糸鋸刃について

 

当社の糸鋸刃は幅や厚さの違うものが大きく分けて4種類、材質の違うものが2種類あります。

1.1×0.4×150ミリ(幅×厚さ×全長) 

 カタログの(1号〜3号およびDX1号〜DX3)

 細かい細工やカーブでの取り回しが非常によく、組み木やパズルなどに向いています。

 

1.3×0.4×150ミリ 

カタログの(1.3  1号〜3号およびDX1号〜DX3)

市販されている木工用糸鋸刃のごく一般的なスタンダードのサイズで木工教室や木工体験など初心者からプロまで幅広く

  使っています。



 ・1.4×0.45×150ミリ

  カタログの(1.4 4号)

  幅1.8ミリの材料を幅1.4ミリまで削り込み、カーブでの取り回しを良くしました。刃幅が広く刃厚があるため25ミリ以上の厚物向きです。

  また、切り込みのラインを模様として見せたりする時にくっきりとします。

 

1.8×0.45×150ミリ 
       

 カタログの(1.8  2号4)

  幅も厚みもあり大まかな作業や緩いカーブを切るのに向いています。

 

 ※ 外国製の機械の多くは糸鋸刃の全長が130ミリのものが一般的ですので外国製に取り付けるときは鋸刃の両端を

 ペンチなどで切ってお使いください。片方だけ切ると返り刃が出過ぎたり出なかったりしますのでご注意ください。

 

◎材質は当社従来のものとデラックス糸鋸刃(DX)がありますが、製造方法はすべて同じです。

 ・従来製品

     刃先まで研磨機によって手仕上げをしていますので切れ味は非常によく、切れ肌も仕上げ磨きのいらないくらい

  滑らかです。


軟木から堅木までオールマイティーに使え、初心者からプロまで幅広くお使いいただけます。

(メーカーや小売店での糸鋸刃のランクでは手仕上げプロ仕様と同レベルです。)

 ・デラックス製品

   従来製品に加え耐久性において非常に優れ、広葉樹の中でも堅いといわれる様な木に対しても有効です。

   (技術と機械の性能によって変わります。)

 

  両製品とも合板など集成材に対しては切れ止みが早い様なのでご了承ください。

 

◎刃の数(山数)について

 48(1号・1.3 1号・DX1号・DX1)

  刃が一番多いため切れ肌は一番滑らかで比較的薄い材(15ミリ未満)に向いています。

  20ミリの木材も切れますが刃数の少ない製品に比べて抵抗が大きく切りずらく感じます。

 

28(2号・1.3 2号・1.8 2号・DX2号・DX2)

 比較的薄い材からある程度厚い材(10ミリ程度〜25ミリ程度)までオールマイティーにお使いいただけます。

 ※細2号・DX細2号・DX2号は刃と刃の幅は28山と同じで返り刃はバリを取りやすくするため48山の刃幅になっています。

 

20(3号・1.3 3号・1.8 3号・DX3号・DX3)

 刃数が少ない分目詰まりを起し難く比較的厚い材(20ミリ以上)に向いています。

  細3号・DX3号・DX3号は刃と刃の幅は20山と同じで返り刃はバリを取りやすくするため48山の刃幅になっています。

  当社製糸鋸刃はすべてアサリ無しですのでアサリ付きより切れ肌の滑らかさなどいろいろ利点はありますがあまり厚い木を切ると

目詰まりを起こして折れる原因になります。厚さ
30ミリを目安としてください。

 

上記に示した数値等はあくまで目安です。材質、技術、機械の性能によって変わります。

 実際使う人がいろいろ使ってみてその材質に合うものまた、自分のフィーリングに合うものをお使いください。

 

  使用上の注意

  糸鋸盤への取り付け、調整等に関しましてはお使いの糸鋸盤の取扱説明書をよくお読みください

  使用中は必ず保護メガネ、マスクを着用してください

  加工物が振り回されないようにしっかり保持してください

  お子様の手の届くところには保管しないでください


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