中日新聞 平成19年3月15日(土)の記事
         

滋賀で4年ぶり 「生命のメッセージ展」
11月開催へ実行委が準備進める

 命の大切さを伝える 「生命のメッセージ展in滋賀2007」 の11月開催に向けて、県内の有志が中心となって実行委員会を発足させ、準備を進めている。

 メッセージ展は同16日から3日間。近江八幡市鷹飼町の県立男女共同参画センターで開かれる。県内では大津市で2003年10月に開催されて以来、二度目。
 殺人や交通事故、医療過誤、いじめなどの犠牲になった人の等身大パネル約126体を展示。増加傾向にある配偶者や恋人への暴力、性犯罪、ストーカー被害などに苦しむ人を支援する広報啓発活動も行う。

 会場費やパネル運搬費、チラシ印刷代、諸経費の運営資金は約80万円を見込み、企業や一般に協力を呼び掛ける。
 実行委メンバーで、 04年9月に長男 =当時(23)= を交通事故で亡くした田中博司さん
(56)= 竜王町橋本=は 「命の尊さと重みを、一人でも多くの方に伝えることができれば」 と話している。

 問い合わせは、田中さん=電0748(58)0373=へ。             (松瀬晴行) 



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