■庭を走る電車(いすばす電鉄)

いよいよ庭園鉄道のど真ん中に鎮座する大きなストラクチュアの作成です。つまりマイホームの建設。ギリギリの敷地、ギリギリの間取りの中に線路を敷くので、スペースの余裕はゼロ。基礎工事から設備配管工事、エコキュートの設置、雨どいの取り付けまで、少しでもずれると線路が敷けなくなるので、かなりドキドキしながら半年間工事を見守りました。


地盤調査のため敷地に貼られた地縄でだいたいの建物位置が判明
早速、社長自らオイラン車になって建築限界を確認中… やっぱり狭いなぁ

6月の我が敷地 5月着工のはずがまだ更地
同時に地鎮祭したお隣さんはもう随分と進んでますねぇ
お隣の工事業者が駐車場代わりに勝手に使ってくれたのでクルマ2台分だけ草がない…

7月に入ってやっと基礎工事開始
少しでも基礎の位置がずれたら線路が敷けなくなるけど、今さらどうしようもなく…

ミキサー車とポンプ車がやってきてコンクリを流し込んでいきました…

7月も後半に入り基礎完成 計画通りの位置に出来てるかな?

7月末ついに上棟

庭園鉄道には直接関係無いけど、ホビールームのLOFTとか、
LOFTをホビールームにするため随所に設けられた収納のため、
かなり複雑な層構成になってしまい、通常2日で終わる作業が4日もかかりました…
収納を充実しないとLOFTが物置になってしまうのでNゲージレイアウトも作れないし
なにより巨大な5インチゲージ車両の収納が確保できません(重い車両をLOFTまで上げるのか…)

8月に入って窓が入り、家らしくなってきました
LOFTをホビールームとして使えるよう夏場の熱対策に一工夫して通気層を持つ二重屋根にしました

9月に入り内装工事が進みます
外装が一段落したようなので…

現場監督の社員(長男)と線路敷設予定地の調査に出かけました
これは東南の角、予定通り900mmあるみたい

続いて南西の角の測定 予定通り580mm確保されてました
ちなみに測っているのは境界ブロックから建物の水切りまで
建物の図面は壁芯の寸法で、壁の厚さ+基礎の厚さに加え、水切りなどの突出の考慮が必要です

10月に入り外壁も随分仕上がってきたようです
工事用の足場が組めるということは有効幅が少なくても500mm程度はあるという証拠です

間取り検討用に作ったペーパーモデルです 中の層構造と雰囲気確認用なので外観は適当です
縮尺は愛車のトミカに合わせてあります(本物のインサイトは持ってません…)
外構屋さんと打合せしているプランを模型の敷地に再現してみました

いすばすライナー(家、クルマと縮尺あってませんが…)が走っています
家が建つまでこんなことをして遊んでました

11月に入りほとんど完成 足場もついに取れて雨どいも付きました

気になっていた雨どいが付いたので、西側の有効幅を早速確認
ひいぃ!雨どい部の有効幅はぎりぎりの500mmしかありません!
計画上は境界ブロック-建物水切り間580mmなのでこれで予定通りだけど…

エコキュートが配置される北西角も計画通り有効幅1200mm確保
ここは若干の余裕がありますが、パイプ類は既に基礎工事前から埋められており
予定通りの位置に配置されているかずっと気になってました

1週間後の様子です 雨水配管が埋められています
いたるところに雨水枡が設けられています
線路を敷くときはこれが埋まる程度までバラストを入れないと…

お、ついにエコキュートが入りました
有効幅は597mmでした 計画が600mmなので誤差3mm!
模型ではなく住宅工事としてはよくがんばった値だと思います

ついにマイホームの完成です
引越しの数日前まで内装の仕上げ工事がされてて、引越し前日が完成見学会でした…
そんなわけで庭園鉄道の下準備となる外構工事は未着手ですが、それについてはこの次に…