こうのとり3世誕生          

7月 9日 6:30頃 1羽目巣立ち!

7月12日 16時頃 2羽目の巣立ち!

7月13日 12時頃 3羽目も巣立ち!  誕生から66 日目

2012/5/16 神戸新聞の記事
 国の特別天然記念物こうのとりが、豊岡市内で放鳥されてからおよそ7年。初の放鳥3世となるひなが、同市日高町山本にある人工巣塔で確認された。
別の人工巣塔でも放鳥3世の卵がふ化したとみられ、新しい世代の誕生が相次いでいる。誕生が確認された同市日高町山本の放鳥3世は3羽。親鳥はこの近くで2007年に放鳥された7歳雌と、08年に同市出石町伊豆の人工巣塔から巣立った4歳雄。約1週間前から、ひなに餌を与える動きを見せていた。
 放鳥は05年から始まり、27羽が大空に羽ばたいた。昨年までに36羽の放鳥2世が誕生。現在、50羽近くが野外で暮らす。今年は豊岡巾と京都府京丹後市で、放鳥2世の4組を含む計8組のペアが営巣、産卵した。
 兵庫県立コウノトリの郷公園(豊岡市祥雲寺)の江崎保男研究部長は「自然界で育った鳥の繁殖は大きな一歩。野生復帰計画がまた新たな段階へと踏み出した

5/16 この記事を見て私の好奇心に火がつきました。
     巣立ちまでのこうのとりのヒナの成長ぶりをお知らせしたいと思います。
     巣立ちはふ化から2か月と言われています。それなら巣立ち予定日は7月7日になります。
7/13 最後のヒナも巣立ちしました。

月 日 ふ化後 ふ化は5月8日頃と思われます。その日を基準に計算しています
7月13日 66日目
最後の巣立ち。長い間見慣れた巣塔にこうのとりの姿はありません。近くの田んぼで3羽一緒にエサ探し。
7月12日 65日目
2羽目が巣立ちしました。しばらくは近くの民家の屋根にいましたがその後田んぼに降り立ちました。
7月11日 64日目
午後から雨。親がエサを持ってきました。一気に食べて1分後もう親は餌探しに飛び立ちました。まだヒナは巣を守っています。
7月10日 63日目
昨日からカメラマンが急増。午前・午後とも10台くらいの車が止まっていました。
7月9日

午後
62日目
私の所用の間の午後1時30分〜4時の間に戻っていました。3羽とも何事もなかったかのようにいつものような夕方を迎えました。
7月9日

午前
午前6時半頃1羽が巣から飛び立ち50m程離れた田んぼに降り立ちました。右は巣塔に残った2羽と電柱で見守る母親 9:00
7月8日 61日目
結構軽やかに浮くようになっています。100m程離れた電柱にこうのとり2羽がクラッタリング。親夫婦で巣立ちを促しているんでしょうか?
7月7日 60日目
飛ぶ練習を3羽交代でしています。巣の端から端まで(約2m)を少し浮きながら移動しています。巣立ち間近?
7月6日 59日目
相変わらず親鳥の姿が見えません。巣立ちのためダイエットをさせているのでしょうか少し浮いています(右) 2か月まであと1日
7月4日 57日目
母こうのとりは巣塔に戻ってもあまりエサを与えていません。巣立ちを促しているのでしょうか。羽ばたきで数センチ浮いていました。
7月1日 54日目
羽ばたきの練習時間が多くなってきました。もう少しで浮き上がれそう・・・ 親鳥と比べても羽翼の大きさも殆ど変わらなくなってきました。
6月30日 53日目
10日ぶりに雨が降りました。このように交代で羽ばたきの練習です。でもまだ浮きそうで浮きません。ふ化から巣立ちまで2か月だそうです。
6月28日 51日目 ふ化して51日が経ちました。ヒナ3羽でも巣の中は窮屈
な様子。
6月27日 50日目
所用で1週間見ていない間にずいぶん成長しました。左は親鳥が帰って。3羽のヒナは親鳥と同じくらいの大きさになってました。
6月20日 43日目
台風一過、みんな無事でした。タイミング良く母鳥が餌を集めて持って帰ってきました。がっつきまくって3分くらいで平らげていました。
6月19日 42日目  台風4号の接近で兵庫県全域に大雨洪水警報が発令されてい
ます。母鳥はエサ集めに巣を離れていました。ヒナはこのように
ずぶ濡れの状態で耐えていました。今夕には豊岡に最接近する
予報です。雨だけでなく風も強くなるようです。今年の4月下旬?
の春の嵐が吹きまくったとき、新田小学校の人工巣塔から巣と
ともにヒナも風で落ちてしまい命を無くしています。そのようなこ
とにならないよう祈りたいです。
6月17日 40日目  人工巣塔から100mくらい離れたところにホテルKOSHOがあ
ります。ここのレストランでは屋上から見た人工巣塔のライブ中
継がプロジェクターでスクリーンに流されお客さんはこうのとりの
今の様子を確認できるようになっています。
 今朝は朝食をこのホテルでスクリーンを見ながら食べました。
その間に母鳥は4回エサを運んでいました。そのたびにヒナは
一瞬のうちに食べ切ってしまいます。まさに育ち盛りです。
 今朝も2羽のこうのとりが上空に飛来。母鳥は威嚇をしませんで
した。ひょっとしたら飛び方の示範をしているのかも知れません。

6月16日 39日目
育ち盛りのヒナ。母鳥がエサを運ぶ回数が頻繁に・・・ また上空をこうのとりが・・・ ヒナは巣の中で小さくなっています。
6月15日 38日目 昨日の新聞に豊岡市伊豆(父親の育った人工巣塔)でふ化したヒナが
巣立ったという記事が掲載されていました。人工巣塔の下の田んぼで
15分程餌探しをしたそうです。でもこのヒナは2世です。
3世で最初の巣立ちを迎えるであろうこの3羽。もう少し練習をして巣か
ら1mくらい浮き上がることが出来るようになったらいよいよ巣立ちを迎
えるはずです。まだ今日の段階では浮いていません。
交代をしながら羽ばたきの練習です。
6月14日 37日目
くちばしが黒くなってきています。親鳥とはまだ一回り小さいですが、飛び立つ練習に余念がありません。最高気温29℃
6月13日 36日目 今日は殆どヒナだけの生活でした。昨日は1羽だけが飛ぶ
練習をしていたので後の2羽は育ちが遅れているのかと思
っていましたが左のように、3羽とも同じように順調に育って
いることが判りました。クラッタリングの練習もしています。
でもまだ小さな音しか出せません。
梅雨入りしてから本格的な雨は幸い1日だけ。しかし今日の
最高気温は28℃。田んぼの真ん中の人工巣塔は日陰があ
りません。そのことが気になります。

6月12日 35日目
さかんに羽を広げて飛ぶ練習をしましたが、まだ体は浮きません。でもこんなに成長しています。
6月11日 34日目
上空を2羽のこうのとりが旋回、母鳥が慌てて帰って来ました(右)。ひなは安心して身を出しますが母鳥はなお威嚇のクラッタリング(左)
6月9日 32日目
雨が降ったり止んだりの梅雨空、羽ばたきの練習・それを指導する母こうのとり。6月3日と比較しても羽翼がしっかりしてきた。
6月8日 31日目
今日近畿地方は梅雨入り宣言。昼過ぎには雨の中ヒナだけで留守番。夕方には親鳥を久しぶりに巣塔で見かけることができました。
6月6日 29日目
今日は太陽を金星が横切る日。こちらは写真撮影に失敗しましたが、こうのとりはヒナとは言えないくらいに成長していました。
6月4日 27日目
親鳥の巣を空ける時間が長くなってきました。エサが大量に必要なのか?この大きさになったらカラスの攻撃にも耐えられるからなのか?
6月3日 26日目
クラッタリングの練習をしていました 翼も大きくなり順調に成長しています。やや巣も狭い感じ
5月30日 22日目
立ち上がって羽ばたきができるようになりました 巣塔上空を鳥が!クラッタリング(カタカタとくちばしをならす)で威嚇
5月28日 20日目
親鳥は巣塔から50mくらい離れた田んぼで約1時間エサ集め 巣に戻り10分程エサを与えたら、またエサを集めに出かけました
5月25日 17日目
こんなに成長しました。くちばしが長く、目の周りは赤く・・・ 母親がエサを巣に持って帰ってきました
5月18日 10日目
母親も餌を探しに・・・ 無防備でカラスが心配です 4羽とも出石方面を見ています。父親は出石で誕生しました
5月15日 7日目
ヒナは殆ど見えません 父親が餌を運んで来ましたがすぐに出石方面へ飛び立ちました