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  [3] GPスケジュール

(A) 2010年のGPスケジュールの流れ

 2009年同様,大きな変化はありません。各GPの大まかなスケジュールは次のようになっています。

  ・ 金曜日 … 午前中にフリー走行(1)と午後にフリー走行(2)が行われます。 (※モナコGPのみ木曜日)
  ・ 土曜日 … 午前中にフリー走行(3)が行われ,午後に予選が行われます。
  ・ 日曜日 … 午後にレース(決勝)が行われます。

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 ● 金曜日フリー走行1回目 (FP1)10:00〜11:30 (※1)
フリー走行2回目 (FP2)14:00〜15:30 (※2)
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 ● 土曜日フリー走行3回目 (FP3)11:00〜12:00 (※3)
予選14:00〜15:00 (※4)
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 ● 日曜日レース14:00〜 (※5)
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(※1) 次のGPでは( )内の現地時刻に開始 :
  Australia (12:30), Singapore (18:00), Abu Dhabi (13:00)
(※2) 次のGPでは( )内の現地時刻に開始 :
  Australia (16:30), Singapore (21:30), Abu Dhabi (17:00)
(※3) 次のGPでは( )内の現地時刻に開始 :
  Australia (14:00), Malaysia (13:00), Great Britain (10:00), Singapore (19:00), Abu Dhabi (14:00)
(※4) 次のGPでは( )内の現地時刻に開始 :
  Australia (17:00), Malaysia (16:00), Great Britain (13:00), Singapore (22:00), Abu Dhabi (17:00)
(※5) 次のGPでは( )内の現地時刻に開始 :
  Australia (17:00), Malaysia (16:00), Bahrain (15:00), Turkey (15:00),
  Great Britain (13:00), Singapore (20:00), Abu Dhabi (17:00)

 次の項目からは各セッションについて詳しく説明していきます。


(B) 金曜日のフリー走行 (Practice Session 1 & 2)

 金曜日のフリー走行は午前・午後ともに1時間30分ずつのセッションです。
 2010年は2009年と異なり,金曜3rdドライバー(スーパーライセンスを持っているドライバーなら誰でも可能)を走らせることができます。  金曜日に行う基本的なことは,コース,コンディションに応じたタイヤの選択とマシンのセッティングの調整です。

 全チーム2台体制で走ります。金曜3rdドライバーを走らせる場合は,レギュラードライバーどちらか一方が走ることができません。また,金曜日は4GP1ギアボックスの規制の対象外です。したがって,金曜のフリー走行はエンジンマッピング,ギア比の調整などとても重要な時間になります。とにかく,信頼性を確保することが大切です。

 今年も昨年に引き続き,レース中,レインタイヤを使用しないときはブリヂストンから供給される2種類のドライタイヤをいずれも使用しなければならないというレギュレーションであるため,どちらのタイヤがよりレースで使用しやすいかを見極めるのに必要な情報を得るための走行になると思われます。

 金曜日の各ドライバーへのドライタイヤ供給は次の通りです(金曜3rdドライバーはレギュラードライバー分を使用)。
   プライム(ハード側)2セット,オプション(ソフト側)1セットの計3セット

 そして,金曜フリー走行1(FP1)終了時点でプライムタイヤ1セット,金曜フリー走行2(FP2)終了時点で残りのプライムタイヤ1セットおよびオプションタイヤ1セットを返却しなければなりません。


(C) 土曜日のフリー走行 (Practice Session 3)

 土曜日のフリー走行は1時間のセッションです。土曜日のフリー走行で行うことは,マシンのセッティングの調整です。

 土曜日の各ドライバーへのドライタイヤ供給は次の通りです。
   プライム(ハード側)4セット,オプション(ソフト側)4セットの計8セット

 土曜日のフリー走行(FP3)終了後に2種類のドライタイヤをそれぞれ1セットずつ返却しなければなりません。つまり,半強制的に土曜日も走行させようとするレギュレーションになっています(金曜日でデータ取りが終わってしまっていれば,土曜日はほとんど走る必要がなくなりタイヤを温存することができるが,それを防止している)。

 プライム3セット,オプション3セットで予選およびレースを戦うことになります。


(D) 予選 (Qualifying Session)

 昨年同様,予選はノックアウト方式が採用されます。昨年までとは異なり,無給油レースとなるのでQ3は軽いタンクでのアタックとなります。予選終了後の車重開示もなくなります。


[Q1]  14:00〜14:20
 レースに参加するすべての車が予選セッションQ1には参加する。そのうち,タイムが遅い下位7台のタイム順で18位〜24位のグリッドポジションが決まる。ただし,周回数は規定されない。また,セッション時間内にスタートラインを通過した周回のラップタイムは有効となる。残り17台のタイムはQ1終了時にいったん抹消される。

[Interval 1]  14:20〜14:27
 Q1とQ2の間に7分間のインターバルをはさむ。

[Q2]  14:27〜14:42
 Q2ではQ1で残った15台が参加する。そのうち,タイムが遅い下位7台のタイム順で11位〜17位のグリッドポジションが決まる。ただし,周回数は規定されない。また,セッション時間内にスタートラインを通過した周回のラップタイムは有効となる。残り10台のタイムはQ2終了時にいったん抹消される。

[Interval 2]  14:42〜14:50
 Q2とQ3の間に8分間のインターバルをはさむ。

[Q3]  14:50〜15:00
 Q3ではQ2で残った10台が参加する。タイムの速い順でポールポジションから10位までのグリッドが決まる。ただし,周回数は規定されない。また,セッション時間内にスタートラインを通過した周回のラップタイムは有効となる。


(その他,重要な規定)
  • すべての車はQ1で初めてコースに出た段階からレーススタートまでパルクフェルメ扱い(=車のセッティングの調節が不可能)とされる。
  • Q3に残ったドライバーはレースはQ3でタイムを出したタイヤでレースをスタートしなければならない。
  • 予選セッション中,車をサーキット上に停止させてしまった場合は,それ以降のセッションの参加はできない。また,サーキット上に停止させてしまった車はそのセッションが終わるまではパルクフェルメ状態と同じ扱いとなる。

(E) レース (Race)

 GPのメインイベント,レースです。各GPで決められた周回数を一番速く走りきったドライバーが優勝です。ドライバー同士の熱いバトルとチームの戦略がレースの醍醐味です。

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