96年9月 台湾旅行・・・丁度ゲッペイの季節でした


えー過去・・・上海&北京旅行で知り合った、
かのM本夫妻と御一緒させて頂きました。
このお二人とは、「上海ルージュ」という映画も観に行きましたし、
神戸中華街も遊びにいきましたし、
中華料理も食った食った♪
奥様は中国にハマりにハマって、胡弓(中国の弦楽器)を習い始め、
さらに、北京語も勉強しはじめた頑張りやさんです。
そうそう、中国のバンド「黒豹」のCDも
お借りしましたねー(^o^)

・・・といった、感じのお2人と
だんな様の会社の御友人2名を交え、5名で遊びに行きました。
すごいメンバーだ(笑)
ひたすら、行きの機内食をカメラにおさめる
宇都宮出身の某さん!
この旅行中、全食写真に撮るつもりらしい・・・ステキー(・∀・)

着後いきなり、高雄の夜店へ案内されました。
深夜一時から、屋台をうろつき
スッパ辛いラーメンにチャレンジ!!!
かなーり、クセがありまして
5名中食べられたのは2名・・・その2名の中に入っていたワダス(-_-;)

スターフルーツ、マンゴー、パパイヤ等、
口に入れやすい大きさにカットされて、容器に並んでます。
これが50円から100円くらい。
地元の人も、夜食の買い出しへ来てはりましたが
すでに深夜一時を回っております。
なんて宵っ張りなんでしょーか!
これで普通なのかな?

2日目


高雄市内観光。
なんと、ツアーメンバーは私たちの5名のみ!
それにガイド氏が付くという、ぜーたくな旅行です。
ワゴン車に乗せられて、
澄清湖という湖&寿山公園を見学。
おお、あちこちで太極拳や剣舞をやってる(〃゚д゚)
めちゃかっこいいっ!!!
←わしのハートを釘付けした、公園の噴水・・・
もうね、メデタスギテ脱力したで。


遊歩道には大粒の丸石が
敷き詰められ、そこを裸足で歩くと体に良いそーな。
早速、全員でチャレンジしてみましたが、もう痛くて、痛くて・・・
足の裏、イボイボになりそうです(>_<)
昼食は台湾料理。
炒め物数品と、なぜか出てきた南京豆・・・
お、おかず?

このあと、景勝地である日月譚(ズーユエタンと読む)へ向かいます。
山道を車で、びしばし登るので
かなりクラクラ・・・車中の会話も途切れがち。
そこで、私がボケをかますとシーーーーーン・・・・・・・(-_-;)
あ、あれ?な、なんや?この空気。
そうなのです。私以外、関西人がいなかったのです。
M夫妻は広島。
あと、茨城に宇都宮・・・誰も突っ込んでくれないのです。
非常に、悲しい思いを致しました。
ええ(T_T)


わしらが行った時は
霧がかかって、湖面が
見えんかった・・・
晴れてると、こんな感じ。
もっかいリベンジしたい
ですねえ・・・



3日目

歴史的な建築の多い、台中市内観光へGO!
まずは宝覚寺。
寺内には、またしても布袋さんがいっぱい。
しかもフルカラー像やねん!
きわめつけに、12,3メートルある
巨大な布袋像も!!!
ヘソの所に窓が開いてる・・・


こちらは鄭成功さんの拠点地だった所です→
え、誰だって?
ちゃんと説明できるかなあ・・・(;´Д`A
台湾南部は16世紀、オランダに支配されてて
1661年、鄭成功さんが奪回し海上貿易の中心と
しますた。ちなみに彼の母親は、九州平戸出身。
だから日本にも、すごくゆかりあるねん。
中国本土では明から清へ移り行く激動の時代。

そやねえ、後は浄瑠璃化された
近松門左衛門の「国姓爺合戦」が一番良くワカル。
和藤内のモデル。
アジアの英雄譚だよ┌|∵|┘

台中公園では胡弓の調べが・・・
まあ、風雅ですね。
たいがい6〜70代の方々が集っていて、ゆっくりと時間を過ごされているご様子。
大体は日本語を話されます。
戦争の時のなごりとは言え、複雑な気分ですが
こうして今の時代に、うちらがコミュニケーションとれるので
ま、いっか(ビミョーな問題やけどね)

昼食はモンゴリアン・バーベキュー食べ放題!
自分の好きな野菜&お肉、タレを選び
直径1.5メートルはある円形鉄板で焼いてもらうのー♪
コックさんは長い長い金箸を自在に操り、
曲芸のよーに焼きまくってます。
コックさん、華麗!
コックさん、男前!(←重要)

さて高速に乗り、台北へ移動。
バンバン飛ばしまくりです。
ええぞ〜運ちゃん!
すでに命はアズケタ・・・
到着後、忠烈祠観光での注目は
一時間ごとに行われる儀杖兵さんの交代です。

マシンの様に正確に歩き
足の角度も、手の角度も見事に一致。
AIBOの方が、よっぽど滑らかに動くのでは、
と妄想を抱かせるカクカクさ。
バッキンガム宮殿衛兵の交代みたいなものですね。
石垣島の学生が、修学旅行で訪れていたのにはオドロキ。
そうかーこっちの方が、地理的に近いんや〜!

そして、この旅のハイライト!
故宮博物院へ。
(中国紫禁城至宝の大半はココにある)
(何故、台湾にあるかは近代中国史を調べてくれ)
ガイド氏に自由時間をもろて、ひたすら歩き回るけど
たった2時間では無理!!!
展示数多いし、部屋は迷路みたいだし
とにかく、トンデモナイお宝を中心に見学しました。


その、お宝とは・・・!
象牙職人が親子3代、100年かかって彫り上げた透かし彫り・・・だとか。
玉石を彫りまくって作った、白菜&バッタ・・・とか(絶句)
時間が足りなくて、チョー駆け足で見たです。
うう、もったいない・・・
貴重な天目茶わんとかも、あったのにい。
ああーゆっくり見れないなんて
もったいない!!!(T▽T)

あまりの凄まじさに倒れそうになりました。
なんつったって5,000年分やし。
殷、周の青銅器から始まって、
春秋戦国、五代十国、六朝、秦、漢、隋、唐、宋、元、明、清の
長岐に及ぶ、書画、陶磁器、中国で珍重された玉器、
などなど点数は70万余。
絶対絶対ゆっくり見に来る!!!と心に誓うワシ。
(こう、思った都市が一体いくつあるのか・・・)

夕食は石鍋料理。
台湾風シャブシャブで〜す。
老酒ものんじゃったりして、年代物はフルーティよーん。
台北でのホテルは、THE LEOFOO(六福客桟)
内装が、おもいっきり中華風!で、めちゃカンドーしました。
欧米風よか楽しかったです。
色使いキョ−レツなんだもん(*^▽^*)

本屋さんへ遊びにいきますと
ドラエモンも、ドラゴンボールも
台湾バージョンで売ってるう!
おもわず、”ぼのぼの”の北京語版を購入。
日本語版と合わせて読むと楽しさ倍増です。
(題名”暖暖日記”になってた)
そこら中にある屋台は、どれも美味しそう・・・
写真のは小龍包ですね、上海のが有名だけど、
こちらも負けないほどジューシーです( *^-^)


ところで、台中&高雄は
あまり気にしなかったのですが、台北では
原チャリの複数乗りがキョーレツ。
お母さんが、前のカゴに1人。
後ろに2人の子供を乗っけて、
疾走してゐるねん!
ノーヘルやし、大丈夫なんか?!
事故は無いんか?!


行った時期がちょうど、お月見でしたので、
街に月餅の香りがただよって、いい感じー!
中のアンもいろんな種類がありました。
わたしはナツメが好みです☆

それから、同じ中華圏でも
大陸の共産主義と、台湾の資本主義では雰囲気がずいぶん違いますね。
食事の面に関しては、競争原理が働く分台湾の方が研鑚されてます。
確か、宮廷料理もこちらの方が残ってたんじゃないかな?
記憶あいまいでスマソ(;´▽`A

ガイド氏に、台湾の歴史をほんの少しだけですが教えていただきました。
(ガイド氏は元学校の教師やった)
なんちゅーか、難しい政情に耐え続けている所やなあと
考えさせられてしまいました。
また、訪れたい土地です。
でわ、これにて。