<山岳救助講習会>

■支点の色々

 ・現場にある自然物を利用する。(↓写真拡大)
 ・複数個の支点を連結すること。(↓写真拡大)
          

 @直径15cm程の樹木の場合、直接スリングを巻きつける。
 A根がしっかりして、生きている細い樹木の場合、出来るだけ
  根元に近いところをスリングで縛ること。
 Bススキ、笹、低潅木などを利用する。5〜6人が力を合わせて
  引いても崩壊しない支点を作成することが出来る。
  荷重方向を見定めること。
 C大岩を利用する。花崗岩の場合、1立方米で3t以上はある。
  据わりの良い物を選ぶこと。荷重方向が変化しても対応し易い。
                  
☆☆

吊り下げ救助の様子

 ・ちょん切り救助(↓写真拡大)
 ・背負懸垂救助(↓写真拡大)
     
 @要救のロープは救助者のロープに連結後、切断する。
 Aバックアップロープをセットし、二次遭難を抑止する。
 Bロープが岩角に当たる場合は養生する。
 C背負わずに、要救を両足で挟み込むこともある。
        
 


張り込み索道救助

河川の対岸に渡す。

 ・ほぼ水平の場合(↓写真拡大)
 ・上流から下流に向け高度差がある場合(↓写真拡大)
            

 @ロープの張り込みの緊張を緩めるシステムをメイン索道ロープに
  組み込むこと。
 A応用:中州の要救をピックアップする場合、索道 システムは
  更に複雑となる。


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