滋賀報知新聞 平成19年6月18日(月)の記事
         

 「生命のメッセージ展in滋賀」
今こそ命尊ぶ心を取り戻して!

 =協賛金・ボランティア募る=

◆東近江・竜王町◆

 事件・事故で理不尽に命を奪われた犠牲者が、等身大パネルとなってよみがえり命の重みを伝える「生命のメッセージ展in滋賀二○○七〜今そして未来を生きる〜」(滋賀県、滋賀県教育委員会、滋賀県警察本部、滋賀報知新聞社など後援)。十一月十六〜十八日の近江八幡市での開催に向け、同実行委員会がホームページを開設し、協賛金への協力を呼び掛けている。

 生命のメッセージ展は、一人息子を飲酒運転の暴走ドライバーに奪われた造形作家・鈴木共子さんが考案したもので、平成十三年の東京での開催を皮切りにこれまで四十回を数える。

 滋賀県内での開催は、平成十五年に続いて二回目。凶悪な事件・事故が続発している現代にこそ“命を尊ぶ心”を取り戻してほしいとの思いを胸に、交通事故で息子を亡くした竜王町橋本の田中博司・とし子さん夫妻を中心に有志らが準備を進めている。

 嘉田由紀子知事も、開催に先立ち「多くの方にご覧いただき、生命の尊さと重さを改めて感じ、安全で安心して暮らせる社会の大切さについて考えていただきたい」とのメッセージを寄せた。

 同展開催には、会場借用費やパネル運搬費、チラシ印刷代など経費がかかる。そこで、ボランティア運営の同実行委員会は、約五十万円を目標に活動趣旨に賛同する企業・団体・個人から協賛金を募っている。

 協賛金は、特別協賛(当日パンフレットに名刺サイズで掲示)が一口五千円、一般協賛(連名で掲示)が一口一千円。掲示を希望しない場合は、最寄りの郵便局(加入口座名義=生命のメッセージ展in滋賀2007、郵便振替口座00900―3―270350)から直接振り込む仕組み。

 詳しくは、同実行委員会事務局・田中さん
(0748―58―0373、ホームページ http://www.eonet.ne.jp/~inochim2007/) へ。

報道へ     トップ