■ショーティの近鉄でんしゃ(近畿短縮鉄道)

スルッと関西の限定グッズとして近鉄電車のBトレインショーティが発売されました。近鉄電車がBトレ化されるのはこれが初めてです。Bトレのコンセプトが登場する前に「楽」のショーティを作った私としては、これは見逃せない一品。ということで、他に用も無いのに上本町駅までわざわざ買いに行って、見事2箱ゲットしました。(この頃は今と違って早朝から並ばなくても買えたなぁ…)

これが近鉄電車初のBトレ 選ばれたのはなんと8000系
特急の方が売れそうなのにとても渋い、地味な選択ですがうれしいなぁ
パッケージには実車の解説なんかもあります こういうところから近鉄ファンが育つのかな?

ほい、中身です
鉄道模型のキットというより、おもちゃのプラモデルといった感じ?さすがバンダイ

もちろん接着剤不要でハメコミ式です
こんな組み立てなんてへっちゃらさ!と説明書見ずにNゲージキットの感覚で組んだら組めない…

Nゲージの感覚だと窓ガラスの取り付けは最後ですが、
Bトレは窓ガラスがコアになるので窓ガラスから組み立てるようです…

Nゲージの感覚だと屋根は車体を組んでから車体に付けますが、
Bトレでは窓ガラスのコアにいきなり屋根を付けるようです…
Nゲージの感覚だと妻板は側板に付けるものですが、
Bトレでは妻板を側板より先に窓ガラスのコアに付けるようです…

ようやく側板が付きましたが、前面はまだ付いていません
Nゲージと全く組み立て方というか車体の構成が違います…
これがその車体の構成です 屋根と側板は窓ガラスに固定、
左右の窓ガラスをつなぐジョイント部品に妻板を固定…

前面をつける前に床下ユニットを取り付けるなんて…
Bトレから鉄道模型に入ると、Nゲージのキットって組みにくい!ってなるのかな?
最近Nゲージの車両キット(バラキット)もあまり見かけないのでそんな心配は不要?

前面を最後に取り付ければ完成
屋根の違いだけでMとTを作り分けるのかと思ったら…

なんと妻板パーツが3種類もあります 細かいですねぇ
でも先頭車2両だから使うのは2つ 余る1つは中間車用の部品?

Bトレ8000系の顔です Nゲージの部品としても使えそうだけど、さすがに幌と渡り板の差は非再現
でもスカートの連結器避けてる部分の段々も再現(昔、奈良線系の連結器取付高さが低かった名残)

ちょっと間抜け面ですがショーティらしくかわいらしい顔ということで…
21m級の長い車体がバランスよくショーティにされてます

自作の「楽」と比べてみましょう
楽の方が全長短いのでディフォルメ感がより強いですね

楽は幅を20mmにするため1/140で作ってますがBトレと並べても違和感なし
楽の方が床レベルが低く、Bトレは腰高感があります
Nゲージ化に使う動力や台車のためでしょうか?

楽のときには続編の車両を作れなくてレイアウト計画が頓挫したりしたので
Bトレで近鉄電車が出てくれると大助かりです 出来もいいし続編が楽しみだなぁ…