明石海峡大橋と鳴門のうず潮   (1998.11.22) 

 須磨水族館前には色とりどりのBMWが並んでいる。都合で参加できない後藤さん金さ
んの見送りのなか総勢16名でスタ−ト。
 舞子トンネルを出るとすぐ明石海峡大橋、そびえ立つ2本の巨大な橋桁、その間に片側
3車線の道路がはしる。全車スロ−ダウンでこの大橋からの景色を楽しんでいる。一番左
の車線に移る。今日は見通しがよく左に大阪湾が遠くに生駒の山並みが、右には瀬戸内の
海が、しかし6車線の幅の広い橋から瀬戸内側の海は遠くの方しか見えない。世界一の吊
り橋もあっと言う間に対岸の淡路島に着いてしまった。

 秋の3連休のため、広い駐車場の淡路SAは観光の車で一杯だった。ここでコ−スの再
検討、今日のツ−リングは淡路島から四国に渡るプランであったが混雑のため「ゆっくり
ツ−リング」とし「淡路一周とうずしお温泉」に予定変更。
 淡路島を時計回りのコ−スをとる。海岸沿いのR28号を南下、キラキラ光る大阪湾が
眩しい。9時方向に関西空港、11時方向に紀淡海峡ですとトップを走る地元の上田さん
から無線で案内をしていただく。

  フェニックスで南欧ム−ドの道を過ぎると由良港、ここからは山に向かう。ブラインド
カ−ブの狭い道が続く。立川水仙郷の呼び込みの女性の声を聞きつつ下っていくと道は海
辺へ。山が海に落ちる、波打ち際の南淡路水仙ラインは強風時、波に洗われ走行不能との
こと。混雑していた道もここ最南端では嘘のように空いている。沼島が近くに浮かぶ。

 福良港への峠道、前を十数台のバイクが右へ左にロ−リングし流れるように走る、最後
尾はツ−リングの感じが一段と高まる。峠からの景色も良かった。青い空に白い雲、きら
めく海と白い漁船や観潮船が行き交う漁港がくっきりと目の下に広がる。絶景。

 鳴門岬の先端で巨大な大鳴門橋を見上げながらの觀潮。小潮のため小さいうず潮しか見
えなかったが。観光客が多く昼食に一苦労し南淡路国民休暇村でやっと頂いた。
  うずしお温泉は定休日だったのでパルシュの香り湯を目指し、西海岸の淡路サンセット
ラインを北上。途中の長い直線区間、はみ出し違反を双眼鏡で見張っているとの上田さん
からの情報で全車安全走行。バイク3台が停められているのを横目に私たちは穏やかな瀬
戸の海を楽しんでのツ−リング。

 パルシュの湯の近くで上田さんが前方の女性に合図。何故?信号は青なのに。妻です。
エッ!いつ奥様に連絡していたの? 信号が青なので私は会釈のみにて通過。(何時も電
話でしかお話してないので・・いい機会だったのに残念)温泉パルシュの香りの湯は大混
雑にてパス。明石海峡大橋の巨大な橋脚を見上げる道の駅あわじにて現地解散。

 3連休で混雑し昼食場所を探したり、温泉には入れませんでしたが、巨大な明石海峡大
橋と大鳴門橋・鳴門のうず潮そして素晴らしい天気に満足した淡路島一周でした。
 上田さんありがとうございました。
・・・全走行314km 大阪から・・・(JA3XYD  中谷記)