最近のこと(97/9)

暦の上ではすっかり「秋」だというのに、まだまだ中途半端な
残暑がチラついているある日、最近運動不足で元気がなく
食欲も減退気味のケヅメのエル(33cm 6700g)を筆頭に
アフリカ組(エル・ネイル・ひょーちゃん・コンゴ)の全員を
本家の庭の芝生に放ちました。気温は28度前後。日差しが
強かったので気温以上に暖かく感じられる日でした。

芝生の管理は本家の兄が定期的に有機肥料や芝刈りを施して
いるキレイな庭です。そんなところにアフリカ組の尿酸や大便
が散乱でもしたら大変なことになります(^-^;)。予め部屋の中
で温浴をさせて排泄は済ませ、新聞紙を何重にも重ねて敷いた
コンテナに入れていざ庭へ!!

この日は会社の定休日で時間的な余裕は有ったのですが、
それよりなにより気になるのは本家の目(^-^;)。ところが素晴らし
いことに、この日は珍しく全員が出かけていて、僕と家内の2人!!
ラッキーーーーー(^-^)!!

おかげで、堂々と重量級4頭を庭に放つことが出来たのですが
前述の通り、脱糞はマズイので、4頭すべての行く先々を把握
するのは大変なことでした。当然の事ながら殆ど全ての個体は
日頃の飼育ケージの狭さに比べると比較にならないフィールド
に「おっかなびっくり」している様子
でしたが、ものの数分で
度胸は一番のひょーちゃんが、青々とした芝生に鼻を突きつけ
たかと思うと、すぐさまガンガン食みまくり始めました(^-^;)。


それにつられた様にコンゴやネイルも食みましたが、エルだけ
はやはり運動不足解消の為か旅に出ました(^-^;)。日光による
体温上昇が整った時点でそれは始まり、初めて見る人は誰もが
驚く「リクガメの早歩き」でもって33cmのエルは庭の隅々
まで歩き倒して爽快感を堪能している様子でした。他の連中も
散り散りバラバラになり始め
、位置の確認がままならない状況
になってきたのですが、出来る限り「手出し」はヤメようと思
っていたので我慢して見守りました。

そんな中で最も驚いたのが、エル(♀確認済み)のすぐ後ろを
テールTOノーズの体勢(^-^;)で、ひょーちゃん(♂確認済み)
が追いかける・・・という姿が頻繁に見られた事でした。これ
はやはり一種の盛りになるんでしょうか(^-^;)。でも、エルは
33cm、ひょーちゃんは15cm弱ですから、どうあがいて
もひょーちゃんにエルを押さえつけることなど出来るはずがあ
りません。約1時間ほどでこの日の自由散歩(?)は終了した
のですが(日差しが相当キツクなってきたため)、そのうちの
40分ぐらい、ひょーちゃんはずっとエルに付きっきりでした
(^-^;)。残念だったね、ひょーちゃん。それにしても、こんな
行動をひょーちゃんがとるのは初めて見ました。・・・って事
は、やっぱりコンゴはコンゴ(♂)なのね・・・(T-T)。

何はともあれ、僕にとっても残暑の日差しの下で1時間近くも
ポーっとするのは10年ぶりのことでしたから気持ち良かった
です。
出来る限り多く、全てのカメをこうして放してやりたい
と強く感じた日となりました。


TOPメニューへ


        
カメROOMメニューへ        トップページへ