- ガスがどこからか抜けてしまうのは歯がゆいものですね、でもフロンガスは無色透明ですし、漏れても跡形がないのでよく判りません。
- たまにコンプレッサーの潤滑オイルが付着しているのでこの辺りから漏れているのかなと判ることもあります。
- 最も赤い着色剤がありフロンを入れるときに一緒に入れておくとガスが漏れたところが赤くなり識別できるような製品もあります。
- 今まで皆さんにお聞きしている範囲では、
- ホースの継ぎ目やホース自身からの漏れ
- コンプレッサーからの漏れ
- エバポレーターからの漏れ
- これらの継ぎ手のOリングからの漏れ
と言うことで、要は構成部品のほとんどから漏れる可能性はあります。
- 最近私のエアコンもガスが抜けてしまいましたが原因はコンプレッサーにつながっている高低圧配管取付部のOリングが劣化、硬化してフロンが完全に無くなってしまいました。
- 丁度コンプレッサーに入る高・低圧配管のゲージ接続部が近くにありどうもここの虫ゴムから漏れたのかと早合点しましたが車屋さんでガスをチャージして貰ったところシューシューと言ってコンプレッサーの配管接続部のOリングから漏れておりました。
- 当然ガス漏洩検知機も鳴っていましたのでよく判りました。
- 全て国産に替えられないかとのお問い合わせも頂きましたが取付寸法が異なるとか大きさが異なるとかネジが合わないなどの問題が出てきます、知り合いの電装やさんのお話ではそれらをクリアーすれば国産品の流用は全く問題ないそうです。
- また汎用クーラーを付けるということもお聞きしましたがMK−2等と違いダッシュ下のスペースに余裕が無く室内機(エバポレータ)の取付がかなり難しそうです。
- また汎用クーラー自体今ではほとんど手に入らないと思いますので難しいでしょう。
- 何度部品を替えてもおかしい場合は施工方法などにも問題があるかも知れません、他の部分が悪いのに見当外れの作業をしているかも知れません、ホースのジョイント部なども闇雲に締め付けて良いものではなく、規定の締め付けトルクがあります。
- また接合面の異物の咬み込みなども要注意です。
- Oリングは無茶苦茶締め付けてはいけません、必ず規定トルク内で締め付けることです、またOリングは消耗品です、メンテのチャンスがあれば必ず交換しておきましょう。
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