CRヱヴァンゲリヲン〜始まりの福音〜

基本スペック

大当たり確率:1/358.1
確変割合:70%
出玉 16R=1.990個、11R=1.060個
時短回数=70回
トータル確率=101.77
等価ボーダー=16.9(上記出玉で計算)

平成22年に全国ホールに導入された、人気のエヴァシリーズの第6作。
今回も潜伏確変等のない安心仕様であるが、70%と高い確変継続率に加え、ラウンド振分が付いた事により、「16R確変=一撃2.000発」の出玉を得られる、というのが謳い文句。
また、従来は「時間効率の悪い機種」の代表格だったエヴァシリーズであるが、今作からは「スピード重視」へと一新されている。
技術介入要素はそれ程高くはないが、等間隔開放の電サポ中は「2個打ち」によって玉増やしも可能(ただし、スルーのプラス調整が前提となる)。
それでは、管理人の実践記録をどうぞ。



初戦1年ぶりの再会そして第1の蹉跌
(35玉店)

487 25.500 9連(16R×6、8R×3)
157      暴走→3連(16R×1、8R×2)
432      暴走→3連(16R×2、8R×1)
709      2連(8R×2)
489      ヤメ(PM20:30)

通常時総回転数 1.994 17当(16R×9、8R×8) 最終出玉 6.556個 回転率 19.0/K
理論値19.6(欠損-2.6) 仕事量 4.193円  期待収支 2.067円

投資    25.500円
換金    18.500円
収支    -7.000円

「回らないのに何故か客付きだけは良い」隣町の大型店で地域最速大量導入。
偶然にも(?)その日は有給取得日だったので、駄目元で整理券の抽選に並んでみると、500人以上の大行列の中で運良く確保成功。
入店後、台に座って一言「ヘソ狭っ・・・」。いきなり初日から機械代全力回収ですか?
初当たりが幸運にも9連し、終日持ち玉で打てたけど、回りの悪さとアタッカーの削りに辟易しつつ、おそらく寝不足に起因する頭痛と耳痛に耐えかねて夜の8時半に投了。
時給200円って、これじゃ空缶拾いとたいして変わりませんがな。
ま、こんな回らない台+初当確率1/569で大負けしなかっただけ良しとしなければ。


第2戦逃げちゃ駄目だ
(35玉店)

12 1.000 11連(16R×6、8R×5)
786     当たらずヤメ(PM16:00)

通常時回転数 728 11当 最終出玉 8.462個 回転率20.2/K
期待収支 3.380円(仮に2.000回転まで回した場合=9.287円)

投資     1.000円
換金    24.100円
収支    23.100円

初戦とは別の35玉店にて、1台だけ空き台があったので座ってみると・・・回らない。アタッカーの釘も内向きに曲がっており、削りが大と予測。
あ〜、ここも回収営業か、もうやめやめ、と思って最後の保留玉消化を見届けていると、次回予告からマリリーチへ発展して奇数図柄テンパイだったもののまさかの当たり。しかもこれが11連。
が、予想通りアタッカーの削りが酷過ぎ、回りも良くない。
おまけに・・・何も起きない。大当たり後786回転、金枠も次回予告も1度としてなし。
これが巷で噂になっている「今作のお通夜モード」なのか。ま、時間効率が海並みに抜群なのは良いことだけどね。
あまりの回らなさに匙を投げて夕方に勝ち逃げしました。


第3戦盲亀の浮木
(33玉店)

終業後に職場の同僚と「今回のエヴァ6はね〜」云々と話しているうちに、話の勢いから「夏の賞与も入ったばかりだし、じゃあ今から打ちに行こうか」という流れに。
夕方以降の遅い時間帯から打つのであれば本来は等価店という選択肢しかない訳ですが、某大手全国チェーン等価店に行ってもどうせ空き台なんて皆無だろうし、「ま、今日は遊びで上限2万までね」と決めて台の取れそうな33玉店でノリ打ちすることに。

165 9000+貰い玉  単
395 貰い玉で補充  単
(13)           6連
(50)           暴走→2連
76            ヤメ(PM21:45)

投資     9.000円
換金     37.250円
収支     28.250円

回転率不明(多分16〜17位)、相変わらずアタッカーの削りも大。
「換金差がある店で(しかも等価ボーダー割れしている台で)の遅い時間帯からの現金投資」という、バンザイ突撃の如き無謀なパチンコでしたが、終わってみれば2人とも順調に当たって運勝ち。いや、本当にただの運勝ちです。こんなパチンコは絶対に真似しないでくださいね。


第4戦Breakthrough 
(42玉店)

もう回らない+アタッカー削りまくるエヴァは嫌!
低換金店でストレス無く終日じっくり打ってみたい。そう思って馴染みの42玉店へ。

445 19000  8連(16R×4、8R×4)
134      2連(8R×2)
130      3連(16R×1、8R×2)
1131      暴走→3連(16R×2、8R×1)
450       単(8R×1)
241       単(8R×1)
203       ヤメ(PM20:30)

通常時総回転数 2.314 18当(16R×7、8R×11) 最終出玉 6.211個 回転率 24.0/K
理論値22.7(欠損-4.7) 仕事量 11.758円  期待収支 16.738円(持玉比率91%)

投資    19.000円
換金    14.700円
収支    -4.300円

アタッカーの削りが一切無く、ラウンド消化の早い事早い事
やっぱり台を生かすも殺すも店次第だなぁと改めて実感。
「お通夜モード」は確かに退屈だけど、時間効率は本当に抜群。
膝と腰の痛みに耐えかねて早上がり。結果負けたけど、これは納得の負けなので後悔はしていません。ただ、ラウンド振り分けで出玉が大きく異なるので、仕事量と期待収支はかなりブレが生じますね。


第5戦センハマリエル、連日の襲来
(42玉店)

442 19.500 2連(16R×1、8R×1)
111       4連(16R×2、8R×2)
(8)       2連(16R×1、8R×1)
1119      飲まれヤメ(PM16:30)

通常時総回転数 1.532 8当(16R×4、8R×4) 最終出玉 0個 回転率 22.4/K
理論値15.1(欠損-7.1) 仕事量 4.407円  期待収支 2.695円(持玉比率71%)

投資    19.500円
換金        0円
収支   -19.500円

前回の回転率に気を良くして、翌日も同じ店の同じ台へ。
しかしそこで待っていたのは、初当確率1/560(昨日は1/456)+千ハマリで飲まれて終了という悲しい結末。回転率が少し落ちているのは、電サポ滞在時間が短くなり、玉増やしの機会が減ったからかな?


第6戦遠い夜明け
(28玉店)

近場の高換金店でエヴァイベントをやるとの触れ込みだったので、半信半疑ながら行ってみた。

204 11.500   暴走→2連
421  8.500  当たらずヤメ 

通常時回転数 555  最終出玉 0個 回転率 19.5/K

投資    20.000円
換金        0円
収支   -20.000円

今日は初当確率1/625か。やれやれ・・・。
しかし中〜高換金店はアタッカー削りまくってて打てないね(既にこの頃から空き台が目立つようになりつつあった。こんな扱いをされる台も可哀想だ・・・)


第7戦第3新東京市は涙を信じない
(43玉店)

236 11.500 暴走→4連(16R×1、8R×3)
264      単(8R×1)
119      暴走→2連(16R×1、8R×1)
587      飲まれヤメ(PM14:50)

通常時回転数 996 最終出玉 0個 回転率 20.5/K

投資    11.500円
換金        0円
収支   -11.500円

こちらも馴染みの低換金店に新台で入ったので出撃。
流石にアタッカーはノーマル調整だったものの、肝心の回りが付いてこず、昼過ぎに飲まれて無念の撤退。



その後〜It all returns to nothing

鳴り物入りで登場し、新台入荷から暫くはどこも満席状態の本機種でしたが、もうこの頃になると客飛びが止まらなくなり、夏の終わり頃にはどのホールの島でも客ガラガラの閑古鳥状態となりました。
大量導入した店は機械代の回収もままならなかったのか、何度もガセイベントを打ち出してはボッタクリ・・・もとい利益確保に躍起となっていたようですが(自分が初打ちした35玉店なんかもその一つ)、結局、ひとたび急下降した人気は戻ることなく、減台→島消滅という滅びの道を辿っていきました。

自分もその後何回か触ってはみたのですが(1度だけ等価店でノリ打ちして、マグレ噴きで2人合わせて3万発出たことがありましたけど)、最後まで「食指が動く台」に巡り遭うことはなかったです。
この機種の最大の問題点というのは、「ハマった時のお通夜モード」という意見も多いのですが、自分としましては、店側のアタッカー削りではなかったかと考えます。
8Rは1.060個、時短は70回と前々作〜前作に比べスペックダウン、その変わりに16R=2.000個出ますよ、というのが本機種の「売り」であっただけに、そこを潰されてしまうと魅力半減するのは当然ですよね。

とどのつまり、本機種は「店によって殺されてしまった」不幸な台なのではなかったか、と。
元々エヴァは大好きな機種だっただけに(また、特に『使徒、再び』全盛期の頃は店の本気イベントでお宝台にあり付けた事も多かっただけに)、今作がこのような結末になってしまったのは本当に残念でした。


 「恋の始まりに理由はないが、終わりには理由がある、って事だな」 



という訳で、終始パッとしないまま自分の実戦も終了・・・・。

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