わかやま地球市民の杜 第8回つどいの杜 |
「ふれあい人権フェスタ2003」の一環としてワークショップ『世界がもし100人の村だったら』を行いました。親子でも楽しんで参加してもらえるよう参加対象を広げ、60人あまりが集まってくれました。 アジアに集中する人口、一握りの先進国が多くの富を持っていく実態を目の当たりにした驚きとともに、何か行動を起こさないといけないと決意した人、先進国といわれる日本も一様に豊かではないではない、と気づいた人・・・ それぞれに何かを感じていただいたようです。 午後からこの場所で講演を予定していた池田香代子さんが、ワークショップの最後に駆けつけていただきコメントをいただきました。要約すると次の通りです。 |
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====================================================== 「世界は、どうしてこのような残酷な村になってしまったのだろう。」というメッセージにはドキッとさせられます、とても重いものが含まれています。それは100人の村だったら見えることが、地球規模になると見えなくなってしまうからで、そのことがまず問題です。従って“見ようとすること” “知ろうとすること”が大事です。 しかし、私たちが真実を知ろうとすることを阻むものがあることも事実です。たとえば、‘取材’とは、材料を取ってくること、すなわち料理されていることとしっかり認識する必要があります。報道を疑えというのではなく、報道に対する知恵、いわゆる「メディア・リテラシー」を身につけておくべきです。 そういった認識の上で、この100人の村を残酷にしている原因が私たちの中にないかどうか想像してみてほしいです。 ====================================================== |
日時 平成15年11月16日(日)10:00〜12:10
内容 参加者一人ひとりが「100人の村」の村民になっていろんな体験をしました。
進行 林 良昭(わかやま地球市民の杜運営委員、国際理解研究会会長) 参加対象者 おおむね小学4年生以上の関心ある方 主催 (財)和歌山県人権啓発センター
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