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  [2] Championship(チャンピオンシップ)

(A) GRAND PRIX (グランプリ)

 2010年のF1はカナダGP復活,韓国GP初開催で昨年より2GP多い最多タイの19戦が行われます。1戦1戦のことをGRAND PRIX(グランプリ)と呼んでおり,それぞれの単語の頭文字をとって「GP」と2文字で略して用いることが多いです。


(B) Championship (チャンピオンシップ)

 今年はチャンピオンシップポイントに大きな変化がありました。
 これまでは1位に10 ptsで8位まで入賞だったものが,チーム数増加および1位と2位の差を拡大させる目的で入賞を10位までとし,1位に25 ptsを与えるというこれまでとは大きく変わりました。
 インディやMotoGPといったカテゴリー近づくチャンピオンシップポイントの構成となりました。
 ドライバーとコンストラクター(チーム)に対して,次に示すポイントが与えられます。

〜1991
有効ポイント制
1992〜2002
全戦ポイント有効
2003〜2009
全戦ポイント有効
2010
全戦ポイント有効
1位 9 10 10 25
2位 6 6 8 18
3位 4 4 6 15
4位 3 3 5 12
5位 2 2 4 10
6位 1 1 3 8
7位 0 0 2 6
8位 1 4
9位 0 2
10位 1
11位以下 0

 このポイントはドライバーとコンストラクターそれぞれに与えられます。

[ドライバーズ・チャンピオンシップ(Drivers' Championship)]
 上記のポイント付与システムに基づき,最多ポイントを獲得したドライバーに与えられます。ポイント数が同じ場合は優勝回数の多いドライバーに与えられます(優勝回数が同じ場合は順に2位,3位,・・・の回数を比べていきます)。

[コンストラクターズ・チャンピオンシップ(Constructors' Championship)]
 上記のポイント付与システムに基づき,最多ポイントを獲得したコンストラクターに与えられます(優勝回数が同じ場合は順に2位,3位,・・・の回数を比べていきます)。


(C) Championshipを獲得するには…

 チャンピオンを狙うドライバーにとっては,1年間ミスなく安定した走りができることが求められます。トップ争いができない場合は確実にポイントを稼ぐことも重要です。チャンピオンを狙うコンストラクターにとってはまずはドライバーの優勝を考えた上で,2人のドライバー獲得できる最大限のポイントを狙ってレースを進める必要があります。

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