最近のこと(1997/5)
いつも前フリが長い文章ばかりなので今日はズバリ!!
結果からスタートしてみましょう(^-^;)。
実は先日「ギリシャリクガメ」を新しく購入したのです。
りっちやんにはリッキー、ネイルにはエル、まる子には
ムガール、ひよちゃんにはコンゴ・・・・というように
あくまで推測の域を超えないものの、全てのリクガメ達
を「ペア」にしてきたのですが、残すところギリシャリ
クガメのアテナの相手だけ、という段階になって、突然
ギリシャリクガメがどこにも売られていない状況に陥っ
たのです。時節的に去年冬頃から今春にかけて物色して
いたので丁度品薄の時期であることには違いなかったの
ですが、ちょっと焦っていました。
状態の良いギリシャリクガメを見つけたらすぐに購入す
る構えで常にその蓄えはしていました。そして5月に入
って間も無いある日のこと、いつものように行きつけの
ショップに立ち寄ったところ、4cm足らずの超ベビー
・ホルスフィールドリクガメが数頭入荷しているのが目
に入りました。「おっ、ヤバそうな大きさだなぁ」など
と思いながら他のケージに目をやっていくと、なんと!
ギリシャリクガメが入荷しているではありませんか!!
しかも、ヘルマンのハンナに続いてまたもや4cm級の
超幼体・・・(T-T)。僕としてはせめて甲長8cm位で
グラエカ種かイベラ種かの区別がつくぐらいの大きさで
あって欲しかったんです。かつて何かの専門書でイベラ
種のもつ病原体で、グラエカ種には抵抗力の無いものが
あり、それらの個体を一緒に飼育するとグラエカ種は死
に至る・・・といった内容の文章を読んだことがあった
からです。グラエカ種・・・つまりアテナのことなんで
すが、実際にグラエカ種以外のギリシャと言えばテレス
トリスギリシャぐらいしか見たことが無かったので先ず
大丈夫だろう、と踏みました。
ハンナを購入した時に比べると若干弱々しい個体である
ことは隠せない事実としてありましたが、久しぶりに見
る待望のギリシャリクガメである「喜び」を冷ますほど
のマイナス要因はなく購入に至りました。パソコン通信
などでは「ギリシャリクガメ10cmで1万8千円」と
いう安価なショップの情報が流れていたので4.5cm
で3万円という価格にはちょっとひるみましたが、この
ショップで購入した個体で死亡したリクガメはまだ一頭
もなく、それどころか、どこで購入したリクガメよりも
いい状態で大病なく成長しているという実績があったの
で、深く悩むことなく購入。ちょうどホシガメ「まる子」
を隔離する予定があったので、当ホームページではもう
お馴染みの爬虫類専用ケージ「アミーゴ」、他リクガメ
飼育機具一式を同時に購入しそのまま帰途につきました。
新規購入のアミーゴにまる子を、まる子の抜けてしまった
ホシガメケージにヘリオスを入れることで、考えていた
とおりの雰囲気に落ち着きました。見た感じのとおり、
ヘリオスは、ハンナほどハングリー精神が旺盛では
なく、ムガール&ハンナがエサ場でたむろしている間は
少し離れたところから様子を覗っているヘリオスの姿を
何度か目にし、ヘリオスの目の前にも一部葉野菜を置い
てあげるなどして喫食を手伝って上げることで、徐々に
足取りもしっかりしてきており、今では常に1,2番手
でエサ場にやってきます。超幼体特有の、腹甲の若干の
たわみがあるので、近く別メニューを用意し、人工飼料
にカルシウム&各種ビタミンをたっぷり含ませて与えよ
うと思っています。
ハンナのように元気に育って、早くアテナの遊び相手に
なってあげてね、ヘリオス。