きたかったーーーっ!


2008.09.20

ずん生の表紙に戻る