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Round 4 スペインGP,バルセロナ |
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Grand Prix of Spain, Barcelona |
2008/04/25 (Fri) - 2008/04/27 (Sun) |
*開催日程* (日本との時差) -8h (サマータイム中は-7h) |
| 現地時間 |
日本時間 | プログラム |
04/25 (Fri) | 10.00-11.30 |
17.00-18.30 | Free Parctice 1 |
14.00-15.30 |
21.00-22.30 | Free Parctice 2 |
04/26 (Sat) | 11.00-12.00 |
18.00-19.00 | Free Parctice 3 |
14.00- |
21.00- | Qualifying |
04/27 (Sun) | 14.00- |
21.00- | Race |
*コース概要+GP説明* |
コース |
Circuit de Catalunya |
距離 |
4.655 km × 66 Lap - 0.126 km = 307.104 km |
説明 & 特徴 |
今年もヨーロッパラウンド開幕戦のカタロニア。温暖な気候に恵まれ,低速から高速まであらゆるコーナーがバランスよく配置されているため,グランプリだけでなく公式テストでも使用されている。昨年,最終コーナー手前の高速コーナーを改修してシケインが登場。しかし,タイヤへの付加は依然として大きく,セットアップの良し悪しがレース結果へシビアに反映される。ここで速い車はどこでも速い,まさにごまかしのきかないサーキットといえる。フライアウェイ3ラウンド後,2週間空くため,改良マシンを投入するチームも多いはず。
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*コースレイアウト* |
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[スペインGP・プレビュー]
1. 空力パーツのアップデート
スーパーアグリ,トロロッソを除く9チームは空力パーツ・サスペンションのアップデートのためにバルセロナテストをこなした。フェラーリのフロントウイング(上部が開いていてフロントウイング下側から流れた空気をうまく流す),ウィリアムズのフロントウイング形状の変化,ルノーのエンジンカウルのレッドブル化などが目立ったが,各チーム細かい変更を相当加えているはずである。
また一方でテスト期間中,来年度に使用されるスリックタイヤのテストが行われた。タイヤウォーマーなしの場合,スリックタイヤで走るとアウトラップ後の次のラップでも最も速いときから8秒も遅くては1コーナーが非常に危険である。何人かのドライバー(ミハエル,デラロサ,マッサなど)はタイヤウォーマーは残したほうがよいとコメント。ご意見番ミハエルのコメントの重みはあるのだろうか。スリックタイヤテストのため,ダウンフォースレベルが各チームばらばらでテストタイムへの理解がいつものテスト以上に難しい。
2. フェラーリが優勝候補
バルセロナテストを受け,各チームフリー走行ではセットアップの確認・微調整を行うだけで済むはずであり,チームの実力差が如実に現れる。マレーシア,バーレーンと安定していたフェラーリが優勝候補であり,続いてBMWザウバー,マクラーレンがバトルを繰り広げるだろう。
以下,トヨタ,ルノー,ウィリアムズ,レッドブル,ホンダの速さは非常に拮抗しており,どこがQ3進出およびポイントを獲得してもおかしくない。フォースインディアは大きくモディファイしてきており,ひょっとすればQ2進出もあり得る。スーパーアグリはGPに車を並べられるのか・・・
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