- ジャガーに乗りだして当然のことながらそれまでの国産車に比べて燃費が悪いのが気になっていました。
- 特にエアコンを使った場合、冬場でもクーラーが働いています。
- 冬場などは別にヒーターだけあれば十分でクーラーを動かす分だけ燃費が悪くなります。
- そこで回路を調べてみるとエアコンのエバポレーター(室内ユニット)内に取り付けてあるサーモスタットでコンプレッサーのオンオフをコントロールしています。
- そのサーモスタットの回路に直列にスイッチを入れて任意に切れるようにし、少しでも燃費を良くしようと計画しました。
- 改造に当たって色々調べてみたところ
あるディーラーの方に
「冬場でもエアコンをかける必要があるのでコンプレッサーを止めてはいけない」
と言われました。
- 折角燃費を良くしようとしていたのに何故?と思い色々話を聞いていると
「ジャガーはタンクへ戻る燃料をクーラーで冷やしているので冬場でもクーラーを止めてはいけない」とのことでした、でも
・エアコンの付いてない車はどうなるの?
・春とか秋の季節の良いときはエアコンを使わないけれど問題ないの?
と言うことに対して明確な理由は見つかりません。
- と言うことで人間にとって冷房が必要でないような気温になった春、秋と冬場などには燃料を特に冷やさなくても燃料タンクの温度に関する問題はないと判断して改造しました。
- これで必要なときにだけ冷房を使用することが出来るようになり少しは燃費が良くなることでしょう。
- 回路の工夫としてはコンプレッサーの電磁クラッチをオンオフしたときのサージが凄いのでダイオードを入れて保護しています、またオンしたときの突入電流も結構大きくてスイッチの接点が接触不良になったのでパワーリレーを介してオンオフするように改造しています。
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