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Round 3  バーレーンGP,サキール
Grand Prix of Bahrain, Sakhir
2008/04/04 (Fri) - 2008/04/06 (Sun)

▼予選セッションの結果(Qualifying Session Result)
Pos No.  Driver (Nat) Team Q1 (20 min.) Q2 (15 min.) Q3 (10 min.)
Pos Time Laps Pos Time Laps Time Laps
1 4  Robert Kubica (POL) BMW 7 1:32.893 3 3 1:31.745 3 1:33.096 6
2 2  Felipe Massa (BRA) Ferrari 1 1:31.937 3 1 1:31.188 3 1:33.123 6
3 22  Lewis Hamilton (GBR) McLaren 4 1:32.750 4 5 1:31.922 3 1:33.292 6
4 1  Kimi Räikkönen (FIN) Ferrari 3 1:32.652 3 6 1:31.933 3 1:33.418 6
5 23  Heikki Kovalainen (FIN) McLaren 12 1:33.057 3 2 1:31.718 3 1:33.488 6
6 3  Nick Heidfeld (GER) BMW 13 1:33.137 3 4 1:31.909 6 1:33.737 6
7 11  Jarno Trulli (ITA) Toyota 2 1:32.493 7 7 1:32.159 6 1:33.994 6
8 7  Nico Rosberg (GER) Williams 8 1:32.903 9 8 1:32.185 6 1:34.015 7
9 16  Jenson Button (GBR) Honda 5 1:32.793 6 10 1:32.362 6 1:35.057 5
10 5  Fernando Alonso (ESP) Renault 10 1:32.947 6 9 1:32.345 6 1:35.115 5
11 10  Mark Webber (AUS) Red Bull 14 1:33.194 6 11 1:32.371 6
12 17  Rubens Barrichello (BRA) Honda 9 1:32.944 6 12 1:32.508 6
13 12  Timo Glock (GER) Toyota 6 1:32.800 9 13 1:32.528 6
14 6  Nelson Piquet (BRA) Renault 11 1:32.975 9 14 1:32.790 6
15 14  Sébastien Bourdais (FRA) Toro Rosso 16 1:33.415 9 15 1:32.915 6
16 8  Kazuki Nakajima (JPN) Williams 15 1:33.386 9 16 1:32.943 6
17 9  David Coulthard (GBR) Red Bull 17 1:33.433 7
18 21  Giancarlo Fisichella (ITA) Force India 18 1:33.501 5
19 15  Sebastian Vettel (GER) Toro Rosso 19 1:33.562 9
20 20  Adrian Sutil (GER) Force India 20 1:33.845 6
21 19  Anthony Davidson (GBR) Super Aguri 21 1:34.140 9
22 18  Takuma Sato (JPN) Super Aguri 22 1:35.725 5
 Note:
 No drivers receive any grid penalty.

[予選セッション・レビュー]  天候:晴れ  路面:dry  気温:29〜28℃  路面温度:44〜38℃

1. クビサ,初PP

 マッサがトラフィックにひっかかったことと自身の燃料がマッサよりやや軽いことで初のPPを獲得できた。このイベントでは予選までの間,ハイドフェルドと比べると一貫して速さを発揮しており,マクラーレンに近いタイムを出せていたのでうまくチャンスをつかんだわけである。
 フェラーリはレースペースが良いことは明らかであり,マッサにいたってはマクラーレンやBMW勢ですら全く太刀打ちできないレベルの速さを持っていると思われる。予選もQ2までは圧倒的な速さを見せていたが,Q3で落とし穴があった。燃料はちょうど3等分の19周分ぐらいを積んでいたと思われる。トラフィックにさえ引っかからなければPPは間違いなかった。
 残りの上位5名はマッサより1〜3周分軽いアタックだったように思われる。スタートおよび1回目のピットストップが表彰台争いにおいて極めて重要であろう。

2. フェラーリ,マクラーレン,BMWザウバー以下もとにかく混戦

 Q2のタイム差を見ても分かるように,当落線上で0.4秒以内に7台がひしめく戦いだった。今回はトヨタ,ウィリアムズ,ルノー,ホンダが抜け出し,レッドブル,トロロッソもQ3に進出してもおかしくない状況にある。Q3に進出したドライバーのうち,バトン・アロンソは明らかにQ2敗退勢と戦うための燃料積載量(25周分前後)を積載して,ロング(hard側のタイヤ)−ロング(hard側のタイヤ)−ショート(soft側のタイヤ)というオーソドックスなパターンで戦うのではないだろうか。一方,トヨタのトゥルーリ,ウィリアムズのロズベルグは前の6台と近い作戦で均等割りに近いのではないだろうか。


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