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Round 3  バーレーンGP,サキール
Grand Prix of Bahrain, Sakhir
2008/04/04 (Fri) - 2008/04/06 (Sun)


 *開催日程*     (日本との時差) -6h
 現地時間 日本時間プログラム
04/04 (Fri)10.00-11.30 16.00-17.30Free Parctice 1
14.00-15.30 20.00-21.30Free Parctice 2
04/05 (Sat)11.00-12.00 17.00-18.00Free Parctice 3
14.00- 20.00-Qualifying
04/06 (Sun)14.30- 20.30-Race

 *コース概要+GP説明*
コース  Bahrain International Circuit
距離  5.412 km × 57 Lap - 0.246 km = 308.238 km
説明

特徴
 首都マナマの中心地から3okm離れた砂漠に,2004年にオープンしたこのサーキット。マレーシア・中国同様,ティルケ設計の近代コースで,直線の直後に低速コーナーを多数配置している。そのため,ブレーキへの負荷が大きく,ブレーキング時の車体の安定性がセットアップのポイントとなる。また,コーナーの立ち上がりでのトラクションを要するためリアタイヤへの負担が大きく,スティント後半に厳しい。特に今年は昨年より1ポジションやわらかい側のタイヤが投入されるため,注意が必要である。
 *コースレイアウト*

[バーレーンGP・プレビュー]

1. タイヤの使い方が重要

 昨シーズンのバーレーンではハード−ミディアムのドライタイヤが使用された。もう1つ軟らかい側でも十分に磨耗ライフが持つと判断されたことから,今年はミディアム−ソフトの組み合わせが採用された。TC,OCなしの影響はタイヤの磨耗という点ではここ2戦でそれほど大きな影響はなさそうであると分析されるが,昨年に引き続いて相変わらずマクラーレンは磨耗に厳しい車であることには変わりない。特にスティント終盤のリアタイヤには厳しく磨耗がきれいではない。マクラーレンはソフトタイヤをどこまで使いこなせるかがレースでフェラーリと戦うポイントとなる。
 フェラーリは予選でしっかり走ることができてフロントローを獲得できれば,スタートで1ポジションダウンしようが必ずレースペースで逆転できるので,とにかく予選軽めでミスをしないことが必勝パターンである。
 BMWはタイヤの使い方+予選の戦い方でマクラーレンと互角の勝負ができるグランプリとなりそう。フェラーリに次いできれいにタイヤを使うチームなので,予選でマクラーレンの前に出ておけばレースでしのぎきるケースも十分にありうる。

2. 第2グループはレース毎に変化

 ウィリアムズ,ルノー,トヨタ,レッドブル,ホンダが完全に団子状態で路面,グリップ,タイヤチョイス,ストラテジー,信頼性のバランスがよりうまいセッティングを出したチームは入賞の可能性がある。タイヤにやさしいとスティントの長さを調節できるため,作戦の幅が広がるメリットがある。第2グループの中ではウィリアムズがその点に関しては有利に進めている。

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