1998・8月 中国北京西安上海、ツアー同行者サイコーな4泊5日


関空インフォメ前でK島ちゃんと合流、その後旅行会社の説明を聞くと
中国側の都合により、予定が変更になったらしい。
しょっぱなからナニ?

よくよく話を聞きますと、寝台列車で北京から西安へ移動のはずが
飛行機に変わり、しかも日本から添乗員も
ついてくる・・・ラッキーやん!
(現地係員のみのツアーばかり行ってるので、いやはや)
感動のあまり、DFSをひやかしに?行き
香水の香りを嗅ぎまくって、気持ち悪くなりながらウロウロ。
関空の中でボケ写真を撮りつつフラフラ。

中国東方航空で青島経由、北京へ。
イミグレで降りた青島は
使ってない施設が多いし、空港の職員さんは
暇そうだし、妙な空港でした。
(今はどーか知らないよー)

なんだかんだ言いつつ、懐かしの北京に到着。
飛行機の中で漢字ナンクロをやりすぎ、頭ん中パラピレポレ〜!
とにかく、かなり街中綺麗になっています。
そりゃもう、一年半前よりかずっと!
そして、これまた懐かしい長城飯店(シェラトン・ホテル)へ。
ロビーも階段も、フロントもそのまんま〜!
日本から付いてきた、添乗員の村さん(あだなつけてみた)に
「ここの朝ごはんイマイチやで」と言ったら、
「5つ星やのに、何ゆーねん!」と叫ばれてしまいました。
・・・ホンマやて


さて、2日目

朝はやっぱ、アノ朝食・・・別にむりやり洋風にせんでもええやん・・・
中国粥の方がよっぽど美味しいのにねえ?(誰かに同意を求める)
今日は万里の長城、居庸関(きょようかん)から登ります。

居庸関入り口・・・
昔からある建築物じゃ
なくて、観光用に
新しく建てられたモノ。
近くに寄ってみると
やや、作りこみの
雑っぽい所があって、
少々悲しかったり↓

↑ここは八達嶺より、
幅が狭く
中国国内からの
観光客も多いのだ〜
敷石が減っていない為
歩きやすかったかな。
とにかく、すごい人!

↑多分、倉庫と思うん
だけど、イカシたセンス
でしょー?(*^▽^*)
遊び心があって
楽しいよね♪


写真撮るのに夢中な、パンツ丸見えのおかん・・・とか
まっ黄色のフリフリワンピース着た女の子とかを見るのも微笑ましく
中国のおおらかさを再確認しました。
チャイナ服を着せてるマネキンが
何故か、ドアの真ん前に立ってるし(謎)

帰りに寄った、レストランはもう3回目・・・
この辺りは、コチラしか飲食施設が無いそーです。
北京ダックを頂きましたが、全聚徳と味が違うーーー!!!
村さんに尋ねると、やっぱ味は比べモンにならんみたい。
(とにかく全聚徳推し)

お次は天安門広場&故宮。
ラスト・エンペラーや、わ〜い(棒読み)
ところがすでに3回目の見学ってゆーのが
現地ガイドの李さんにバレ
「はい、理由を答えて下さい」等
いろいろ話しをフラれて困っちゃいました・・・
←(天安門広場・真ん中の写真は毛沢東さん)
太和殿・・・映画でお馴染みですね(・∀・)
どれだけ巨大なものか、分かりにくいと存じますが
周囲6キロに及ぶ、560余年24人の皇帝が
住んだ、おうち(デカ!)
でも、中に入ると人間が住む所じゃないって
体感できますよ。なんか息が詰まりそう。
これが権力と栄耀栄華のカタチかぁ。
外敵進入を防ぐ意味もあるんやろうけど
人間を閉じ込めてる雰囲気がします。


途中、喉が渇いたから
不純物混入しまくりのアイスキャンデーを食べてみたり。
チャレンジャー(^_^)v
4、5キロ歩くとさすがに辛くなってきまして、その道中
「学生?」などと、ツアー御一緒の方に聞かれた日にゃー
K島ちゃんと2人でぶっとんだっちゅーねん(笑)
働き始めて何年経つんや〜!

晩御飯は広東料理。
店を出たとこで、K島ちゃんが物売りにかこまれ
大変だったんだけど・・・ちょっと助けてよ〜添乗員めぇ!
同ツアーの、他の皆さんは京劇を観にゆかれましたが
私たちはそれより買物がしたかったゆえ、
村さんに頼んで別行動を取ります。
一旦ホテルへ村さんと一緒に戻ったんやけど
タクシーの中で年の話をしてたら、彼は自分達より年下でした。
・・・わーるかったね、私たち見かけと違ってて。

んで、これまた久しぶりのルフトハンザへ。
ホテルから歩いて5分くらいなんですよね。
昔、女の子2人で車道側の道を歩いていったら、
物乞いのよーな方々がいっぱいで
恐怖を味わった記憶がありましたから、向かいのハードロックカフェ側の道を
選んだわけ〜☆

そしたら、村さんが車道側の道を疾走している・・・
多分うちらを追いかけてきたんやろな〜と、
K島ちゃんと顔を見合わせたけど
わざわざ追いかけて走るのも、しんどい話や。
数分後、めでたく百貨店でバッタリ。
「そんな早く歩ける訳が無いやん?」と言うたら
彼はドッと疲れがきたらしい・・・
「何かあったら心配やから・・・はあはあ・・・走ってきたのに・・・(TωT。)」

店内はめちゃ綺麗に改装してまして、
一年半前よりイケてるー!
店員は愛想いいし、ショーケースには商品いっぱいあるし。
(1997年、一月の旅行参照)

迷奇(一部では有名)という保湿クリームを探すけど
英語が通じない・・・こうなりゃ奥の手。
筆談やー!
これが出来るから漢字圏は好き。
しかもね・・・観光客向け土産物屋より安いねんw
ルフトハンザおすすめです!
地下へ降り、おもろおかしい食料品もげっちゅ。

帰り、村さんは物乞いさんに捕まってたけど
助けないよーん。
時間があった為、ハードロック・カフェにも入ってみましたが
スタンドバー、ワンドリンク100元!!!
(当時で1,200円くらいかな)
高い!高すぎる!ので、あえなく退散。
そして、村さんがK島ちゃんの大学後輩であることが判明しました・・・
世の中って狭いねー(^o^)丿


えー3日目です

モーニング・コール、5時45分やで?
まいるわ、もお(-_-;)
北京から西安まで、飛行機で一時間くらいかな?
この頃から、ツアーの皆さんと仲良くなってきてます。
歯医者さん一家とか(息子2人は中学生!)
広島の女性教師2人組とか。

西安といえばシルクロード拠点都市っすよー!
いにしえの唐の都、長安よー!
バスに乗り、空港から街へ入りますが
その間、とーもろこし畑等ございまして・・・なんと360℃地平線!!!
広い!広すぎるぞ中国!
途中、始皇帝陵が小山のよーに姿を見せ・・・
あれ?えっ?中に入ってもいいの?
大勢、陵墓に登ってるんやけど。

ちなみに西安の名産は「ざくろ」だそーです。
ざくろジュースを是非とも飲みたかったのですが、
機会を失ってしまいましたので、又訪れたいわあ。ジュースを飲みに・・・
他にも、楕円形のでっかいスイカ、姫林檎、イボイボした桃(笑)、普通の桃
・・・など、果物が豊富。
とれたての桃、美味しかったよ♪

街は古都の名にふさわしく、
14キロ余りの巨大城壁が!
空にそびえるクロガネの壁〜
スーパー城塞マジンガー長安〜♪
・・・てな歌があるかどーか疑問ちっくですが
冬は、城壁の上で市民のマラソン大会を行うそうで。
←それぐらい、でかくて幅も広い・・・

西安市内に入り、大雁塔を見学。
三蔵法師が、天竺から持ち帰った経巻を収めた所です。
1000年以上建ち続けている我慢強い塔です
もちろん、ここでも写真を撮りまくるんですが、
大雁塔ポーズと称して、シャッターを押してもらうと
女性教師二人組から、「ま、参りました・・・」の声が。
そろそろ、私たちは「変なポーズで写真を撮る二人組」
・・・と、認識されてきました。

えー次に、かの有名な兵馬傭坑博物館へ。
始皇帝の死後を警護するために、リアル埴輪(?)を
ぎょーさん作らせたらしーんですな。
それを展示してるんですな。
(とゆーか、未だに発掘中)
死後すら脅え、こゆものを造らせる権力って
一体なんなのでしょうね。
映画「HERO−英雄ー」の始皇帝は、
かっちょよかったけど。

写真撮影禁止
の中、「写るんです」片手にカシャカシャしてみたら
現像すると真っ黒・・・(TωT。)
上の写真は、撮影に成功した同じツアーの方から頂いたもんです。
VIP席から見学でラッキーと思ってると、普通の位置より
3メートル前で見られるだけやん・・・
中国らしいと妙に納得してもた。

そして、夢がふくらむ華清池に到着。
玄宗皇帝と楊貴妃が
湯治に来とったんやで〜?
世紀のロマンスやで〜?
昔の風呂も復元されてるし〜!
断崖に庵が転々とあり、
工事中でなければ
ものすごい景観やったのに・・・
うう、無念。

晩御飯は西安名物、餃子フルコース!
唐歌舞ディナーなので、舞台をみながら食事です。
お花とか、あひる、カニ、など色んな形のギョーザが可愛い。
白いお酒がでてゐる・・・美味しい(T▽T)
極めつけは、ファイヤー卵トマトスープ。
(目の前に鍋があるんやけど、ガス火がメラメラで熱い!)

えー、舞台はいにしえの唐の踊り?
と期待してましたけど、ちゃうねん・・・(>_<)
バレエの要素もあるし、雑技団っぽいのもあるし。
思いっきり欧米人向けって感じ〜!
民族舞踊に民族楽器のみでも充分通用すると思うんだけど・・・

疲れながらも、西安シェラトンへチェックイン。
でたあー水道水が真っ黄色!!!
(黄砂の色?・・・ロマンだ・・・)
歯磨きはミネラルウォーター使用でーす。
ロビーに生バンドがいて、タイタニック・テーマ曲を歌ってはった。

部屋でTVをつけると「戦火の勇気」放映中。
デンゼル・ワシントン好きやから
頑張って見る。
字幕北京語。
音声英語。
うう、眠気が・・・(遠のく意識)


旅行4日目

西安シェラトンの朝食はバイキング。
中国のパンはあまりいただけない・・・ので
肉まんと紅茶という、悲惨な組み合わせにしてみました。
カメラの電池が切れて、売店へ買いに行くと
値段がなんと120元ーーー?!
ちょっと待てー!日本円にしたら1,500円近いやんー!
しかし、仕方なく購入・・・(-_-;)

本日は、博物館めぐり。
碑林博物館、歴史博物館、威陽博物館・・・
なんかね、色々回って思ったのは
文字に対するスタンスが、”残す”って事に徹底していて
ある意味、見事です。
漢民族の民族性なんですかね。
んで、トイレとかは無頓着なのよねぇ〜なんでやろ?
(空港、ホテル等、今はだいぶ綺麗です)

威陽博物館の門 碑林博物館の石碑 いわずとしれた厠


昼食は四川料理。
レストランのトイレは
久っしぶりに勇気がいるとこでした。
(でも、使う)

西安空港から、一路上海へ。
機内食はミックスベジタブルと鶏肉の煮物。
2時間後に着陸ですが、流石に上海は暑いです〜(>_<)
湿気もすごく、日中38℃あったと聞いてクラクラしました。
着いたの、夜で良かったあ。
デラックスバスの快適さにしびれ、一番後ろで寝っこけますw
優しいツアーの方が、わたくしに上着をかけて下さって
いたれり、つくせりヤネ・・・

以前、来た時は夜景ショボイなあと
感じたので、あまり期待してなかったんですけど
外灘・・・ウルトラ・グレードアップしてました(゜ロ゜;)
すっげー!!!
ツアーの皆さんとも仲良くなって楽しいし、
明日帰国なのがもったいない・・・
家族連れのお子さんが「また同じメンバーで旅行したい〜」って
言ってくれたの。
ワシも、そう思ったよ!


5日目

朝、5時15分にたたき起こされ、ロビー集合は6時半・・・
脳みそまだ寝てるって。
朝ごはんは機内食の予定なんやけど、食べたのは11時近くでした。
もお、空腹で暴れそうdeath!

機内で、時間つぶしに女性教師2人組と”絵”しりとりをして遊んでたのですが
例えば、林檎の絵が回ってくると「この絵は林檎ね・・フフ」と思い
おもむろにゴマを描いて次に回す・・・というゲーム?です。
なかなかヤルな・・・おぬし達!

日本へ帰国後、めちゃくちゃな量のフィルムを現像に出しましたが
焼き増し合わせて7,000円ぐらいになってしまったよう(痛)
カラーコピーで後日、アホアホ写真集を作成し
住所をお聞きした、同じツアーの皆さんに送付致しました。
結構、ウケて面白かったです。
見る?