「生命(いのち)のメッセージ展」 とは、殺人事件、交通犯罪、医療過誤、いじめ自殺、一
気飲ませの結果の死など、その死の原因を、社会問題として考えていかなければならない事
件・事故の犠牲者が主役の展覧会で、キーワードは 「理不尽に奪われた命」 です。
等身大の真っ白なパネルには、彼らが元気だったころの写真が掲げられ、その足元には、
お気に入りだった靴が置かれています。
2001年3月、東京ではじめて開催され、その後全国各地で現在まで40回開催されています。
なお滋賀県でも2003年10月に開催されました。
このたび、近江八幡駅前の滋賀県立男女共同参画センターで 「生命(いのち)のメッセー
ジ展 in 滋賀2007」 を 「今 そして未来を生きる」 をテーマに、滋賀で再び開催いたしま
す。
過去に辛く苦しいことがあった人、あるいは今日までとても幸せに暮らしてきた人も、会場の
等身大パネルと向き合い、メッセンジャーの家族によるスピーチや講演、コンサートなどに耳
を傾け、いとも簡単に命が奪われていく現実を他人事ではなく身近なこととして受け止めてほ
しいのです。
安全・安心なまちづくりのためにも、メッセンジャーから発信されるメッセージを通して 「命を尊ぶ心」 を一人ひとりが取り戻し、今一度いのちの大切さを家族・学校・職場・地域で考える機会にしていただければと思います。
またこの機会に、水郷と古き商家のたたずまいの近江八幡を、散策されるのはいかがでしょうか。
「生命のメッセージ展in滋賀2007」 実行委員会
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