4年ほど前の冬、夜勤を終えての帰宅途上の話です。
その朝はかなり冷えこみ小雪が舞っていました。いつもと同じように国道171号線に入り京都方面に向かってバイクを走らせていましたが、進むにつれて渋滞してきました。
島本町あたりから車の流れはますます悪くなり、少し進むと停止し以前国会で見られた牛歩戦術のような状態です。
山崎付近では何故か車間距離が開いてきたのですり抜けしゃすく調子に乗っていると上り坂にかかる手前で再度転倒する。後続のバイクも転倒、その後ろのバイクも転倒、まさに連鎖反応。もちろん私に原因があったと思われるが、そんなことには構っていられない。
私はこの坂を歩道上とは言え上る気にはならない。撤退した方がよさそうだ。方向を転換したところ、後ろの2台は早々と引き返している。よく見ると二人とも両足を地面に下ろしている。
しばらく進むと裏道に抜ける路地があったので前を行く2台と別れを告げる。路地は凍結していなかったものの、裏道に入ると両足着地すり足やや牛歩戦術を取らざるを得ない。
大山崎郵便局から先は最後の難関の坂道になる。なだらかな上りとわりと急な下りが待っている。坂の上まで行った後、いったん待機する。右方向に曲がりながら下っているこの坂を降りるのは勇気がいる。 我が家にたどり着いた時には昼になっていた。歩いて帰ったほうが早かったかも知れない。みなさん、道路の凍結にはご注意を。
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