2004 March News Archive

 バーレーンGPから予選スケジュールは少し変更                            2004.03.25 (Thu)

 FIAは3月24日(水)、17日に提案した予選スケジュールの変更案が世界モータースポーツ評議会で承認されたことを発表した。今シーズンから導入され、前々より非難轟々であった現行の予選方式が変更される。F1界の権威、B.エクレストンは、結果的にテレビの放映権所持者やドライバーからの要求に応じた形になった。
 これにより次戦バーレーンGPから、予選1回目は現地時間13時からスタート、予選2回目が14時からスタートする。またそれに伴い、予選前のセッションが、それぞれ1時間ずつ繰り上がる
 変更後は10分程度のインターバルができることになり、少しセッティングの変更が可能となり、作戦の幅が広がる。
 変更後のタイムスケジュールは下の表のとおり。

-- Friday (*) --
 11.00 - 12.00Practice Session 1
 14.00 - 15.00Practice Session 2
-- Saturday (**) --
 09.00 - 09.45Practice Session 3
 10.15 - 11.00Practice Session 4
 13.00First Qualifying Session
 14.00Second Qualifying Session
-- Sunday (***) --
 14.00Race

Note to the Editors:
(*) Friday Practice sessions at Monaco will take place on Thursday.
(**) Except for Canada and United States:
    Practice Session 3: 08.00 - 08.45 / Practice Session 4: 09.15 - 10.00
    First Qualifying Session: 12.00 / Second Qualifying Session: 13.00

(***) Except for Malaysia (15.00), Bahrain (14.30), Canada (12.30),
     United States (12.00), Great Britain (13.00), Japan (14.30) and Brazil (15.00).

Indicated times must be understood to be local time.


 マレーシアGPは開幕戦と同じ予選フォーマット                            2004.03.18 (Thu)

 FIAは現地時間17日、“F1の公式予選について”との声明を発表し、今週末に開催されるマレーシアGPは開幕戦と同じ予選フォーマットで行われることを発表した。
 FIAはこの声明の中で、公式予選のテレビ中継を促進するための施策として、2つの変更を各チームに対し提案していることを明らかにした。

  1) 公式予選の開始時間をこれまでの14時から13時とする。
  2) 決勝のスターティンググリッドを決定する2回目の公式予選はこれまでの1回目の予選終了2分後から14時の開始とする。

 FIAは2項目の変更についてF1委員会が行うFax投票で満場一致の場合は、3月24日に行われる世界モータースポーツ評議会でレギュレーション変更が決議され、早ければ第3戦バーレーンGPから導入される見込みであることを明らかにしている。
 今シーズンの新予選フォーマットについては、BBC(英国国営放送)が12日、FOA(フォーミュラ・ワン・マネージメント)会長のバーニー・エクレストン氏が開幕戦終了後、各チームに対し、「昨年の2日間の予選フォーマットに戻す」「土曜日の予選を1回のみにする」の2つを提案して投票を呼びかけたことを伝え、3チームがこのB.エクレストン氏提案を拒絶したと報じている。
 FIAのスポークスマンはBBCに対し「あと2, 3レースは様子を見るべき」との見解を示すと共に「昨年の予選フォーマットも最初は不満が上がったが、結果的に2003年シーズンはベストシーズンの1つになった」と語っていた。


 新予選に非難集中                            2004.03.09 (Tue)

 今季から導入された新予選システムに対し、ドライバーやチーム、その他関係者から非難が集中している。マレーシアから変わる可能性も十分に考えられる。

 F1最高権威のバーニー・エクレストンは、メルボルンで初めて行われた新しい方式の土曜日の予選を見ていた。“彼にしてみれば”新予選方式で、フェラーリの圧倒的優位を作らせてしまい、失敗に他ならなかったようである。

 「(フェラーリは)タイヤとかエンジンとかいろいろ問題を抱えているはずだったのだが、そうは見えなかった」とフェラーリが1位2位を独占した様子を見てエクレストンは語った。

 ルノー監督・F.ブリアトーレ氏は、「我々にしても観客にしても、つまらなかった。TVにしても長すぎる(予選は以前は1時間のみであったが、今年は2時間となり長くなった)し、意味がない(バリチェロいわく、「予選1回目で真剣にアタックしているドライバーは10%程度しかいなかった」とのこと)。我々は集まり、議論する必要がある。同意が得られれば、直ちに動ける。」と語っている。

 またFIAに近い情報筋も、「我々はマレーシア前に新システムが導入されることを望んでいる。」と語っているという。

 さらには、「基本的には今のやり方ではテレビには長すぎるとエクレストンが言った。それに僕も同感だ」と王者ミハエル・シューマッハも予選のやり方を変えることに賛成している。

 考えられる変更案としては、“2003年システムへの回帰”や、“予選前半を30分間の混走で後半の出走順を決め、後半を1ラップ予選とする”などが考えられている。


 2004 Entry List                            2004.03.04 (Thu)

2004 FIA FORMULA ONE WORLD CHAMPIONSHIP
*ENTRY LIST*


N  Driver (Nat)  Team  Constructor
1  Michael Schumacher (GER)  Scuderia Ferrari Marlboro  Ferrari
2  Rubens Barrichello (BRA)
3  Juan Pablo Montoya (COL)  BMW WilliamsF1 Team  Williams BMW
4  Ralf Schumacher (GER)
5  David Coulthard (GBR)  West McLaren Mercedes  McLaren Mercedes
6  Kimi Räikkönen (FIN)
7  Jarno Trulli (ITA)  Mild Seven Renault F1 Team  Renault
8  Fernando Alonso (ESP)
9  Jenson Button (GBR)  Lucky Strike B・A・R Honda  B・A・R Honda
10  Takuma Sato (JPN)
11  Giancarlo Fisichella (ITA)  Sauber Petronas  Sauber Petronas
12  Felipe Massa (BRA)
14  Mark Webber (AUS)  Jaguar Racing  Jaguar Cosworth
15  Christian Klien (AUT)
16  Cristiano Da Matta (BRA)  Panasonic Toyota Racing  Toyota
17  Olivier Panis (FRA)
18  Nick Heidfeld (GER)  Jordan Ford  Jordan Ford
19  Giorgio Pantano (ITA)
20  Gianmaria Bruni (ITA)  Minardi F1 Cosworth  Minardi Cosworth
21  Zsolt Baumgartner (HUN)

Names of drivers are subject to the granting of a Super Licence and to the agreement of the Contract Recognition Board.

In accordance with Article 58 of the 2004 Foumula One Sporting Regulations, drivers may be nominated and/or changed until 16.00 hrs on March 4, 2004.



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