■庭を走る電車(いすばす電鉄)

ついにストラクチュア(マイホーム)工事も、シーナリー(外構)工事も終わり、いよいよ線路の障害物の位置が固定されました。となるとすぐに線路の発注!といきたいところですが、ギリギリのプランなので慎重に慎重にいろいろ確認、確認、確認。そんでもっていよいよ発注です!


12月の半ばにようやくシーナリー(外構)工事が完了、いよいよ庭園鉄道工事本格化です

玄関のアプローチ部です 家の外壁と比べると門柱が白いのが残念…
アプローチ部は線路を敷くために水平になっており、道路から1段上る必要があります
よく見ると線路っぽいものが敷かれてますが…

ダンボール製の線路でシミュレーション…
植木もきちんと線路予定地を避けて植えられています

上の写真の線路はこのように引越しで不要になったダンボールを再利用したものです
社員(息子)が持っているのは半径1.25m、路盤幅500mmの道床付き線路です

もう一人の社員(娘)もメジャーを持って作業中です
R1.25mをちょっと広げてR1.5になった場合をシミュレーション中

カーポートとアプローチ間の段差のアップです
線路が敷かれるところは水勾配ほとんどなく施工されています
(カーポートが道路側に傾いているのでクルマがおっとっと…と傾くのはご愛嬌)

西側の狭い線路予定地の調査です 雨どい部の有効幅は500mmしかありません
地面って普段は気づかないけど結構でこぼこしてるもんですね
雨水配管の都合もあるんでしょうが、ここは結構急坂でした(といっても普通の人は気づかない程度)
勾配は鉄道の大敵なので、外構屋さんに3%勾配になるよう調整してもらいました

ダンボール線路はどんどん先に進みます
ここは北西の角、エコキュートがあって最もタイトなコーナーです

無事半径1.25mの線路が敷けました!
エコキュートの位置や雨どいの位置をがんばって調整した甲斐がありました
ややこしい指示通りに設置してくれた業者さんに感謝です

奥に建っているお隣さんの家と比べるとうちは少し南に寄せて建っているのがバレますねぇ
隣地境界が西に行くほど北に逃げていく形なので余計そう見えるということにしときましょう…

エコキュート付近の直線部は有効幅600mm程度確保できました
たぶん全線の50%くらいは有効幅600mm以下かも…

北東のコーナーです
ここは比較的余裕がありますが、それでも雨どいとかテラスの柱とけっこうギリギリです
ダンボール線路の有効幅は500mmなので、ボギー車の内側偏奇に対してはほとんど余裕ありません

東側は直線に…ではなく、ここはS字カーブになります
まず手前にある家のコーナー出口は左側に振って勝手口の台を避けます
次にテラスの真ん中の柱が邪魔なのでそれを避けて右へカーブ
その先には最後の難関、エアコン室外機があります…

室外機を避けるため線路はまた左にカーブ カーブして一番左側に膨らんだ部分が室外機の中心付近
もちろん室外機の配置も電気屋さんに指定して、配管を長めに置いてもらって微調整しました
で、最後にテラスの柱を避けながら右にカーブしてカーポート方面に向かいます…

検討に検討を重ね、確認に確認を重ねてようやく決まった線路配置です
モデルニクスさんの規格線路をベースにできるだけ切断箇所が少なくなるようデザイン
江ノ電もびっくりするくらいギリギリのレイアウトでしょ?

モデルニクスさんにレイアウト案を送ったらきちんとCADで清書してくれました
滑らかなカーブが優雅に繋がるプランになりました

このプランで2011/1/31についに線路と車両キットを含む入門セットを発注しました
線路が届くまで約3ヶ月、何して楽しもうかな…