■庭を走る電車（いすばす電鉄）|
人生一度の大仕事？土地を購入してマイホームを新築しました。土地を買ったときにはまさか5インチゲージを庭に走らせるなんて本気で考えてなかったんですが（=冗談半分考えていた）、いろいろ妄想を膨らまし、図面を描いていくと、ひょっとして本当に走らせるかも… |
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NゲージにTomixやKATOの入門セットがあるように、5インチゲージの世界には 軸距の中央に乗る乗員の肩幅を500mmとすれば、上の図の赤い線のような建築限界となります |
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建物が建築限界内に入らないように線路を配置するには建物外周に有効幅720mmの確保が必要
「建物と境界間1m以上確保すること」なんていう条例や条件付の宅地も結構あるので、 ちょっと郊外のお宅なら、建物外周に600〜700mmの有効幅はあるのでは？ |
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建物の外周両方に720mmも確保できない！と言う場合は建物を上下左右にずらします
片方の有効幅が1250mmあればもう一方の有効幅は500mmまで狭く出来ます 500mmは肩幅とも同じだし、民法で定められている隣地境界と建物の最小間隔でもあります 有効幅1250mmの側には建物と建築限界間に750mm確保できるので温水器の設置にも余裕あります |
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表側は1250mm確保できたとしても家の裏にそんな無駄なスペース取れないよ…という方は
片方に1000mmもう一方に600mmの有効幅は取れませんか？薄型の温水器というのもあります 薄型と通常の温水器の価格差は実態価格では大した差が無い場合もあるようです |
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我が家が購入した土地は上の図のような南側接道の南北に細長い敷地でした 東西に900mm、北側に750〜1100mmの外周が確保できそうなので、ひょっとしたら成立？ 北側の隣地境界線が少し角度を持っていて片側の有効幅が大きいのがポイント この角度が無かったらエコキュートを配置できず計画は頓挫してたかも… |
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でも間取りをいろいろ詰めていると、結局建坪16坪、真四角の家とはいかずこんな家に…
建物の南西がでっぱり、東西の幅も広がって有効幅は東西合わせて1500mmしか確保できず… |
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でもってこれが我が家の配置図最終版 西側有効幅580mm、東側最小有効幅900mm、北側有効幅(建物の角)850〜1200mmです東側にエアコンの室外機（黄緑）を置くため、土壇場で東側の有効幅を当初案より少し広めに確保 そのため西側の有効幅が600mm確保できず、同じく土壇場で建物を100mmほど南側に移動して カーポートの有効長を目標5mぎりぎりにしつつエコキュート(青色)周辺にスペースを確保しました |
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これが線路配置案です 最小曲線半径は1.25mです エコキュートやエアコン室外機のほか、想像以上に障害物があってくねくねの連続ですオレンジは勝手口の踏み台、建物の角にある赤い丸は雨どい（約100mm突出） 東側にはテラスを設置したのでその柱が3点あり、これにより東側にS字カーブが登場… |
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エコキュートが最大の難所だと思っていたら、予想外に厳しかったのは東側
有効幅900mm以上確保してたはずがエアコン室外機を置くと最小有効幅は500mm！ 西側も600mm近くあるので余裕あると思ってたら、実は雨どい部分の有効幅は500mm！ 西側をもう少し広げようか迷っていたけど、もし広げていたらエアコン室外機が置けませんでした… |
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建物を南に100mmずらしたため、結局エコキュート部分の最小有効幅は600mm確保！
ん？ということはずらさなくても最小有効幅の500mmは確保できたということか？ 設置の誤差もあるだろうし、まあ余裕あるのもいいか…と思ってましたが、よく考えてみると… |
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これまで検討してきた建築限界は全長500mmの2軸車の中央に肩幅500mmの人が乗った場合だけ
最小半径1mの曲線に全長1mのボギー車を導入すると、偏奇があるので建築限界は100mm内側へ 全長500mmの2軸車の場合、軸間は300mmなので、その間に乗客の重心がじっとしてるか不安… 重心が軸の外に移動すると後ろにひっくり返るなんてこともあるので乗用台車はボギー車にしたいっす |
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これがうちのエコキュートの避け方です 隣地境界線の角度をうまいこと活かしてるでしょ？
それでもぎりぎりなので、エコキュートの設置位置がずれてたらボギー車導入あきらめないと… |
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これがいすばす電鉄路線計画の最終版です 結局東西南北全ての敷地余裕はゼロ ということは、敷地が少しでも狭かったら これから土地も間取りも考えるという方は上のギリギリプランを参考にぜひご注意を… |
