当店の施工方法(耐震基礎)
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お墓を建立しようと思ったとき、どういう形のものが良いか、またどんな石にしようかと第一に考える
と思いますが、見た目も大事ですが見えない基礎の部分も大変重要な所です。
最近では家の基礎もベタ基礎が良いとか、鉄筋を太い物を使ったり補強金具を柱に沢山使うとか、
いろいろな施工技術が使われています。
お墓は亡くなった方々の家でもあります。いい加減な工事では建てた時は良かったが数年後には傾いて
きた、直してもらおうと施工業者に連絡しようとしたが連絡がつかない、また倒産していてどうしようも
ないと言った声を時々聞きます。
当店ではそういった事が起きないよう下記のような十分な基礎工事を行っております。
しかし、万が一不具合が出た場合でも10年間は保証しており、また敏速に対処致します。
◎施工するときはいつも自分の家のお墓を建てているつもりで
行なっております。
巻石を据え付ける前に鉄筋入りコンクリート基礎を打ちます。
まず基礎を打つ所を掘り地盤をランマー(左写真の矢印の機械)で、てん圧し十分固めます。
その後にバラスを敷き再度ランマーでてん圧してその上に鉄筋を組み上げます。
(1平方メートル前後の墓地では、あえて基礎は打ちません。巻石とカロートが一体となり全体が基礎のようなものですので、地盤のてん圧を十分に行います。)
次にバラスの混ざったコンクリートセメント(生コン)を入れ2日ほど置きよく乾燥させます。
尚、写真の墓地は造成したての墓地で地盤に心配がある為、墓石の土台となるカロート(納骨室)
の下にも基礎を打ってあります。
(コンクリート基礎厚み10〜15cm)
カロート(納骨室)はコンクリートブロックで組みますが出来るだけ内部が広くなるように、また土の部分
が十分出るように丁寧に施工します。
*よくセメントで 「コテコテ」 の納骨室を見ますが当店では一切ございません。
左の写真はコンクリートブロックのカロートの内部を石で囲み正面に「南無阿弥陀佛」と彫入れたもの(オプション)で
石だけで納骨室を作よりも安価で、強度的にも十分なものに仕上がります。
(石だけで作るときは、
石の大きさや加工及び施工のしかたによっては注意しないと逆に墓石の傾く原因となり得ます。)
また上部の石(芝台)にステンレス製コーナー金具を取付け、この上に乗る墓石本体
(8寸型で約600kg)の重みにも負けないようにしています。
巻石の各コーナー部分にもステンレス製金具を取付けます。
この金具の取付けにより巻石の合わせ目の口開きを極力少なくすることが出来ます。
以上各工程を実際に工事、施工した物件の完成写真です。
このように完成後には全く見えない部分も当店では手を抜くことなく十分な工事を行なっており、
工事写真も自信を持ってお客様にお渡ししております。