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ようこそ「市原野」へ 仏像の基礎知識

 

 

仏像の分類

 

種類

説明

代表的な種類

 

代表的な仏像

     仏像の知識百科より転載
  仏像そのプロフィールよリ転載

如来

 

 最高の悟りに達した仏です。

 髪の毛は螺髪という巻き貝式

 で頭上は肉髻と云い盛り上

 がっています。

 1枚の大衣を着て飾りは付け

 ていません。

 多くの人を救うために両手の

 指の間に水鳥のような薄い膜

 が有ります。

 釈迦の出家後の姿を基本とし

 ています。

 釈迦如来
 阿弥陀如来
 薬師如来
 大日如来

室生寺 国宝 釈迦如来立像

菩薩

 

 悟りをめざして、懸命に努力

 している仏です。

 また、多くの人々を救うこと

 を目的としています。

 長い髪を束ねて冠をかぶり、

 体には飾りなどをつけインド

 の貴族の姿をした仏像です。

 出家前の王子時代の釈迦の

 姿を基本としたものです。

  

 

 観音菩薩
 変化観音菩薩
  十一面観音菩薩
  千手観音菩薩
  など
 勢至菩薩
 彌勒菩薩
 地蔵菩薩
 文殊菩薩
 普賢菩薩
 日光・月光菩薩

薬師寺金堂 国宝 月光菩薩立像

明王

 

 明王はどんな力にも打ち勝つ

 強い仏で、教えに従わない

 人々を導くために如来から

 強い力を与えられた仏です。

 邪魔をする者を恐れさせる

 恐い顔と恐ろしい姿をして

 います。

 手には武器を持っています。

 不動明王
 愛染明王
 孔雀明王

西大寺愛染堂 重文 愛染明王座像

 

 天とは仏あるいは仏法を

 守ったり福をもたらす仏で

 元はインドの神様でした。

 その姿は貴人や武将に表され

 たりします。

 また、男女の区別があり、

 吉祥天や弁財天のように女性

 形に表されるのは天独特です。

 梵天
 帝釈天
 四天王
 毘沙門天
 吉祥天
 弁財天
 大黒天

浄瑠璃寺 重文 吉祥天立像

 

 

仏像の材質と技法

種類 説明  

代表的な仏像

     仏像の知識百科より転載
  仏像そのプロフィールよリ転載

木彫像

一木造り

 

 像全体を1本の木から掘り出技法

 です。

 1木造りの欠点は干割れである。

 それを防ぐために木の中心部を

 避けて木取りをしたり、像の内部

 を空洞にする内くりの技術が有る。 

寄木造り

 

 1木造りの欠点を補うため、用材

 を分割し内側をくり再び一材に合

 わせてから彫る技法が生み出され

 た。

 寄木造りはこれまで作ることの

 出来なかった大きな像が出来

 るようになった。

塑像

 

 粘土で造られた像を塑像という。

 塑像は自由に盛り上げたり細かい

 表現も可能で写実的な仏像表現が

 出来る。

 現存する最古の塑像は当麻寺の

 彌勒如来像ガ有ります。

当麻寺 国宝 弥勒仏座像

乾漆像 脱活乾漆

木心乾漆

 

 乾漆とは漆と小麦粉を混ぜ合わせ

 た麦漆に抹香、または地の子

 (土の一種)などを混ぜ合わせて

 作った木屎漆の乾燥したものであ

 る。

 技術的には脱活乾漆と木心乾漆に

 分かれる。 

興福寺 国宝 阿修羅像

金銅仏

 

 金銅仏は銅像鍍金の仏像で、飛鳥、

 白鳳、天平時代は全盛期でした。

 古代の金銅仏は鑞形鋳造法によって

 作られた。

 これは蜂蜜の巣から採った密鑞で

 原形を作る鋳造法である。

東大寺 国宝 釈迦誕生仏立像

石仏

 

 石仏には自然の岩壁に彫られた

 磨崖仏と切出した石材を刻んだ像

 が有り、技法には線刻、薄浮彫り、

 高浮彫りがある。

奈良・滝坂道 首切り地蔵

      


                             

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ホームページの更新情報2004/12/08
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