瀬戸大橋とタコ飯  (1998.3.29) 

 第2神明道路明石SAを6台(6700CC)で9時出発、加古川バイパス経由姫路へ、竜野バイ
パスを過ぎるとR2。僅かに色づいてきた山が近くに迫まり白いこぶしの花が点在する。
岡山県境近くの千種川沿いのドライブインにて小休止。 桜花満開!

 岡山バイパスは4〜6車線で走りやすい道が続く、快適に走行すれど鷲羽山方面への表
示が無い。途中のGSにて道を訊ねる、右・倉敷、左・鷲羽山の表示を左折。
 小さなトンネルを抜けると巨大な瀬戸大橋が目の前に突然現れた。真下から見上げる橋
は大きく圧倒される。子どものころ夢だった人工衛星や月への旅行もとっくに実現してい
るが遠いところの話。目の前の巨大な橋を見ると、人間の力は凄いと身近に実感する。
 昼食は瀬戸大橋の真下の下津井漁港で船釣りの客目当ての小さな土産物屋の店先でとっ
た。蛸飯におかずは焼き立てのキビナゴとままかり。目の前で焼き、醤油タレをかけた熱
々のキビナゴはまた格別の味。アジを南蛮漬け風に調理したままかりは大変美味しく、こ
れをおかずにするとご飯が足らなくなり、隣の家にご飯を借りに行く程美味しいと言われ
るすぐれ物。

 この春一番の陽気の中でのツ−リング、キビナゴとままかりを前にビ−ルが
美味しい。また、タコのぶつ切りに程よい醤油の味の効いた素朴なタコ飯(ス−パ−
で売っているあのパック入りです 300円) は美味しく皆さんお替わりをした。
 漁船の溜まり場と釣り客の車。駐車場横の素朴で小さな土産物屋の店先。日除けテント
の下で不揃いの数個の机の上に葦簾をテ−ブルクロス代わりにした食卓。キビナゴを焼い
ているおばちゃんとの会話に心和む。

 瀬戸内の島々をつなぎ四国への瀬戸大橋は鷲羽山の公園からも展望した。4月10日で
開通10年になるそうだ。明石海峡大橋は4月5日開通する。人間の力は凄いものだ。
 帰路は岡山からブル−ハイウエ−でアップダウンとコ−ナ−リングを楽しむ。日生(ひ
なせ)の漁港経由で赤穂へ。ここから山陽自動車道経由、播但連絡道、姫路経由加古川バ
イパスで神戸着の予定であったが、山陽道姫路東JCをハイスピ−ドで通過してしまい相
当過ぎてから気がついた。 反省・反省         (JA3XYD 中谷記)