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Q10
MK-2 に XJ6-Sr3 用のBW66のOH済みの変速機と乗せ換えたが変速ショックが大きい
 ・2−3速にアップする時ズーンとつながり
 ・停止よりバックにシフトするとタイムラグなしにガキンと
ショックを感じてつながる、Sr3での使用感はどうか?

MK-2

  • 変速のショックですが1−2−3速とシフトアップは非常に滑らかです、特にゆっくりとアクセルを踏んでいった場合うっかりしていると変速したのが判らないくらいです。

  • シフトダウン時も変速のショックは非常に少なくエンジンの回転数やミッションのギヤーの唸りなどで切り替わったのが判る程度でほとんどの場合ショックはありません。

  • 減速時には3速から2速へシフトダウンをしてエンジンブレーキを使用したりしていますが全く問題は出ていません。

  • パーキング若しくはニュートラルよりバックに入れたときには当然ショックが有りますがガキンという感じではありません、この感じは排気量の関係で国産車よりトルクが強いせいかも知れませんがゴクンと言った感じで感触的には国産車と同じような感じです。

  • それから機械式のATの場合、スロットルのリンケージの所にミッションのキックダウンケーブル(=スロットル開度)が繋がっていますがこれの調整具合によってはこの様な症状が出ることがあります。

  • 一寸難しくなりますがATの設計において車速とスロットル開度の関係は車の性格によってそれぞれに決められています、従ってキックダウンケーブルの長さが変わるとAT側としてはスロットル開度の変化となるためシフトポイントが変わります。

  • シフトアップはアクセルを踏むことによるスロットル開度(=スロットル油圧)と車速(=ガバナ油圧)を比較し、スロットルよりガバナ油圧が上がるとシフトアップするようになっています、従って油圧の設定が設計値からずれてくると滑らかな変速が得られなくなります。

  • キックダウンケーブルのワイヤーにスリーブがカシメて有りますがこれが重要です、Sr3の場合スロットル全閉位置でケーブルの止め金具との隙間が 0.4mm です、この位置がずれてくると変速ショックが大きくなりますので一度チェックされてみて下さい。

  • あと変速ショックとは関係ないのですがSr3にもXJ40のようにロックアップ機構が付いていると燃費が良くなり嬉しいのですが、しかしSr3の3速は滑らかで満足できる良いミッションです。