屋号
役者
備考
あかしや
明石屋おおたにともえもん
大谷友右衛門1949・2・23生まれ。雀右衛門の長男だけど、立役専門かな。若旦那ふうが似合う印象。 おとわや
音羽屋おのえきくごろう
尾上菊五郎1942・10・2生まれ。なんしろ華のある役者。家の芸、弁天小僧はこの人だろう、やっぱし。 おのえきくのすけ
尾上菊之助1977・8・1生まれ。音羽屋の御曹司。この人の若くてピチピチした弁天小僧もいいなぁ。 おのえしょうろく
尾上松緑1975・2・5生まれ。松緑の孫にあたり、若くして藤間流家元でもある。荒事の似合う風貌なり。 おのえまつすけ
尾上松助1946・7・13生まれ。故松緑の弟子の脇役。歯切れのいいせりふまわしがスカッと爽やか。 ばんどうひこさぶろう
坂東彦三郎1943・3・31生まれ。羽左衛門の長男で、菊五郎劇団に所属。父親ゆずりのハッキリした声もいい。 ばんどうかめさぶろう
坂東亀三郎1976・6・29生まれ。彦三郎の長男。羽左衛門は祖父。菊五郎劇団でただいま修業中。 ばんどうかめとし
坂東亀寿1978・9・16生まれ。彦三郎の次男。羽左衛門は祖父。兄と同様、菊五郎劇団で修業中。 おもだかや
澤瀉屋いちかわえんのすけ
市川猿之助1939・12・9生まれ。猿之助一座を率い、またスーパー歌舞伎などで、演出家としても活躍。 いちかわだんしろう
市川段四郎1946・7・21生まれ。猿之助の弟。兄のような派手さはないが、手堅い実直な役柄がよく似合う。 いちかわかめじろう
市川亀治郎1975・11・26生まれ。段四郎の長男で、猿之助一座の御曹司。女形が多いかな。 いちかわうこん
市川右近1963・11・26生まれ、踊りの家元を父にもつ。猿之助一座の若手リーダー。ハリのある声がいい。 いちかわえみさぶろう
市川笑三郎1970・5・6生まれ。猿之助一座の女形。若手ながら、年増も演じられて、なかなか色っぽい。 いちかわえみや
市川笑也1959・4・14生まれ。猿之助一座の超人気女形。せりふはいまいちな気もするが、とにかく美しい。 いちかわしゅんえん
市川春猿1970・11・29生まれ。猿之助一座の女形。きゃしゃな感じが、とても男とは思えない。 かがや
加賀屋なかむらとうぞう
中村東蔵1938・1・21生まれ。藤間紫の弟で、歌右衛門の芸養子。品のある役も愛嬌のある役も似合う。 なかむらかいしゅん
中村魁春1948・1・1生まれ。歌右衛門の養子で、梅玉の弟。品がよく、赤姫が似合う。 きのくにや
紀伊国屋さわむらとうじゅうろう
澤村藤十郎1943・10・12生まれ。宗十郎の弟。姿、顔がきれいで声もいい女形。素顔もきれい。 さわむらたのすけ
澤村田之助1932・8・4生まれ。基本は女形かな。華はないがうまい役者。世話女房など天下一品だと思う。 きょうや
京屋なかむらじゃくえもん
中村雀右衛門1920・8・20生まれ。なんつーても艶っぽさではいちばんの女形。年を感じさせない。人間国宝。 なかむらしばじゃく
中村芝雀1955・11・20生まれ。雀右衛門の次男。赤姫や町娘が似合う、可憐な印象の女形。 こうらいや
高麗屋まつもとこうしろう
松本幸四郎1942・8・19生まれ。姿、顔、声に恵まれた役者。世話物よりは時代物が似合う感じ。 いちかわそめごろう
市川染五郎1973・1・9生まれ。幸四郎の長男で、松たか子の兄。父親同様、他のジャンルにも積極的に出演。 たかさごや
高砂屋なかむらばいぎょく
中村梅玉1946・8・2生まれ。歌右衛門の養子。二枚目の立役。姿、顔、声も端正で、まっすぐな感じ。 たかしまや
高島屋いちかわさだんじ
市川左團次1940・11・12生まれ。立派な体格に、堂々とした声。敵役といえばこの人みたいなとこがある。 たきのや
瀧乃屋いちかわもんのすけ
市川門之助1959・9・24生まれ。猿之助一座に出演することが多い。おっとりした貴公子が似合う。 たきのや
滝野屋いちかわおめぞう
市川男女蔵1967・10・9生まれ。左團次の長男。敵役などが多い。まだ家の芸を継ぐための修業の途中か。2003年5月襲名。 たちばなや
橘屋いちむらまんじろう
市村萬次郎1949・12・23生まれ。羽左衛門の次男で女形。声がきれいで、品のあるお姫さま役がぴったり。 てんのうじや
天王寺屋なかむらとみじゅうろう
中村富十郎1929・6・4生まれ。ハリのある声と確かな演技の立役。踊りも「船弁慶」は絶品。人間国宝。 なかむらや
中村屋なかむらかんくろう
中村勘九郎1955・5・30生まれ。六代目菊五郎は祖父。なんといっても愛嬌のある役者。立役も女形もこなす。 なかむらかんたろう
中村勘太郎1981・10・31生まれ。勘九郎の長男。まだまだ修業中だろうが、顔つきが父親に似てきた。 なかむらしちのすけ
中村七之助1983・5・18生まれ。勘九郎の次男。きゃしゃな感じが女形向きかな。祖父の芝翫さん似だし。 なりこまや
成駒屋なかむらしかん
中村芝翫1928・3・11生まれ。古風な顔立ちで、浮世絵を見てるような気になる女形。人間国宝。 なかむらふくすけ
中村福助1960・10・29生まれ。芝翫の長男。姿も声もいい女形。おきゃんな役のほうがよく似合うと思う。 なかむらはしのすけ
中村橋之助1965・8・31生まれ。芝翫の次男。スラリとして白塗りが似合う立役。浮世絵から出てきたみたい。 なかむらたまたろう
中村玉太郎1966・3・8生まれ。東蔵の長男。女形も立役もやるが、まだまだ修業中のようだ。 なかむらがんじろう
中村鴈治郎1931・12・31生まれ。上方の中心的役者で人間国宝。お家芸の和事にこってりした味がある。 なかむらかんじゃく
中村翫雀1959・2・6生まれ。鴈治郎の長男。東京生まれの上方役者。女形もやるがメインは立役かな。 なかむらせんじゃく
中村扇雀1960・12・19生まれ。鴈治郎の次男。東京生まれの上方役者。基本的には女形がメイン。 なりたや
成田屋いちかわだんじゅうろう
市川團十郎1946・8・6生まれ。舞台で映える、スケールの大きな役者。大きな目で御家芸のにらみもきく。 いちかわしんのすけ
市川新之助1977・12・6生まれ。成田屋の御曹司。目鼻立ちすっきり。二枚目が似合う(色悪がいちばんだと思うが)。 はりまや
播磨屋なかむらきちえもん
中村吉右衛門1944・5・22生まれ。幸四郎の弟。端正じゃないんだけど、いい顔なんだよなぁ。渋い、うまい。 なかむらまたごろう
中村又五郎1914・7・21生まれ。脇役ながら人間国宝。歌舞伎界きっての博識で若手の指導にもあたる。 まつしまや
松島屋かたおかいちぞう
片岡市蔵1958・12・12生まれ。名脇役だったという故片岡市蔵の長男。やはり脇でひと癖ある芝居をする。2003年5月襲名。 かたおかかめぞう
片岡亀蔵1961・9・15生まれ。名脇役だったという故片岡市蔵の次男で、十蔵の弟。敵役が似合う。どえらい怪演もする(笑) まつしまや
松嶋屋かたおかにざえもん
片岡仁左衛門1944・3・14生まれ。姿、顔、声と三拍子揃った華のある役者。とにかく二枚目ですね〜。 かたおかがとう
片岡我當1935・1・7生まれ。仁左衛門の長兄。荒事から和事まで芸域が広い。ハリのある、よくとおる声。 かたおかひでたろう
片岡秀太郎1941・9・13生まれ。仁左衛門の次兄。女形専門。きゃしゃな、はかない役が似合う印象だが、実はやり手婆がどんぴしゃ。 かたおかたかたろう
片岡孝太郎1968・1・23生まれ。仁左衛門の長男ですが女形専門ですね。お姫さまより町娘が似合う。 かたおかしんのすけ
片岡進之助1967・9・7生まれ。我當の長男。立役専門かな。けっこう目鼻立ちの整った二枚目なり。 かたおかあいのすけ
片岡愛之助1972・3・4生まれ。秀太郎の養子だから、比較的女形が多いが、立役もやる。わりと可愛い。 やまざきや
山崎屋かわらざきごんじゅうろう
河原崎権十郎1954・2・6生まれ。羽左衛門の三男で、もと正之助。菊五郎劇団に所属。2003年5月、権十郎を襲名。 やまとや
大和屋ばんどうたまさぶろう
坂東玉三郎1950・4・25生まれ。真女形。この世のものとは思えない美しさ。出てくるだけで、もうため息。 ばんどうみつごろう
坂東三津五郎1956・1・23生まれ。二枚目から三枚目までいける芸域の広い立役。踊りもうまい。2001年1月襲名。 ばんどうやじゅうろう
坂東弥十郎1956・5・10生まれ。一時、猿之助一座にいた。大柄で迫力があるので赤っ面など敵役が多い。 よろずや
萬屋なかむらかろく
中村歌六1950・10・14生まれ。萬屋一門の年長。猿之助一座で舞台に立つことが多い。 なかむらかしょう
中村歌昇1956・4・26生まれ。歌六の弟。やや太めだけど顔立ちハッキリ。声もハッキリ。 なかむらときぞう
中村時蔵1955・4・26生まれ。父親は美貌の女形だったらしい。血を受け継いでか、きれい。品がある。 なかむらしんじろう
中村信二郎1959・9・29生まれ。時蔵の弟。一時、猿之助一座にいた。おっとりした貴公子の風貌。 なかむらしどう
中村獅童1972・9・14生まれ。女形もやるけど、長身みたいだから、二枚目系が本領かも。怪演もいける。