JR長岡京駅西口再開発

 懸案だった西口再開発の起工式が大幅に遅れはしたが、平成15年7月17日に行われ、工事が始まりました。長岡京市の東玄関として、市のシンボルとなる顔にふさわしい街づくりがはじまります。
 JR高槻市駅南口再開発から遅れること約30年、いよいよ長岡京駅前再開発が始まります。その規模において高槻を上回り、駅前は様変わりします。また、大山崎インターチェンジが完成すれば(年内開通予定)地理的に重要な地点となることでしょう。(8月10日15時大山崎JCTが開通し瀬田東JCT大山崎JCT間において京滋バイパスと名神高速の2ルート体制となる。)


JR長岡京駅西口再開発地全景

手前左はタクシー乗り場 右はバス乗り場 中央の道路は物集街道に続く
 

  駅前交叉点

 長岡京駅西口から物集街道との交叉点、東口のクレーンが見える

物集街道から駅をのぞむ

西国街道から駅をのぞむ

 

敷地区分

面積 区分 面積 内容

公共用地

 1.5
  ha
駅前広場 約4,800平方メートル バス及びタクシー乗降り場等
道路 約7,800平方メートル 駅前線幅員  25m
歩道約     6m〜8m
バリアフリーの歩道
区画街路    6m〜8m
広場公園 約2,300平方メートル 市民交流活動等 多目的利用ができるよう計画
合計 約14,900平方メートル  
敷地区分 面積 区分 延べ床面積 内容

建築敷地

 1.6
  ha
商業棟 約26,400平方メートル
地上6階
核店舗(スーパーマーケット)
専門店(飲食店、物販、アミューズメント等)
健康増進(フィットネス施設)
駐車場
公共・公益棟 約13,000平方メートル
地上8階
専門店,業務
公共・公益(仮称)地域交流センター(ヒューマンセンター)
住宅棟 約24,600平方メートル
地上14階と地上20階
2棟で241戸
合計 約64,000平方メートル ホテル建設は中止になる

工事予定期間  平成15年6月9日から平成17年8月31日

事 業 名 称

長岡京駅西口地区第一種市街地再開発事業

施 行 面 積

約3.0ha

施  行  者

長岡京駅西口地区市街地再開発組合

施行地区の区域

長岡京市開田2丁目並びに神足1丁目及び2丁目の一部

基本方針

  1. 長岡京の東の生活拠点として、ターミナル機能と駅前立地を活かした機能を総的に整備し、賑わいのある快適で安全な長岡京市の生活拠点づくりを目指します。
  2. 新しい長岡京らしい市民文化を創造するための場づくりとして、人々のふれあいを重視した交流機能を充実させます。
  3. ヒューマンスケールでゆとりをもった、長岡京市のシンボルとなる顔にふさわしいまちづくりを目指します。

駅前はこう変わります

駅前広場が広くなります  
広くてゆったりした駅前広場空間は、鉄道やバス、タクシーなど公共交通機関へのアクセスがスムーズにできるとともに、植栽などで魅力的な景観として生まれ変わります。バスやタクシー、鉄道等の公共交通に快適にアスクセスできます。  
駅前通りが広くなります  
歩道は歩行者や自転車、車椅子も安心して通行でき、緑の多い歩いて楽しいシンボルロードになります。  
広場公園ができます  
駅前の広場公園では、お弁当を食べたり、朝市やフリーマーケット、野外コンサートなど、市民の交流場所として、楽しく、くつろげる空間になります。  
商業施設ができます  
毎日利用するスーパーマーケットやファーストフード店、飲食店や専門店などで、楽しい買い物ができます。
上層階には健康増進のためのフィットネス施設もあり、便利に利用できます。
 
公共公益施設が便利な駅前にできます  
ボランティア活動や生涯学習の場の提供、障害者支援のための施設など、教育、福祉面での交流拠点として整備します。また、諸証明交付サービスなどの行政サービスもより便利になります。ホールやビジネスホテルも計画しています。  
都市型住宅ができます  
複合施設との連携や駅前立地の利便性を活かし、居住者全てが便利で快適な暮らしができます。  

長岡京市公報より

 

現在も用地調達が続き、建物の解体と埋蔵文化財の発掘調査が行われている。左端は買収用地から見た東側村田製作所新本社建設工事のタワークレーン

 

開発に関する看板類と物集街道からの工事車両進入口

 

工事の様子は機会を見てお知らせ致します

コラムトップへ