琵琶湖畔のアマチュア無線局

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1.ロケーション

 
滋賀県彦根市の最南端。琵琶湖のほぼ中域東岸に位置します。1級河川愛知川河口近く。湖岸まで約250mです。周囲は田園地帯。最近家屋に設置されるソーラーシステムが増え、昼間帯ノイズが増えてきました。
2.アンテナシステム

・クランクアップタワー:FTI社FDX-455JMD 16.5mtsH
・HF帯:UltraBeam社UB-50(40-30m DP, 20-10m 3ele)
     40mバンド4SQ垂直アンテナ
・6mバンド:ナガラ電子7エレ八木(A-76T2)
・2m〜23pバンド:10mtsH GP
・80,160mバンドのアンテナは現在撤去しています。

3-1.旧シャック(2014年9月まで)

・シャックはリビングルームの一角に設置。仕切りは有りません。
・IC-7800, Elecraft K3, IC-7400, IC-706MKUG, FT-736MX,
 FT-817, VX-3
・Linear AMP:JRL-2000F(1kW), Elecraft KPA500(500W)
・対応周波数:1.8MHz〜1200MHz,
・対応モード:CW, AM, FM, SSB, RTTY, PSK, JT65
・コンピューター:
(1)Disktop:自作 i74770S 3.1GHz 3GB OS-Windows7 Home Premium
(2)Note1:Lenovo X61 2GHz 2GB OS-Windows7 Home Premium
(3)Note2:Lenovo R60e 1.73GHz 2GB OS-WindowsXP

3-2.新シャック(2014年10月以降)

・IC-7800は処分しSDRトランシーバーANAN-100Dを導入しました。
・ANAN-100D, Elecraft K3, IC-7100, FT-736MX,
 FT-817, VX-3
・Linear AMP:JRL-2000F(1kW), Elecraft KPA500(500W)
・対応周波数:1.8MHz〜1200MHz,
・対応モード:CW, AM, FM, SSB, RTTY, PSK, JT65
・コンピューター:
(1)Disktop:自作 i74770S 3.1GHz 3GB OS-Windows7 Home Premium
(2)Note1:Lenovo X61 2GHz 2GB OS-Windows7 Home Premium
(3)Note2:Lenovo R60e 1.73GHz 2GB OS-WindowsXP

4.4SQ垂直アンテナについて

 7MHz帯のアンテナは、水平系が望ましいのですが敷地の関係と20mHクラスのタワーが建てられない関係で、高さが低くてもDXに良いアンテナがないかと探していたところ、2002年1月号のCQ誌にJA6ARJ和田守さんの4SQ垂直アンテナ製作記事を見つけ2009年11月に製作しました。とても再現性の良いアンテナシステムで現在もその性能は保っています。S/Nがとても良く弱い信号でも拾えます。
UB-50のRDP(地上約16m)と比較しても受信性能は高いです。但しこの4SQは理想的な接地ではないので利得が劣り場面によってはRDPの方が送信の場合有利です。詳細はCQ誌2010年9月号別冊に投稿しています

5.自己紹介(経歴等)

・1958年3月。新第二級アマチュア無線技士を取得
・1958年5月。無線局開局申請。
 11月新設検査合格JA3APUを大阪市天王寺区で開局
・1959年にNTT(当時電電公社)に就職
 最初の10年間は有線通信装置の保守。その後本社へ転勤して社内情報システム担当
 旧(株)NTTデータでソフトウエア開発・社内教育担当など
・会社の都合でQTHは転々とし、一時埼玉県、神奈川県、千葉県でJH1XFBを運用
・1979年。勤務地大阪に戻る。奈良市でJA3APUを復帰
・1982年。大阪府河内長野市に転居
・1983年。友人に勧められてDX Huntingにはまり20mHの自立タワー建設
・1990年。第一級アマチュア無線技士取得。1kW局免取得
・1994年。DXCC オナーロール取得
・2003年。滋賀県彦根市に転居
・2006年。DXCC No1.オナーロール取得
・2008年。5Bnad DXCC取得
・2010年。ARRL VEC試験受験。エキストラ級取得
・2011年。バニティコール 「NT2J」を取得
・2014年。DXCC Challenge2500取得

6.西堀榮三郎記念探検の殿堂無線倶楽部の活動


・彦根市に転居した際、当時滋賀県湖東町(現東近江市)の博物館、西堀榮三郎記念探検の殿堂が南極昭和基地とアマチュア無線で公開交信を企画していることをJA3AER荒川氏から聞き、ローカル局と協力してクラブ局を2008年に設立しました。このクラブ局の目的は、一般のクラブ局とは異なり「青少年の科学の芽を育てよう」ということにあり、アマチュア無線はそのツールとして使います。その趣意は倶楽部のHPhttp://www.jl3yrt.com/に記載されています。
・2014年になって、当時育成した小中学生のうち、二人が理工系の大学生、高校生になり顔を見せてくれました。上級資格を取って意志を引き継ぎたいと。育てた甲斐があります。
・引き続き子どもたちを育成していますが、国家試験に合格して免許を取っても開局までこぎつける子は少ないのが悩みの種です。原因は、日本のアマチュア無線技士の試験制度と無線局免許制度(電波法)が青少年に対して敷居が高いことです。今後の大きな課題となっています。