中日新聞 平成19年11月17日(土)の記事
         

生命のメッセージ展 近江八幡で開幕

 事故や事件の犠牲者の生きた証しを紹介する「生命のメッセージ展in滋賀2007」(中日新聞社など後援)が16日、近江八幡市鷹飼町の県立男女共同参画センターで始まった。18日まで、入場無料。
 開会セレモニーで、実行委員長の田中博司さん(57)=竜王町橋本=は「たくさんの方の協力と理解で、この日が迎えられた」とあいさつした。
 会場には、「今、そして未来を生きる」をテーマに、犠牲者126人が紹介され、愛用品を展示している。
 17日は午前10時から、脳梗塞(こうそく)の後遺症が残る中、絵や詩の創作を続ける京都府在住の河村武明さんが講演。午後1時半からは、子育てをしながら大学に通う三重県在住の小島有美子さんが体験談を語る。
 18日は午前11時と午後1時半から、アマチュアバンドのコンサートが行われ、遺族らによるミニスピーチもある。       (松瀬晴行)



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