![]() 8ミリフィルム熱中人 8ミリフィルムに熱中して45年の伊東さんを今回取材しました。 伊東さんにとって、8ミリフィルムの原点は、少年時代に通っていた村にひとつだけあった映画 館。私達がその映画館を初めて訪れた時、まさか40年前に閉館したままの様子で映写室が 残っているとは予想もしていませんでした。中に入らせて頂いた時にも、伊東さんはあからさま に感動の言葉を並べたりしませんでした。 ![]() ![]() しかし少年時代に憧れていた映写機を眺めたり、触れたりしている彼の姿を見て、イタリアの 映画「ニューシネマパラダイス」のシーンが私の頭をよぎりました。 ![]() ![]() 「ニューシネマパラダイス」のアルフレードとトトの様な映写技士と映画好きな少年のやりとり は、当時、日本のどこかで何度となく繰り返された情景なのかもしれないと、今は思います。 熱中することが、その人の人生を豊かにするのみならず、人生を支えるほど大きな存在になり うるのだなあと、あらためて実感する取材でした。 うぇいくあっぷらんど ディレクター 新倉美帆
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