トイレにウオシュレットを使用して２０年ほどになりますが、満足に使っていたのは４年ほどにしかなりません。現在は暖房便座専用にしています。
トップメーカー製ですが、二年ほどで洗浄機能が故障しメーカーに電話しました。メーカーから連絡を受けた関連会社の者がやって来て、ウオシュレット一式を交換すると言うのです。 私は洗浄部分のノズルあたりの部品を取替えてくれといったのですが（ノズルが動かない）部品だけの交換は出来ないと言います。
おかしな話です。どこの部品が壊れても一式交換するのが、このメーカーのやりかたらしいのです。売りっぱなしで後は知らぬ顔で関連会社にたらい回しにし、関連会社はとにかく一式交換で丸儲け、またまたメーカは売上増。いま問題となっている悪徳商法に似ているような気がします。
段取り良くウオシュレットを持参し、故障場所を見るわけでもなく、とにかく一式交換の一点張りに閉口し、取替えを承諾するが、二年でまたまた洗浄機能（ノズル）が故障、あきれはて、もう取換える気もせず、暖房便座だけを使用している今日この頃。
ここの製品は二年ぐらいで、どこかが故障するようになっているらしく、お風呂のシャワーヘッドも早々に故障し、ホームセンターで他社製を買い自分で取替えたが、十数年なんともなく使用している。
流しのパイプやトイレなどが詰まって困った方も多いと思いますが、特にトイレの場合は切実な問題です。我が家でも何度かあり、パイプ掃除用の針金を巻いた巻尺のような物や、棒の先にゴムの吸盤がついたパカパカ（我が家ではそう呼ぶ）などを準備しています．普段あまり出番のないオヤジが、この時ばかりは圧倒的な期待を集めます。言いかえれば、オヤジの威厳が再確認される時なのです。
普通に使用していれば、めったに詰まる事はありません。便が硬く太くて多いときに詰まりやすいものです。（便以外を流した時を除く） しかし、便を溜めないよう使用中に何度も水を流すのも、もったいないことです。もっとも、公衆トイレで頻繁にジャージャー水を流す人がいますが、何を目的としているのか？ そう毛嫌いせずに自分のウンコに敬意を払おう。
平成13年10月１0日の夜、帰宅するとトイレが詰まっていると妻が言うので見てみると、なるほど溢れた形跡がある。俄然元気が出てくる。オヤジの存在感を見せつける時だ。さっそく、例のパカパカを用意し、外で予行演習。このパカパカも要領があり、むやみにパカパカしてもダメで原理を熟知した上で使用すればすぐに詰まりは解消するもので、私の場合は二回ほどパカパカするだけで流れ出す。詰まりが取れ吸い込まれていく様子は、何とも爽快である。また、オヤジの威厳が確立した時でもある。
今回も簡単に詰まり解消となるものと思っていたものの、私の技能をもってしても詰まりはとれず、思案橋。パカパカするたびに少しずつ水位が下がり本来の位置になるものの、勢い良く吸いこまない。水を流すとやはり溢れてくる。異常事態が発生しているのかもしれない。しかたがなく、パイプ掃除用の針金を便器に突っ込んで押したり引いたりしていたら、そのうち抜けなくなり慌てる。便器の中はかなり曲がりくねっているようで、やっとの思いで針金を抜き出したものの、さてその後が。意を決して手を便器の中に入れ内部を探るが、人間の腕はタコのようには曲がらない構造になっており、効果はなし。
結局、専門業者に頼むことになり、オヤジの威信が音をたてて崩れ去るのを実感する。
我が家のトイレは浄化槽式の水洗で管理業者が定期的に栄養剤の補給や状態を見に来てくれます。最初からこの業者に連絡した方が良かったようです。
翌朝、詰まり専門業者がやって来て便器と浄化槽を見てから、便器を取り外して中を掃除すると言う、そして何処やらかに電話をしている。この時点で業者は原因をつかんでおり、詰まりなどなかったのに料金を得るための方法を相談していたらしく、頻繁に電話をしている。
便器を取り外しながら「このパッキンは安物で取りつけも雑である、良い物に換えておきます」という。２０年も漏れの無いパッキンが安物で雑なわけがないでしょう。
便器を取り外して中を点検するが詰まりは無く、一応ホースで掃除をした後、取りつけ水を流すが吸いこまない。また電話している。
今度はパイプが詰まっているからパイプ掃除をすると言う。ここで料金の話をもちだし、了解をとりつけようとする。結構な値段を言うので少々考え込むと、特別にいくらか値引きすると言う。了承すると叉電話をする。このあたりでおかしいと思えば良いのにオヤジの威信が崩れた今、そんな余裕は無い。
ジェットウォッシャーで浄化槽側からホースを突っ込む、その後トイレ側からもはじめる。そして、こんなに汚れていると説明するが、別に固まりなど何も無い、汚れているのは当たり前の話じゃ。
掃除の後、水を流すときれいに吸いこんでいくので、やれやれと胸をなでおろす。料金を支払った後、親切にもアドバイスを賜る。「浄化槽の汚物が溜まっているので抜き取りをしてください。それまで、浄化槽の蓋を少しだけあけといてください」と。
そういえば、1年に1回行っている浄化槽の汚物抜き取りを暫くしておらず管理業者から伝言されていたらしい。詰まりの原因はここにあったのだ。口うるさい妻の落ち度でオヤジの倒れかけた威信が若干持ちなおす。
浄化槽の蓋を開けたままだと匂うので、きちっとはめ込むと、水が流れず、蓋をはずすと、流れる。結局、汚物が多すぎて内部の空間が狭くなり空気の逃げ場が無くなり、背圧がかかっていたのだ。便器もパイプも詰まっていなかったのです。業者はそれを知っていながら、しなくてもよい事をやったのです。しかし、後の祭。
管理業者に依頼して浄化槽の汚物抜き取りをしてもらった後は、蓋をしても勢い良く流れていきます。あたりまえの話ですが。
これからはどんなことがあっても詰まり専門業者には頼まないと心に決めました。業者は来た以上とにかくお金にしていきます。皆さんもご注意を
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抜き出し前の画像はあまりにもエグく吐き気をもよおすので省略します。 まさにウンコのタメ池 いや、ウンコの缶詰のようでした。 |
